くらら©︎

くらら©︎

最近の記事

サカナクション・山口さんの公開ラジオ放送を見てきました

何気なくYouTubeを開くと、オススメでサカナクション・山口さんがYouTubeライブを配信していた。 私の住む地域で数日間ライブが行われるらしく、それに伴って、翌日ラジオに2本出演するらしい。 チャットを見ながら質問などに答える中、 「出待ち?全然オッケーよ!全員にサインするし、写真も撮る」と仰っていたので、写真目的で間に合う時間帯の方に駆けつけることにした。 決めてから見に行くまでの間、それはそれは妄想が膨らみまくった。 ライブは来るの?と言われたら、正直に行けな

    • お好み焼き屋

      友人が同僚と退勤後に何か食べて帰ろうかということになり、職場の近くのお好み焼き屋に入った。 2人は店主と話が盛り上がり、仲良くなった。 店主は、休みの日でも俺の携帯に電話してくれたらいつでも開けてあげるよと言ってくれた。 数日後、2人はまたそのお好み焼き屋に向かった。 たまたま定休日だったので、店主の携帯に電話をしてみた。 すると、「いや、今日休みなんだけど…。」との返事にこちらも「あぁ…そうですか」と返すしかなかった。 さらに少しの日が経ち、また2人は向かった。

      • いつもの通り道②

        (過去投稿のいつもの通り道の続き) 朝、駅に向かって歩いていると、若い女性に「この先に猫がいて怖いので、ついて行ってもいいですか?」と声をかけられた。 一緒に歩いて例の猫がいなくなった瞬間に小走りでその女性は走り去って行った。 「今度猫カフェにでも行きませんか?」と誘えなくて後悔した。 というのが前回のあらすじ。 それから半年後、僕は部署異動で別のオフィスで勤務することになった。 数ヶ月してなれて来た頃、猫の女性に似た人が社内にいた。 ただ身長が全く違うと感じた

        • アボカドの木

          インターネット検索で 「◯◯(某地名) アボカドの木」 と入力すると、いくつかブログがヒットする。 その中身は共通して、 「この神社にアボカドの木が生えている。普通この環境では育たないはず。誰が植えたんだ。知ってる人がいたら教えて欲しい。」と書かれている。 実は僕はこの答えを知っている。 植えたのは友人の父で、若いときにフランス料理店で働いていた際に、かなり酒に酔った勢いでアボカドの種を某神社に植えていた。もう40年ぐらい前だと思う。 それが順調に育ち、立派な木

        サカナクション・山口さんの公開ラジオ放送を見てきました

          深夜の電話

          夜の0時を過ぎた。 日付が変わって、知人は誕生日を迎えることができた。 すると、部下から電話がかかってくる。 さっそくバースデー電話してくるなんて、いいやつだなーと思い、電話に出た。 部下は「すみません、システムトラブルが起こっちゃったみたいなんで、今から出社します」 期待はずれではあったが、「あぁ、分かりました。」と電話を切った。 改めて眠りについたのも束の間、30分後にまた先ほどの部下から電話が鳴った。 「すみません、やっぱり○○も一緒に出勤します。」 「

          結婚して初めて住んだアパート

          知人の話。 知人はおおよそ15年ほど前に結婚し、2人でアパートを借りた。 しかし、住んですぐに水漏れしてしまい、すぐに管理会社へ連絡した。 しばらくするとオーナーが修理に来てくれた。 そのオーナーは80代ぐらいでとても体が大きい男性だった。 無事に修理は終わり、水回りも快適に使えるようになった。 数日後、テレビを見ていると、見覚えのある人物が映っている。 例のオーナーがニュースに出ており、とある犯罪を犯してした。 怖くなった知人はすぐに管理会社に連絡して、退去

          結婚して初めて住んだアパート

          コンビニ作りたい

          2年ぐらい前に近所をラフな格好で朝に散歩していた。 するとスーツを着て、首からストラップをかけた男性が声をかけてきた。 「私はロー○ンの者なのですが、このあたりコンビニないのであったら便利ですよね?」 「まぁ、そうですね」 「コンビニ作るので頑張ります!!」 と張り切って去っていった。 そしてその1年後、ファ○マができた。

          コンビニ作りたい

          科学雑誌を読んで学んだこと

          『ニュー◯ン』という有名な科学雑誌がある。 僕の先輩はそれを定期購読している。 彼曰く、毎月同じような内容が書いてあるそうだ。 ただ、毎月読んでいて気付きがあり、それが実に面白かった。 地球には強い重力があり、生物や物体といったあらゆるものが地面に引っ張られている。 人間もそれと同じでとても魅力的な人(パワーがある人)は大勢の人を惹きつける。 というものだった。 ただ僕は陰キャなので、あまり大勢の人が寄ってきて欲しくはない^^;

