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【書籍チラ見せ】 創刊号のイチオシ人気企画「いまつくられている中国山地2020」

2020年10月に発行した創刊号『みんなでつくる中国山地2020』。ありがたいことにすでに多くの方に読んでいただいていますが、「興味はあるけど販売店が近くにない」「内容を簡単にでも知りたい」という方のために、これから不定期で書籍内の特集や企画を紹介したいと思います。

今回は、中国山地に暮らすローカルジャーナリスト12人が、いま中国山地で起こっている動きについてまとめた特集「いまつくられている中国山地」について。


これは創刊号から100年毎年積み重ねていくことで、中国山地の変化を記録できるように考えられた特集です。中国5県×6つ、合計30事例が掲載されており、おもしろい取り組み、お店、商品などが紹介されています。
そんな数ある事例の中から、今回は各県一つずつ紹介したいと思います!


【鳥取】 おむすび屋ひとむすび

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こちらは和歌山出身の”おにぎりくん”こと店主の小橋さんが、大学時代に出会った一冊の本がきっかけで鳥取にオープンさせたおむすび屋です。周りが就活を始める中でも想いを貫き、卒業後には全国を旅しながら修行を重ね、クラウドファンディングで開業したお店です。ご近所さんからの差し入れをヒントに生まれた種類豊富な具材も気になるところ。
https://www.facebook.com/hitomusubi0312/


【島根】 JACAGO(じゃかご)

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こちらは出雲市内にできた期間現地のビニールハウス居酒屋です。
農閑期の冬場にできることはないかと考え、10万円程度の低予算&家族の力も借りた手作りで完成させました。地区唯一の居酒屋として地元住人に親しまれているだけでなく、話題性から地区外からわざわざ足を運ぶ人もいるのだそうです。
https://www.facebook.com/Jacago

【岡山】
 パブリックハウス アンド サウナ 久米屋

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こちらは美作市内にある蔵サウナ。隣接する一棟貸ゲストハウス「久米屋」の運営メンバーの一人が、小さなコミュニティにおける人と建築の在り方を考えていくうちに、使わなくなった蔵と母家の関係がフィンランドなどのサウナ小屋と母屋の関係に近しいことに着目し、作られました。蔵の新しい活用法として注目です。
https://www.facebook.com/中右手で蔵サウナ-135577890483885/


【広島】 シフクノモリ

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こちらは中国山地の木を使った、手彫りスプーンやアクセサリーをつくるブランド。もともとトレッキングガイドをしていた方が、栗、桜、ブナ、カエデなどの木々を小刀などで削って製作しています。木の種類によって色や質感が異なり、それ個性がかわいらしい作品たちです。
https://www.instagram.com/linotree/


【山口】 小さなまちのkiosk「Agawa」

こちらは萩市の「萩ゲストハウスruco」が、下関市にあるJR山陰線の無人駅・阿川駅にオープンした商業施設です。カフェだけでなく、観光地・角島にも近いことからレンタルサイクル施設も入っています。公共性の高い駅という空間を活用した事例です。
https://www.agawa1928.com


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その他の事例も、地域に根付いているローカルジャーナリストたちだからこそ集まったディープな情報ばかりです。中国山地会員の中には、週末の度に創刊号を片手にあちこち巡っている方も・・・!
創刊号は「地元から、世界を創り直す!」というコピーの通り、新しい地元のかたちを考える特集や、コロナ禍において地元を考え直す特集など、読み応えのある特集も多い中で、今回紹介した「いまつくられている中国山地」は『地球の歩き方』ならぬ『中国山地の歩き方』としても手軽に読んでもらえる特集です。

その他にも「知らなかった!」「おもしろい!」と思ってもらえる事例を自信を持って紹介しています。ぜひ誌面でじっくり楽しんでみてください。


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