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【コラム】マーメイドはひとりで躍る vol. 13

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vol.13


今日は9/23(木)
マーメイド侍さんが毎週ツイキャスで行っている個人ラジオも、話が盛り上がってついに3枠目に突入し、それと同時に日付も変わったところである。

マーメイドさんは今、『アイドルは夢を見せてくれるもの』と熱く語っている。ぜひその詳細を知りたい人はマーメイドさんのYouTubeから後日配信予定のアーカイブを聴いてほしい。


アイドル繋がりではないが、今日はこんなニュースが出た。


このニュースを目にした私の周りの男子大学生の方々は、皆阿鼻叫喚していた。ファンの方とかで困惑している方も少なくなかった。


正直私は、マーメイドさんほどアイドルに詳しくなく、乃木坂やら櫻坂やら日向坂やらは、いくつかの曲と、ゴールデンタイムの番組にグループの看板を背負ってゲストとして出演しているメンバーは知っているかなってくらい

星野みなみがどういう立ち位置なのかは正直よくわかっておらず、まあきっとファンの反応からするに『乃木坂を支えてきた人』『Miss乃木坂』みたいなものなのだろうが、私は正直このニュースのサムネイルにもなっているこの画像を見ても顔がピンとこなかった。ファンの方々には大変申し訳なく思う。世俗には大変疎いもので、もう少し勉強せねばと思った限りである。

そういったこともあって、アイドル素人で勉強不足の私からすれば、「名前は聞いたことあるけど顔は思い出せない清純派アイドルとお金持ちのデート」でしかなくて、これを延々と掘り下げたところで面白くないのは目に見えているし、これだけ見たら「ただのよくあるスキャンダルじゃないか」と気にもとめなかったはず。本当にファンの方には申し訳ないんだけど。


じゃあなんでわざわざここまで引っ張るのか。


文春砲された場所がまさかの『阿佐ヶ谷』だったからだ。
このトレンドを見た私は思わず「阿佐ヶ谷!??デートに阿佐ヶ谷!!!!!???」と声を上げてしまった。

長い前置きになってしまったが今日はちょっとその話をしようかと思う。




本編(前半)

大変ありがたいことに、私もこの3年半の大学生活の中で、何名かとお付き合いさせて頂いていた。もちろんその中には星野みなみを含め坂道系・AKB系というかアイドルはいなかったが。

お付き合いをすると発生するイベントの1つが『デート』である。もちろん、「What is the date today?」の「date」と同じスペルではあるがその意味ではなく、お付き合いしている方、もしくは意中の方と一緒にお出かけをするというニュアンスの「date」である。


私は基本的にデートプランを考える時は、フレキシブルに調整ができるように、ざっくりとベタベタの観光地をいくつか決めた上で、それ以外のちょっとした時間は成り行きで決めることが多い。メインイベントとサブイベント的な。

ベタベタの観光地といえば例えば、お台場とか鎌倉とかスカイツリーとか川越とかを指す。関西とかだとエキスポシティとかユニバとか道頓堀あたりとか京都とか神戸とかに該当すると思う。るるぶやまっぷるなどで複数ページにわたって特集が組まれたり、もしくはそれ単体で本が出されているような場所といえば伝わるかな。

そういった街というのは、基本的に「〇〇の街」などのような2つ名がついていることが多い。「温泉街 箱根」とか、「小江戸 川越」とか、「陽キャ大学生がよく行く街 沼津」とか、「高齢者の街 巣鴨」とか


ではそこで、この文章を読んでいる皆様にいくつか問題を出してみるとしよう。

Q1.
阿佐ヶ谷駅周辺にある、人気の観光・お出かけスポットを1つ挙げよ。
Q2.
「〇〇の街 阿佐ヶ谷」

この〇〇に入る言葉を入れよ。

どちらかで何か答えが出てきた方には「阿佐ヶ谷検定10級」の資格を、両方とも答えが出てきた方には「阿佐ヶ谷検定7級」の資格を授けよう。
ちなみに私は両方とも何も出てこなかった。


そんな、何にも出てこない謎の街 阿佐ヶ谷でデートだなんて、なかなかすごいような気がする。例えばお二方が1日中阿佐ヶ谷で入り浸っていようものなら、私とは比べ物にならないレベルのリサーチをしているに違いない。そんなお二方には特別に「阿佐ヶ谷検定準2級」を授けよう。

それか、デートする場所なんてどうでもよくて、あなたと一緒にいられればそれでいいのよ的なパターンなのだろうか。だとしたら前言撤回である。あーあ。


とはいっても、阿佐ヶ谷がデートをするのに最適で、かなりの可能性を秘めている穴場スポットであることをお二方が証明していることに変わりはない。そして私はその魅力に知らず、気付けなかったのである。
逆に言えば、穴場の穴場たる所以、そして阿佐ヶ谷が持つ魅力に気付けば、これまでベタベタのところを中心にデートしていた私からすると1つの転換点になりうるのかもしれない。デートのレパートリーも増えるかもしれない。まあ今彼女おらんけど。

