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【中年必読】 脳科学者が教える、真の自分を見つけて幸せになる方法

結局、他人のために自分を蔑ろにし過ぎると闇落ちしていくのではないか。

自分と向き合わないから、自分が何を欲しているかわからなくなるし、一番身近で大切にしてあげないといけない自分を一番無視しているから、自分に価値を感じなくなる。

そのまま突っ走っていくとどうなるか?

  1. 他人に評価してもらう

  2. 自分の価値を感じる

  3. ドーパミン出る

めでたくドーパミンを得るためのジャンキーと化して1〜3のループを繰り返す。

脳みそという作りは精密だが、機能としてはバグだらけというものによって、電気の伝達経路が強化されてしまって悪癖から抜け出せなくなる。

いま読んでいる本が、脳みそについてのいろんなことを大変興味深く記述してくれている。(著者はTEDでの登壇動画が有名らしい)

WHOLE BRAIN(ホール・ブレイン) 心が軽くなる「脳」の動かし方

脳科学者ジル・ボルト・テイラー博士の著書「ホール・ブレイン-心が軽くなる「脳」の動かし方」という難しそうな感じですが「現実は現実じゃない」という脳の秘密が興味深い実体験を通して語られてます。

脳の仕組みを理解することで、自分が抱える悩みや葛藤から解放される感じがありました。

大事なことは「脳の四つの声」に耳を傾けることにあり、脳には4つの異なるキャラクターが存在するということが初耳です。

分析家: 論理的思考と批判性を司る左脳の住人です。物事を客観的に捉え、分析し、判断を下す役割を担っています。

感情家: 喜怒哀楽の感情を司る左脳のもう一人の住人です。愛、憎しみ、悲しみ、喜びといった感情を処理し、表現します。

夢追い人: 想像力と創造性を司る右脳の住人です。固定観念にとらわれず、自由な発想とひらめきをもたらします。

真の自分: 脳の奥深く、右上部に位置する真の自分自身です。すべての経験や記憶、感情を統合し、宇宙と繋がる魂の核と言えます

ジル博士は、脳卒中によって左脳機能を失ったという自身の経験を通して、脳の働きを深く理解したというレアな存在。

左脳が機能しなくなったことで、彼女は世界を全く新しい視点で捉えることができるようになったそう。

従来の脳科学では説明できなかった、五感を超えた知覚や、宇宙との一体感といった神秘的な体験を経験したジル博士は、脳が作り出す幻想と、真の自分自身との違いを明らかにしたところが画期的すぎて、他の脳科学本と一線を画すところだと思います。

「ホール・ブレイン」は、脳の4つのキャラクターを理解し、真の自分自身と繋がることで、人生をより豊かに、より自由に生きるための指針を与えてくれるとしていて、日常に取り入れられる具体的な方法が紹介されています。

よく耳にする瞑想、マインドフルネス、アートセラピーといったものが挙げられてますが、ジル博士の体験談を知ってしまった以上、こうしたものが脳の働きを活性化し、真の自分自身と繋がるために有効なんだなというのは納得させられてしまうところ。

脳の仕組みを理解し、真の自分自身と繋がることで、以下のような恩恵を得ることができるとのことですが、結局みんなが欲しているところなんじゃないかと思いました。

  • 不安やストレスから解放され、心の平穏を得ることができる

  • 創造性と直感が高まり、新たな可能性を発見できる

  • 人間関係を改善し、より深い愛と繋がりを感じることができる

  • 人生における真の目的を見つけ、充実した人生を送ることができる

脳科学と精神世界の境界をまたいで「幸福」と呼ばれる状態?への道を明快に示してくれているものだと感じました。

でも中年にもなると、これまで積み上げてきた物質的なものへの欲求が根強く残っていることもあり、過去の遺産を捨てるという作業から始めないとダメそう。。。

時代とともに価値観って、変わるもんなんですね。50年も生きているとその変化を目の当たりにすることになるんだと。

WHOLE BRAIN(ホール・ブレイン) 心が軽くなる「脳」の動かし方

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