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陣中見舞い

旦那さんが、今度の週末、初舞台に立つので、陣中見舞いにピーナッツバタークッキーを45人前焼いて、袋詰めしました!

役者、演劇など全く経験のない彼に依頼がきたのは、約一年前。日本語の流暢な外国人の役にハマる人を探してらしたそうで、知人を介しての事でした。

台本を見た当初、台詞の多さ、明治時代のストーリーなので、難しい日本語の言い回しに一度は、お役を断りましたが、「1年先だから、大丈夫。お願いします。」と押し切られる形で、お稽古を始めた彼。

決心した理由は、英語を勉強している日本人生徒に対して、一方的に頑張れと言うだけでなく、自分が逆の立場で示すことが出来るからと。

圧倒的に他の人達より演技も言語も劣っている彼は、台詞の抑揚の付け方、訛りの矯正のため、ディレクターに自ら個人特訓をお願いしたことも何度かありましたし、私も自宅で練習に付き合ってきました。日本語は流暢ではありますが、やはり、今でも知らない単語があったり、ましてや暗記は難しかったと思います。

私には到底真似ることが出来ませんし、彼は尊敬でしかありません。
だから、ピーナッツバタークッキーを焼くことは、私のせめてもの応援なのです。

全5公演、努力が実ることを願っています。

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