せっかくなので、阿佐ヶ谷にどんな場所があるのかを少し調べてみることにした。

リサーチに使ったサイト

https://rtrp.jp/articles/84939/
http://www.datebiyori.jp/?p=20388
https://anniversarys-mag.jp/33733
https://play-life.jp/plans/13720

まあ詳しいことに関しては、皆様もぜひ一旦このコラムを読むのをやめて、上のリンクから順に、阿佐ヶ谷のおすすめデートスポットをまとめたサイトたち4つ全てに目を通してほしい。その後にまたここに戻ってきてほしい。






本編(後半)

ここから先は、なんとなく目を通している、そんな前提で話を進める。

紹介されていた阿佐ヶ谷デートスポットは、大きく分けると以下の3つになる。

美味しい料理屋さん
ホッと一息つけるような憩いの場:Aさんの庭・馬橋公園など
ある特定の趣味を持つ人たち同士だと長居できるようなスポット:アニメストリートやラピュタ阿佐ヶ谷など

私がこれまで見ていた、スカイツリーやらお台場やらといったベタベタな観光地とはご飯屋さん以外真逆で、年単位で交際をしている、期間長めのカップル向き、もしくはtappleやwithなどのマッチングアプリで、趣味経由でマッチしたカップル向きのデートスポットな気がする。
料理に例えるなら、スカイツリーはハズレのないカレーで、阿佐ヶ谷は奥深い味わいがするスルメとか塩辛とか黒作りみたいなものに該当するのかもしれない。

そして、カップルとか以前に1人でも十分に楽しめるような街である。日本もまだまだおひとり様に優しいようで本当によかった。今度阿佐ヶ谷を開拓するのもありだな。


ここまで、阿佐ヶ谷が持つ魅力についてを簡単に語ってはみたが、ここでふと私は思う。

熟練カップル向きのデートスポットを持つ街、意外とあるんじゃね

阿佐ヶ谷の例からもわかる通り、「美味しい料理屋さん」「ホッと一息つけるような憩いの場」「ある特定の趣味を持つ人たち同士だと長居できるようなスポット」があれば、熟練カップル向きのデートスポットとして成立するのではないかと。しかも各要素それぞれが、意外とどこにでもありそうなものなのであるからこそ、全体として阿佐ヶ谷タイプのデートスポットが意外とありそう感じをより一層醸し出している。

それこそ、「夜になるとローソン以外の灯りがなくなる」と毎度のことのようにその田舎っぷりをネタにしている、マーメイド侍くんの最寄りのはるひ野という街含め、このコラムを購読しているみなさんの地元もしくは現住所の中で、こういった上記のような属性を持つ施設が各1つずつあれば、デートスポットとなる可能性を秘めていると言えるだろう。
場合によっては「星野みなみがあなたの街に来る」なんてことも十二分にありうる。

特に料理店なんかはそうだが、きっと気付いていないだけで、その街には魅力が山ほどあるのかもしれない。まともに遠出ができない状況が長く続いているからこそ、今度交際相手に「あなたの街を紹介してよ」なんて言われた場合の事前リサーチも含めて、1度自分の街を詳しく知り、自分の街の中にある小洒落たお店で外食をしてみるのもいいかもしれない。

私の地元にもテレビで何度か取り上げられたことがある有名な喫茶店があるが、足を踏み入れたことはまだない。いつか時間とお金にそこそこの余裕がある時に、勇気を出して足を踏み入れてみようと思った。


そんなことを長々と書いていたら、いつの間にかマーメイド侍くんのアイドル談義も終わり、時間も1時半になっていた。

結局1時間半ほどかけて書き上げたものは、2021年9月23日現在非リアの私がただひたすらにデートスポットの妄想をする、というものであった。
そして今、「彼女がいない」という現実との差を実感し、その虚無感で満たされ、溺れそうになっている。こういう時の虚無感というものは、どこか某ディズニーランドのゲートを出て舞浜駅に向かう感覚と近い気もする。

今日はもうこの時間なので、この辺の彼女が云々の話は、また別の機会に話そうと思う。


どうか、今日の話が生かされる日が来ることを祈りつつ、
私は躍るのをやめて、布団に入った。


PS:寝る前に、最後に一言だけ。

もし星野みなみさんが報道を否定して、最終的に文春側が間違っていた場合は、ただ単にありもしないソースで星野さんをネタにしつつ、阿佐ヶ谷とはるひ野を同時にネタにした戯け者になってしまう。そうなったら大人しくこの回を削除しようと思うので、そこだけあらかじめご理解いただきたい。

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