          科学雑誌を読んで学んだこと

          誕生日の度に思い出す

          誕生日の度に思い出すことがある。 13年ぐらい前、僕の誕生日に昼間から友人複数人で遊んでいた(そのときには誕生日については誰も触れてはいない) 時刻は夕方になろうかという頃、その内の一人の家にみんなで行くことになった。 ただ僕だけはなぜか少し遅れて来て欲しいとお願いされた。 これは遅れて家に入ったら、クラッカーや風船でサプライズお祝いされるパターンだと確信した。 そして遅れて入室。 普通に何もなく終わった。 確信とは…。

          誕生日の度に思い出す

          仲良し女子中学生2人組

          毎朝同じ時間に家を出て、同じ時間に地下鉄に乗る生活をしている。 毎朝地下鉄までの道の途中で必ず女子中学生2人組とすれ違う。 2人は毎日ニコニコしながら会話を弾ませている。 それを何十回何百回見たことだろう。 そんなある日、いつものように地下鉄に向かっていると、2人のうちの1人が彼氏と手を繋いで通学していて、驚いた。 まぁそんな年頃だからそんなこともあるだろうと思った。 ただそのカップルとすれ違った数分後、50mほど後ろに2人組の片割れの子が1人でとぼとぼ歩いていた。

          仲良し女子中学生2人組

          15年間引きこもりだった

          知人から以前聞いた話。 15歳からずっと引きこもっていた男の子がいた。 30歳になった。 そろそろ外に出ないとまずいと感じて働くことに決めた。 かなりの勇気が必要だったが、勇気を出して企業に電話した。   面接の日が決まった。 当日になった。 面接室に入室すると、彼を見た面接官は驚愕する。 パジャマで来社していた。 これまで15年間、社会のことを知らなかったために、面接にはスーツで応じるという常識を知らなかった。 面接官は「とりあえずうちでは雇えない、関

          15年間引きこもりだった

          叔父さんのオススメのお店

          名古屋で弟の結婚式に出席した。 式が終わった後に家族の中で自分だけ一足先に、叔父さん夫婦のご自宅に泊まらせてもらうことになった。 名古屋市内から車で1時間もないぐらいの時間をかけて自宅へ到着。 それほど時間は空けずに叔父さん夫婦は食事へと連れて行ってくれた。 40分ぐらいかけ、隣の隣町のお店に着いた。 そして僕は看板を見て唖然とした。 [博多ラーメン] 僕は博多から来ていた。 「式を挙げた弟も好きな店なんやでー」と自信満々の叔父さん。 僕はラーメンとチャーハ

          叔父さんのオススメのお店

          晴天の結婚式

          10年ほど前に高校の友人の結婚式にお呼ばれした。 友人とは高校以来、会っていなかったので、そんな僕を招待してくれてとても嬉しかった。 ただ一つ心配なことがあった。 ぼっちだったらどうしようと。 そんな不安を抱きつつ、帰省。 そして地元から一時間半離れた式場へ母親に送迎をお願いした。 少しドキドキしながら式場へログイン。 受付の中の一人を見てハッとした。 中学の同級生のKくんだった。 Kくんとは会ったら話すし、なんなら昼休みにKくんの家でアイスを食べたりしてい

          晴天の結婚式

          遠距離恋愛中の彼女

          とある男の子には遠距離恋愛中の彼女がいた。 男の子は福岡住みで彼女は長崎だった。 定期的に会いには行っているのだが、今回は彼女にはサプライズで会いに行くことにした。 いつも通り、楽しいことを考えながらウキウキでバイクを走らせた。 彼女のマンションに着いた。彼女のリアクションが待ちきれない。 マンションのドアを開けると、ソファで知らない男が彼女に腕をまわして、2人でDVDを観ていた。 それが目に入った瞬間、 我を忘れて、その男を数え切れないぐらい殴った。 行きはウ

          遠距離恋愛中の彼女

          初めての一人暮らし

          田舎から地方都市で一人暮らしをすることになった。 そこは家具家電付きの当時流行していたアパートであったが、六畳もない部屋になぜか二段ベッドが鎮座するスタイルの部屋だった。 ただでさえ狭い部屋に、二段ベッドの存在感で、テーブルとイスを置くと、 ほぼ歩き回れるスペースが皆無だった。 そんなことを感じた一日目、早くもトラブルが発生する。 風呂が稼働しない。 当時はスマホもないし、インターネットも普及していない時代だったので、とりあえず母親に電話をした。 すると隣町に住む

          初めての一人暮らし

          学生街の定食屋

          通常の二倍の量の定食が400円や500円で頂ける、学生には非常にありがたい定食屋があり、13年ほど前によく通っていた。 いつものように高々と聳え立った唐揚げ丼を食べていた最中だった。 後輩から「今何してるんすか?」と連絡が入り、 数分後には隣に着席していた。 すごい量の唐揚げ丼に苦戦していた僕を見た後輩は 「こんなん余裕っすよ!」と息巻いていた。 それにも関わらず、後輩は「俺もう無理っす!」と半分あたりで根を上げていた。 お腹をぽっこりさせた僕らは近所の本屋で外車雑

          学生街の定食屋