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【コラム】中国に無添加のビッグウェーブが来ている件

コロナの間、4年弱に渡り中国に行けなかった。その間、中国では我々の想像以上の変化があり、例えば以前、日本人駐在者、出張者の間でめちゃくちゃ馴染みだったスーパーマーケット家乐福(Carrefour)が没落して大量閉店していたりと、マイナスもあれば、高速でや地下鉄の新規路線が開通などプラスの変化もあった。
その中で、今年2023年11月末に深圳で気付いた大きな変化についてお知らせしたい。
それは、今、中国に、無添加・減塩・減脂・有機のビッグウェーブが来ているということだ。
私は旅行に行くたび中国に限らず必ず地元のスーパーを訪れる。本当の地元の人の生活が垣間見えるからである。
そこで、醤油コーナーで気付いたのがこの大きな変化。
そもそも中国の醤油のブランドは数限りなく、日本人には使い切れないほどの種類があるのだが、そのメインストリームが添加物0表示のものに取って代わられていた。
中国の醤油はそもそも砂糖がされているものがほとんどだが、それは添加物とは言わないと思う。しかし、今回見た四川省産の醤油には砂糖すら添加されていないとの記述が。また同じブランドで減塩醤油も出されていた。
中国、豊かになり、ついにこの段階に到達したようである。
中国の食品と言うと未だにダンボール餃子の話しを出す人がいるが、それは高速で発展する中国にとっては大昔の話。そんな話しを引き合いに出す様な時代遅れの感覚にならないよう常に注意を払いたいものである。

四川省産の砂糖無添加の醤油
こちらは更に一歩進んだ減塩醤油


こちらは有糖だが、添加物0を謳う
無添加のオイスターソース
有機を強調するオイスターソース
無添加の醤油の酢
油分0のドレッシング

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