くらら©︎

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最近の記事

サカナクション・山口さんの公開ラジオ放送を見てきました

何気なくYouTubeを開くと、オススメでサカナクション・山口さんがYouTubeライブを配信していた。 私の住む地域で数日間ライブが行われるらしく、それに伴って、翌日ラジオに2本出演するらしい。 チャットを見ながら質問などに答える中、 「出待ち?全然オッケーよ!全員にサインするし、写真も撮る」と仰っていたので、写真目的で間に合う時間帯の方に駆けつけることにした。 決めてから見に行くまでの間、それはそれは妄想が膨らみまくった。 ライブは来るの?と言われたら、正直に行けな

    • お好み焼き屋

      友人が同僚と退勤後に何か食べて帰ろうかということになり、職場の近くのお好み焼き屋に入った。 2人は店主と話が盛り上がり、仲良くなった。 店主は、休みの日でも俺の携帯に電話してくれたらいつでも開けてあげるよと言ってくれた。 数日後、2人はまたそのお好み焼き屋に向かった。 たまたま定休日だったので、店主の携帯に電話をしてみた。 すると、「いや、今日休みなんだけど…。」との返事にこちらも「あぁ…そうですか」と返すしかなかった。 さらに少しの日が経ち、また2人は向かった。

      • いつもの通り道②

        (過去投稿のいつもの通り道の続き) 朝、駅に向かって歩いていると、若い女性に「この先に猫がいて怖いので、ついて行ってもいいですか?」と声をかけられた。 一緒に歩いて例の猫がいなくなった瞬間に小走りでその女性は走り去って行った。 「今度猫カフェにでも行きませんか?」と誘えなくて後悔した。 というのが前回のあらすじ。 それから半年後、僕は部署異動で別のオフィスで勤務することになった。 数ヶ月してなれて来た頃、猫の女性に似た人が社内にいた。 ただ身長が全く違うと感じた

        • 台風の夜

          今年はあまり台風に悩まされずに済んだ一年だった。 4年ほど前だったか、 その日は台風の予報だった。 ところが朝は曇りという感じで、雨すら降っていなかった。 そのためにいつも通りバイクで出勤した。 午後になると空が荒れ始めた。 夕方には暴風雨でバイクで帰宅は困難と判断して、地下鉄に乗った。 ただ駐輪場そばには大きい川があり、氾濫しないように両端はかなり高い壁になっているものの、これまでに見たことないぐらいに水位があがり、バイクが川にさらわれるのではないかとずっとハ

        サカナクション・山口さんの公開ラジオ放送を見てきました

          ビデオ通話

          他県に住む弟家族が実家に帰省することになり、僕を甥っ子目的で帰省することになった。 普通は実家の県の名産品をお土産として持ち帰るのが一般的であるが、僕は弟の住む県のお土産を持ち帰ることにした(弟は遠くの県に住んでいる) ただそれを思いついたのが、ギリギリであったために、既に弟家族は車で出発していた。 気を利かせてくれた弟はサービスエリアでビデオ通話にしてくれて、僕は遠隔で商品を選んでいた。 好みのお菓子があったので、それを買ってきてもらうことにした。 ビデオ通話が終

          アボカドの木

          インターネット検索で 「◯◯(某地名) アボカドの木」 と入力すると、いくつかブログがヒットする。 その中身は共通して、 「この神社にアボカドの木が生えている。普通この環境では育たないはず。誰が植えたんだ。知ってる人がいたら教えて欲しい。」と書かれている。 実は僕はこの答えを知っている。 植えたのは友人の父で、若いときにフランス料理店で働いていた際に、かなり酒に酔った勢いでアボカドの種を某神社に植えていた。もう40年ぐらい前だと思う。 それが順調に育ち、立派な木

          アボカドの木

          深夜の電話

          夜の0時を過ぎた。 日付が変わって、知人は誕生日を迎えることができた。 すると、部下から電話がかかってくる。 さっそくバースデー電話してくるなんて、いいやつだなーと思い、電話に出た。 部下は「すみません、システムトラブルが起こっちゃったみたいなんで、今から出社します」 期待はずれではあったが、「あぁ、分かりました。」と電話を切った。 改めて眠りについたのも束の間、30分後にまた先ほどの部下から電話が鳴った。 「すみません、やっぱり○○も一緒に出勤します。」 「

          深夜の電話

          結婚して初めて住んだアパート

          知人の話。 知人はおおよそ15年ほど前に結婚し、2人でアパートを借りた。 しかし、住んですぐに水漏れしてしまい、すぐに管理会社へ連絡した。 しばらくするとオーナーが修理に来てくれた。 そのオーナーは80代ぐらいでとても体が大きい男性だった。 無事に修理は終わり、水回りも快適に使えるようになった。 数日後、テレビを見ていると、見覚えのある人物が映っている。 例のオーナーがニュースに出ており、とある犯罪を犯してした。 怖くなった知人はすぐに管理会社に連絡して、退去

