見出し画像

理学療法士×シューフィッター×現役陸上競技選手が教えるフィジカルに合わせたランニングシューズの選び方とフィッティング

みなさんこんにちは
ランニングシューズマイスターのユウヤです(@shoesmeister

このnoteは、これまでコンディショニングをしてきたりインソールを作ってきた1万人以上のランナーや選手の動きや足をみてきた私の、失敗しないランニングシューズの選び方が理論背景から詳しくまとめられています。

ランニングシューズの選び方がわからない
フィジカルにあったシューズを選んであげたい

そんなランナーからトレーナー、セラピストにオススメのnoteです。

これまで多くの方からランニングシューズの選び方から紐の入れ方、結び方などを質問をいただき、その人の動きの特徴や骨、筋肉の特徴からアドバイスをさせていただきましたが、まだまだシューズ選びに困っている選手が多いのが事実です。

そこで、自分が持っているものを多くの人に共有して、少しでもご自身のフィジカルにあったシューズを選んでもらえるようになってほしいと思い、このnoteを書くことにしました。

シューズについての教科書やシューフィッターの資格などもあり、世の中にはランニングシューズについての情報はたくさんありますが、あまりまとまったものがありません。理学療法士、シューフィッター、陸上競技選手の3つの視点でまとめたこのnoteが、多くのトレーナー、セラピスト、ランナーのランニングシューズ選びの一助になれば嬉しいです。

内容は以下の通り

・良いランニングシューズの条件
・インソールを入れる前にシューズをみてみよう

・ランニングシューズの構造
・足の形に合わせたシューズ選びの考え方
・メーカーで足幅が違う?
・各シューズメーカーの特徴
・ランニングシューズの屈曲性と安定性について
・カーボン入りのランニングシューズについて
・ドロップのメリット・デメリット
・ミニマリスト・インデックスとは?
・足の柔軟性とオーバープロネーションについて
・扁平足について

・オーバーレングスとオーバーワイズ
・アウトソールの形状と屈曲位置
・シューズは踵と中足部に注目が最重要!?
・1足を長く使いたい人はミッドソールの硬いメーカーを選ぼう
・短距離選手のためのランニングシューズの考え方
・ランニングシューズの交換時期は?
・良いランニングシューズ選び まとめ
・足関節の固定力が向上する結び方 ダブルアイレット
・驚くほどフィット性が上がるシューレースの入れ方
・シューズによってシューレースの引き方も変わる!?
・エネルギー効率を上げるシューレースの引き方

そこらへんにあるシューズの教科書を買うよりは遥かに情報量は豊富です。
そしてこれから更に情報を増やしていきます。(このnoteはまだまだ完成していません。最終的には3万文字を越えるものになる予定です。)
※note自体の販売打ち切りや値上げは個人的な判断で行いますので、購入はお早めにどうぞ!

なんでランニングシューズ選びが大事なの?

1000人以上のランナーや陸上競技選手、その他スポーツ選手や部活性のコンディショニングに関わってきましたが、非常に多いのが

「足とシューズが合っていない」「踵でフィッティングしていない」

です。

経験上でも文献上でも、シューズがしっかりフィッティングできていない(特に踵の安定性がない状態)選手は大体怪我しやすい。
むしろ何かしら痛みを持っている選手のシューズを確認すると大体合っていない。そしてシューズを変えることで改善ケースも多い。

坂崎らは、シンスプリントの患者に対して靴の買い替え、インソール処方、マッサージなどを行い症状が改善されたと報告し、靴はスポーツ用具の一つであるが、障害の予防及び治療において、その選択と使用には充分注意しなければならないと述べている。

スポーツ障害における靴の評価と治療より抜粋

成長期などでどうしてもサイズが変わってきしまいやすい時期は少し大きめのサイズを選びがちになりますが、それにより緩いせいか前足部でフィッティングさせてしまったりという悪影響が足部の不安定性を助長させてしまいます。
たかが靴かもしれませんが、されど靴です!
ランニングシューズは、正しく選び、正しい履き方ができればパフォーマンスを支えてくれるかけがえのない相棒になります!

