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独学で画家を志し1ヶ月経ったので振り返り


私と同じように独学で画家を志す人がいれば
何か気づきになるかもしれない。
そう信じて発信していこうと思う。

28歳で勤めていた会社を辞め
筆を握ろうと思い立ち1か月が経った。

現在の画家ステータスはというと
・油画初心者
・芸大、美大を出ていない
・小学校のときに落書きがちょっと好きだった

くらいである。

さて、画家に関するステータスがなさ過ぎて
箇条書きにしたものの本の数行で書くことが
なくなってしまった。

画家を目指す人の中では
よーいドンで完全に出遅れている。
圧倒的に不利だ。

そんな私がなぜ画家になりたいか
簡単に紹介しておくと
社会人1~2年目のときに趣味で
アクリル絵を描いてみたときに
楽しかったからだ。
明らかにその他の趣味と比べて
一線を画していた。

あとはおじいちゃんになったりしたときに
画家なのかっこいいなぁとか
そんな感じだ。

早速だが、私は今収入がなく
正直こんな振り返りをしている暇はない
と言っても過言ではないのだが
振り返ることが成長の質を上げていくはずだ。

というわけで付き合って欲しい。

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まず何をしたらいい?
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というところで壁にぶつかった(はや)

社会人だったとき
何かを始めるために
計画を立てるということを
習得していたため
活用していこうと思った。

・目標の設定
・ギャップの確認
・アクション

ざっくりこの辺りがわかれば
何とかなるはずである。

まずは目標なのだが
生計を立てないと話にならないので
少なくとも生活できる水準を目指す。

画家の知り合いもいないので
Google先生の力を借り

・画家で生活するのは
かなり至難であること

・原画販売だけじゃなく
絵の先生になったりすることも
視野に入れること

ざっくりこの辺りを知れた。
知ったとともにどうしようと思った。
思ったより難易度が高いし
夢がないなと感じたからだ。

いや、そんなのなんとなく知ってたでしょ
と思われるかも知れないが
その程度の知識だったのだ。
普通にバカなのだ。

さてここからギャップ、課題を
洗い出すのだが

■作品作り
 L なぜ作るのか?(Why)
 L 自分じゃないといけない理由(Who)
 L 絵の知識、技術(How)

一旦ざっくりこの辺りは整理しなければ。
そしてHowはできるだけ最短で獲得していきたい。

この辺りはおいおいまた自分のことを紹介する際に
触れていこう。

そして上記を整理しつつ
下記も考えていく。


■誰に向けて
市場理解をし、ターゲティングを決める
■何を提供するか
どんな絵が求められるか
それを描くためにどんなスキル、知識が必要かを確認
■どうやってアピールするか
自己理解とブランディングの戦略を立て、SNSの分析をしていく

やることが多すぎて若干パニックに。

一気に全てはできないし
勉強することで見えることもあるはずなので
とりあえず市場の知識を入れていくことにしよう。

【1か月のアクション】

■インプット(リソース60%)
図書館とSNS
(note、youtube、インスタ、Tiktok)
を活用して情報収集していく。
イメージはyoutubeで
ざっくり全体感を掴み
図書館とnoteで
詳細を詰めていく感じ。

後は今人気の芸術家が
SNSによって傾向があるかなどは
インスタ、Tiktokで観ていき
理解を深めていく。

上記でアート市場と絵に関する技法や
歴史の知識をインプットしていく。

世界観、自己ブランディングについてインプット
フォロワーが多い人の分析をする。
あまり見た目で人気を獲得していない人がよさそうだ。

■アウトプット(リソース40%)

・スプレッドシートで目標とアクションの管理
 L 戦略と戦術、自己理解に活用
・インスタ、tiktok
 L 絵、写真の更新にて世界観の構築、絵の反響など見る
・note
 L 文章を書く練習。思考の整理。言葉から世界観を作る練習。

また追ってこの辺りも公開出来たらと思っている。

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とりあえずやってみた
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さて、やることがなんとなくわかったので
とりあえずやってみた。

図書館で学び、カフェで自己理解と戦略の策定
SNSの分析などを行い、
なんとなく全体像の手触り感を出していく。

思ったより難しいのが自己理解のところだ。

自分が何を表現したいのか?
そもそもそんなものがあるのか?
あったときに歴史の流れにどうフィットさせるのか?
それは魅力的なのか?

考えれば考えるほど沼なのだ。
一番時間を使ったと思うし、
まだ確定しているわけではない。

ただ、学んだことはいろいろあった。


【ざっくり学んだこと】

■絵に関して
 L 構図、配色、タッチなどの全体像の確認が完了

■市場に関して
・日本の画家で稼げている人は100人くらい
・日本のアートの市場規模2,363億円 
世界で見ると少ない
・富裕層が原画を買う
・アーティストがアートを直売することはまだまだ珍しい
→画廊(ギャラリー)やデパートなどの
仲介者が介在することが一般的
・世界で評価されるアートは
現代アートの文脈に乗っている

■SNSに関して
・やはり影響力を持つには
SNSへの注力がコスパよさそう。
なんとなくだが、芸術家がSNSを頑張るのが得意ではない
みたいな空気感がある。

・Tiktokで人気だからといって
世間的に人気というわけではなさそうということ。
良し悪しはさておきターゲット層が違う。
そしてこれは感覚だが
抽象画で賛否両論ある人のアカウントの
再生が回っている印象がある。

・絵がうまいからといって
フォロワーが多い(魅力的)というわけではなさそう。
絵を見る以外の何かしらの
ベネフィットを感じているのか?
これはまだわからない。
ただフォロワーが多いと結果的に
オンラインショップの商品(原画など)も売れていそうだ。

・世界観の醸成はアウトプット物によって行われることを知る
つまり人の目に触れるモノ
絵、言葉、写真、見た目、この人は何がいいと思うか?
これがどこに向かっているか?
を知り統一させることが大事な気がする。

まとめると、、
芸術家として最短で成功するには
・絵のスキルを一定まで上げ
・セルフブランディングを構築し
・SNSで発信
・それを売ること

になりそう。
ただこれは画家としてのマネタイズ方法を
全然わかっていないのでひとまずはという感じだ。

人脈がゼロからのスタートなので
自分の影響力を何とかつけていかなければ。

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躓いたこと
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当たり前だが
絵を描くのが信じられないくらい難しい。

描きたい絵をうまく描けない。
油彩に挑戦することにしたのだが
色、構図、タッチ、モチーフの選定など
とにかくうまくいかない。
「線がきれいに引けない」「色がうまく出ない、汚い」
本当に真っ直ぐ線を描くことすら
できないのだ。
とにかくうまいに人の描き方を真似してみる。

これは仮説だが
キャンバスを大きくする、もしくは筆を小さくする。
ゆっくり描く練習をすると修正されるのでは
と思うのでやっていく。
この辺りのノウハウはなかなかに
調べても出てこないのだ。

とにかく量をこなし質に変えよう
という言説の多さにげんなりする。

さすがにスポーツでもそれなりに
科学が発展してきたのだから
芸術も誰か進めてほしい。


そしておそらくだが
この修正によって
全体のバランスを把握しやすくなった気がする。
面が小さくなったので
どこにどう色を配置することで
全体に影響するかがわかりやすくなった。

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さいごに
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さあまだまだこれからなので
状況を共有していきながら成長していこうと思う。
いっぱい見てもらえたら調子に乗って
発信も増やすかもしれない。

頑張ろう!

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