          結婚して初めて住んだアパート

          コンビニ作りたい

          2年ぐらい前に近所をラフな格好で朝に散歩していた。 するとスーツを着て、首からストラップをかけた男性が声をかけてきた。 「私はロー○ンの者なのですが、このあたりコンビニないのであったら便利ですよね?」 「まぁ、そうですね」 「コンビニ作るので頑張ります!!」 と張り切って去っていった。 そしてその1年後、ファ○マができた。

          コンビニ作りたい

          科学雑誌を読んで学んだこと

          『ニュー◯ン』という有名な科学雑誌がある。 僕の先輩はそれを定期購読している。 彼曰く、毎月同じような内容が書いてあるそうだ。 ただ、毎月読んでいて気付きがあり、それが実に面白かった。 地球には強い重力があり、生物や物体といったあらゆるものが地面に引っ張られている。 人間もそれと同じでとても魅力的な人(パワーがある人)は大勢の人を惹きつける。 というものだった。 ただ僕は陰キャなので、あまり大勢の人が寄ってきて欲しくはない^^;

          科学雑誌を読んで学んだこと

          黒いステーションワゴン

          用事もないのにバイト先に遊びに行くヤツが一定数いると思う。 僕はまさにそれだった。 高校時代、まだ土曜日が昼まで授業があった頃、 学校が終わったらバイト先(チェーンの酒屋)に自転車で向かった。 スタッフルームには店長とバイト長がいて、ちょうど今から銀行に行くところだったらしく、僕も同行することになった。 バイト長の黒いステーションワゴンに乗り込み、銀行へと車を走らせた。 途中で同じクラスの女子3人が学校から帰宅していたので、手を振った。 しかし、彼女たちは振り返す

          黒いステーションワゴン

          誕生日の度に思い出す

          誕生日の度に思い出すことがある。 13年ぐらい前、僕の誕生日に昼間から友人複数人で遊んでいた(そのときには誕生日については誰も触れてはいない) 時刻は夕方になろうかという頃、その内の一人の家にみんなで行くことになった。 ただ僕だけはなぜか少し遅れて来て欲しいとお願いされた。 これは遅れて家に入ったら、クラッカーや風船でサプライズお祝いされるパターンだと確信した。 そして遅れて入室。 普通に何もなく終わった。 確信とは…。

          誕生日の度に思い出す

          仲良し女子中学生2人組

          毎朝同じ時間に家を出て、同じ時間に地下鉄に乗る生活をしている。 毎朝地下鉄までの道の途中で必ず女子中学生2人組とすれ違う。 2人は毎日ニコニコしながら会話を弾ませている。 それを何十回何百回見たことだろう。 そんなある日、いつものように地下鉄に向かっていると、2人のうちの1人が彼氏と手を繋いで通学していて、驚いた。 まぁそんな年頃だからそんなこともあるだろうと思った。 ただそのカップルとすれ違った数分後、50mほど後ろに2人組の片割れの子が1人でとぼとぼ歩いていた。

          仲良し女子中学生2人組

          オフィス移転のバイト

          16年ぐらい前だったと思う。 派遣会社に登録して、日雇いバイトの仕事を何回かした。 その中の一つに事務所移転作業があった。 個人宅の引越し作業はかなりハードなイメージがあったので、事務所ならばと安心したのを覚えている。 当日、決められた時間に作業員が集まる。 そこでバイト長みたいな人(日雇いバイト長くやってそうな感じ)が注意事項を一つ一つ説明した。 ただ、「移転作業中に壁にぶつけてしまった場合、その場で写真を撮ってください。そして給与から¥3000差し引かれます」

          オフィス移転のバイト

          真夜中のプール

          中学生のとき、真夜中に学校に侵入し、プールで遊ぶことが密かに流行っていた。 僕も夜中の3時に集まって、プールで遊ばないか?と友人に誘いを受けた。 ただ、そんな時間に起きるのが面倒だったために、丁重に断った。 そんな中、お調子者のしょうたくんはなぜか朝の7時にプールに侵入した。 そして、普通に先生に見つかって怒られた。 その時間は当たり前に先生は出勤していると思う。

          真夜中のプール

          20円貸して

          昼休憩のラストはペットボトルのコーヒーを買って、午後に飲み干すのがルーティンだった。 いつものように自販機の前に立ち、財布を開けると小銭が20円足りず、お札も大きい額しかなかった(その自販機が対応していない) 自席に戻り、仲の良い主婦さんに20円を貸してくれないか交渉すると、20円はないけど50円玉ならあるということだったので、貸してもらった。 その際、主婦さんと「明日の朝返したら、周りのみんなが何事!?って爆笑するやろうね」「させてやろう」と2人で悪い顔で企んだ。