インソールを入れる前にシューズをみてみよう

競技をしていると動きに違和感があったり痛みがあれば、技術コーチやトレーナーからも色々アドバイスを貰うと思います。
最後にそれでもダメならギアを考えましょう。
フットギアが自分に合っているかどうかに目を移せるようになれば、コンディショニングの幅は大きく広がります。
セラピストは選手の動きをみてインソールを処方することも多いでしょう。
(私もそうでした・・・)
しかし、インソールを入れる前にシューズを見てあげてください。
合っていないシューズを履いてそこにインソールを入れても効果を発揮できないかも知れません。
逆にランニングシューズの特性を知った上でインソールを作ると、その形状に合わせてパッドの高さや位置も変えることができるので、選手にとって最高の1足に変わります!

良いランニングシューズの条件は?

皆さんがランニングシューズを買う時に求めるものってなんですか??

スクリーンショット 2020-05-06 20.03.54

デザイン的なものや好んでいるメーカーもあるでしょうが、多分上の図のような感じになると思います。

良いランニングシューズを選ぶ上で気にする要素はこちら

サイズ ワイズ 捨て寸
重さ
クッション性 (ミッドソール)
ヒールカウンター(踵のホールド感)
アーチのフィット感
アウトソールの形状 
反発性(ソールの硬さ)
シャンク(真ん中で折れないかどうか) (捻じれないかどうか)
シューレース (フィット感が出るのか)
メーカー(だいぶ作りが違う)

シューズ一つの選ぶのにも気にするところはたくさんあるのです。
競技者のパフォーマンスを最大限に発揮させ、快適さを保ちつつ、障害の発生リスクを低減させるのがシューズの役割です。それだけ気にしなければならないのです。

なので、まずはランニングシューズの構造について、それがどんな機能を持っているのか知っておきましょう。

ランニングシューズの構造

スクリーンショット 2020-05-06 20.03.32

クッション性・反発性→ミッドソール

ミッドソールは衝撃吸収素材やプレートなどが入る部分であり、その厚さでクッション性や重心移動が変わります。

ミッドソールが厚いタイプは後足部(踵周囲)が高く前足部(つま先方向)に向かうにかけてその高さが低くなるため、前方への重心移動が楽にできます
ミッドソールが薄いタイプは軽量化を図った分その高低差がそんなにないため、前足部への重心移動を自らの力で行う必要があるので、ある程度筋・腱の強さが求められます。(土踏まずが低い人には向かないですね)ミッドフット走法のように足底をフラットに着くような方は使いやすいですね。

なので初心者ランナーの方は「めっちゃ軽いほうが良い!」と思ってミッドソールが平坦なレーシングタイプを買うと怪我をし易いです。
ある程度重さが合っても、重心移動を楽なセイフティタイプやトレーニングタイプのほうが実は走っていても省エネで走れるので楽だと思います。
もちろん踵から前足部への荷重するということは重心の移動距離も最も長いので、その分下肢への負荷はかかりますので、実際に履き比べてみてセイフティタイプかトレーニングタイプかを選択することをおすすめします。
ここ5,6年でセイフティタイプのシューズもめっちゃ軽くなってきています。

グリップ性・屈曲性→アウトソール

この続きをみるには

この続き: 17,654文字 / 画像36枚

理学療法士×シューフィッター×現役陸上競技選手が教えるフィジカルに合わせたランニングシューズの選び方とフィッティング

ランニングシューズマイスターユウヤ

500円

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
22
理学療法士、シューフィッター、陸上競技選手の3つの視点から、年間200人以上のインソールの作成、ランニングシューズのフィッティングを行うランニングシューズマイスター。陸上競技を中心としたウェブメディアの編集も行う。2020東京オリンピックメディカルスタッフ。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。