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いじめの構造をぶち壊せ!!~同調圧力に抗う強さを~
Twitterで見つけたツイート。記事を読んで、激しく共感できた。
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いじめの構造そのものを、ぶっ壊す可能性
— note (@note_PR) April 15, 2020
感染症の専門家である岩田健太郎教授が新たに執筆したのは「いじめについての本」。なぜそのような本を執筆するに至ったのか、読者に対する思いなど、光文社新書 @kobunsha_shin がインタビューした内容をnoteにしてくれました。https://t.co/f6Mcq2ZiKC
「子供のいじめがなくならないのは、そもそも日本の大人社会が、いじめ体質だからだ――。」
日本は、基本的に社会の構造そのものが「いじめ社会」
だと、主張している岩田健太郎教授。
そして、そもそも、このいじめの構造というのは、
みんなが「こうしなきゃだめだろ」って言う、「規範」みたいなもの
だと書いてあって、元小学校教諭の私としては、激しく同意。
「こうしなきゃだめだろ」ということが、常識になっている世界
もしかしたら、その常識と思いこまれている世界は、正解ではないかもしれないのに…
必ずしも答えが一つとは、限らないのに…
事実、そこからはみ出した子や、ついてこれない子は、知らず知らずのうちに、常識ルート(と思われているルート)から外れていく。
結果、学習意欲の低下や、不適切な態度や行動が見られるようになり、自分で自分の将来の可能性をつぶしてしまう。狭めてしまう。
私はその姿を見て、何度も
「この○○という決まりがなければ、こんなことにならなくて済んだのに」
「個に合わせたカリキュラムで学習できれば、もっと力を発揮できるのに」
と思ったことがあった。
でも、そのルートしか許されない雰囲気が充満している日本。
反対意見を言わずに、空気を読むことが良いとされている日本。
この構造を”壊す”ということをしないと、いじめはなくならず、同調圧力に屈するという惨劇が、ずっと繰り返されることになる。
とのことだった。
私もそう思う。つまり、社会に出る前段階のところから、変えていかなければならないと。
幼稚園や保育園。小学校の段階で。
「コミュニケーションや議論って、空気を読むことではないよ」
「一人一人が自分の意見を主張して話し合い、その結果を受けて、随時、やり方を変えていくことができるんだよ」って。
「正しいことは正しいって言えばいいし、おかしいな、間違っているんじゃないかなって思ったことに対しても、意見を言っていいんだよ」って。
その成功体験が増えれば増えるほど、同調圧力に屈していた世界が変化し始めるんじゃないかと、私は思う。
でも、実際には、それがなかなかできないんだよね。
今、「何でだろう?」って振り返ってみて思ったことは、学校教育の中にある”時間”や”カリキュラム”の縛り。これが全ての原因じゃないかと思う。
とにかく、現場はやることが多すぎて、時間がない。
子ども達に十分議論させたい、意見を聞きたいと思っていても、”決められた時間の中で終わらせるということを優先”してしまう。
もう時間がないから結論に持っていくしかないな
方向性を決めるしかないな
その場合、子ども達の主張を遮り、結論付ける。方向性を決める。
空気を読む同調圧力が、ここで完成させられていくのかもしれない。
今、小学校では道徳が教科化され、外国語の学習の時間も増加された。
さらに、やることが増えた上に、休校措置。
ますます、時間やカリキュラムに縛られ、窮屈な世界になっていくかもしれない。
でも、こんな状況だからこそ、そこにメスを入れ、必要なものと不必要なものを見極め、日本の学校教育の改善、さらには、いじめを作る社会の構造のぶち壊しを図っていくことに期待したい。
光文社新書さんの記事、岩田健太郎教授のインタビューを読んで、感じたことでした(^^)
36歳から始めたスペイン語。新しいことを始めるのに遅すぎることはない!強いマインドがあれば大丈夫! 私はここで日本と世界との情報を共有すること、また、自分の経験を通して一人でも多くの人に学ぶことの楽しさを伝えていきたいと思っております。 よろしければぜひサポートをお願いします。