自己紹介 #2 新人研修の思い出
30年以上前の新入社員研修で今でも覚えていることがあります
文章を読み、その中で違和感がある部分を論じなさいと言うものです。時間をかけて議論したにも関わらず、誰一人としてその答えにたどりつくことはできませんでした。答えは、、、
「上司についての説明文で彼という人称が使われていたこと]
男女雇用機会均等法が施行されてから日も浅かったこともあり、「あなたたちが活躍する未来の世界では上司が女性であることを経験することが多くありますよ。上司イコール男性だと思い込むことのないようにしましょう」と教えたかったのでしょう。これ、今でいう「無意識バイアス」について触れられていたんですねぇ
それから30年以上が経ち、上司が女性であるケースは当時に比べれば増えたものの、まだまだ少ないですね。世界経済フォーラムによる日本のジェンダー指数は156カ国中120位と低迷しています。特に足を引っ張っているのは政治と経済の世界での女性の活躍ですね
アーリーリタイアした今、女性が活躍できる世界を支援するために、企業に向けたダイバーシティやインクルージョン、女性活躍などの研修などを行っていますが、根っこは30年以上前に受講したこの新人研修にあるのかもしれません
ちなみに女性が活躍できる世界という話をすると逆差別だなんて話になりがちなのですが、それは実のところ性別に関係なく活躍したい人が活躍でき、スローダウンしたい人がスローダウンできる社会だと思っています
人生には様々なステージがあり、ステージに応じてバリバリ働いたり、スローダウンしたり、時には休んだり。20代まで、30代、40代、50代、60代、70代以降、、、
どのステージでもその状況に応じて働き方を柔軟に変える、そんなキャリアの在り方を実践する人が増えたらいいなぁ~
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