英語学習026 疑問文(Interrogative Sentences) その2、WH疑問文。「はい」か「いいえ」で答えないやつ。
英語の疑問文について、前回はその1として「YesかNoで答えるパターン」を紹介しました。
質問ってなんでもYesとかNoで答えればいいってもんじゃなくて、具体的なことを答えなきゃならない場面ももちろんある。当たり前のことなんだけど、これが英語になると、メチャクチャになることがある。
バカみたいな本当の話、
「飲み物何にする?」
っていう質問に
「Yes! Yes!」
って答えてる人、とにかく笑顔で答えればいいやと思っている人、たまに見かけるんだ。お笑いのコントなら面白いけど、実際の会話だとちょっと怖いよね。
だからまずはYesかNoで答えるべき質問、それ以外で答えるべき質問、それをしっかり判断できるようにね。
で、今回ご紹介するWH疑問文は、YesやNoで答えると、変なやつになるやつ。
例えばこれ。
「はい」とか「いいえ」と答えたところで、会話はつながらないよね。
こういったWHで始まる疑問文は「情報」を欲している疑問文だから。
答えとしては、
In Japan. とか、In Yokohama. とか。
住んでる場所を聞かれてるので、その場所を「情報」として与えてあげないと会話は成立しない。
もちろんここは、I live in Japan. とか、I live in Yokohama. とかでもOK。
こういったWhereみたいなWh-疑問詞で始まる疑問文をWH疑問文って呼んだりする。
こんなやつらね。もちろんこれらで全部じゃないよ。代表的なやつらね。
When「いつ」
Where「どこで」
Who「誰が、誰を」
What「何が、何を」
Why「なぜ」
(Which, Whose)
Howで始まるやつらも同類ね。
How
- How many
- How much
- How old
- How long
- How often
それではWH疑問文の作り方のお話をする。
こんな文があったとする。
そこで、この映画が何時に始まるかわからないと仮定した場合、「11時に」という部分を質問する疑問文を作ることになる。
まず、その尋ねる部分(この場合「11時に」)を疑問詞に変換するんだけど、「いつ」という意味のWhenという疑問詞を使うことにする。(What timeでもいいんだけど、ちょっと簡単に説明したく)
そしてその疑問詞をまず文の先頭に持ってくる。
あとは、前回説明した手順で文を繋げて終わり。
つまり、文中で使われている動詞がBe動詞(is, am, areたち)かどうか。
Be動詞が使われている場合は、主語とBe動詞をひっくり返すだけだったね。
それ以外のいわゆる一般動詞が使われている場合はDoとかDoesを使ったよね。
この文の場合、動詞がstartsとstartにsがついた形だから、doesを使って疑問文を作る必要がある。
When does …
あとは、そのまま繋げるだけ。
ってね。
「何時に?」を質問したいわけだから、その部分をWhenに変換して先頭に出して、does + 主語(V) + 動詞(V) ..の語順だよ。
次にこれ。
この文で、「公園に(at the parek)」の部分がわからない場合、「どこに?」って質問するよね。
だから、Where「どこ?」の疑問詞を使う。
すると、Where.. で疑問文が始まるわけで、残りのI amをどう繋げていくか、そこがわかれば文が完成する。
amがBe動詞だから、主語とBe動詞をひっくり返して、Where am I ? だろうか。
「私はどこにいますか?」って文、なんだかおかしな話だよね。
「あなたはどこにいますか?」って聞くのが普通かな。
そうすると、
が正解。場所を尋ねる疑問文になるわけ。
語順のおさらい。
動詞が一般動詞・・・WH疑問詞 + do/does + 主語(S) + 動詞(V) ..
動詞がBe動詞(is, am. are)・・・WH疑問詞 + is/are + 主語(S) ..
最後におまけを一つ。
その3、選択疑問文 (A ro B ?)
例えばこんな文。
teaかcoffeeどっちが欲しい?って聞かれてるんだから、どっちか欲しい方答えるだけ。
Tea please. 「お茶ください」
みたいな感じで。
もちろん
I want tea.
とか、
I want a cup of tea.
とかでもいいんだけど、より自然な回答としては"Tea please"かな。ご好意を提案されてるんだから、「どうぞお願いします」の気持ちを込めた"please"を付けたいよね。
英語学習025と026のまとめ
つまり、疑問文を使うのは、
「はい」か「いいえ」の答えが欲しい時
詳細な答え「情報」が欲しい時(WHの答え、 A or B?)
今回はここまで。
それではまた!
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