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3月13日 シカゴ3日目

朝9時くらいに起床。

マックスがロンドン経由でモスコーに帰国していった。

ホステルで生活してると、「はじめまして」と「さよなら」だけの会話になることが多い。けど、それはそれなりの哀愁があるので良し。

部屋に誰もいなくなったので、ここぞとばかりに洗濯を済ます。

ちなみにウォッシュバッグを使っての手洗いで洗濯している。

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これにはほんまにお世話になってます。

11時半くらいにホステルを出発。

今日の昼飯はシカゴ名物のホットドッグにした。

ホステルから歩いてすぐのとこのあったシカゴスタイルホットドッグの老舗Portillo’s Hot Dogsへゴー。

支払いの後、ピックアップカウンターで10分くらい待って商品を受け取る。

野菜ゴロゴロのシカゴホットドッグ。

ケチャップとかはなかった。

これが美味しかった〜。ホットドッグだけで3ドルくらいなので貧乏旅のぼく的にもありがたい存在だった。

ここで1時間くらい今日なにをするか考える。

ティーレックスの標本で有名なフィールド博物館か、戦争中に拿捕したユーボートが展示されてる科学博物館に行くか、悩みつつ。ホットドッグを食う。

ミレニアムパークへ

結局、ミレニアムパークへ向かうことに。決めては金がかからないってことだった。

ふらふら歩きながら向かう。

今日は天気が良かった。改めて、シカゴは高層ビルの街。

この船に乗りながら、川を周遊するのもシカゴの観光名物らしい。

今日は天気が良いから、ひたすらカメラマン気分で写真を撮りまくることにした。気持ちはロバートキャパで撮りまくる。

おもしろい形の高層ビル。

スケボーマントのあんちゃん。

写真を撮りまくるの楽しいな。相棒はiPhone11だけど、僕には十分すぎる。

ミレニアムパークにゲッダン。

LAやサンフランシスコもそうだったけど、街中に突然、まぁまぁしっかりしたでかい公園ありがちなのが良い。

京都にも御所っていう強烈なのがあるけど、あれはあれで良いけど、まぁやっぱ空気は違う。そりゃそっか。

歩いてミシガン湖のほうへ向かう。

シカゴは湖畔にあるクソ巨大な都市。風が吹きまくるのもミシガン湖があるかららしい。

すぐミシガン湖が見えてきた。

高層ビルの真横が巨大な湖。

もはや海。

鳥パート1

鳥パート2

写真に人を入れたくなってしまう。

エビスビーツの良い時間がBGMにくそピッタリだった。

写真撮りまくるの楽しいけど、かっちょよく撮るの難しい。構図ってやつをもっと知りたい。

画面を3分割して考えるといいらしい。こうゆうことなのか。

ミレニアムパークのシンボル。通称、豆。

こんなにでかくてガラス張りなのに繋ぎ目が見えないのがすごいところ、らしい。

ぼく写ってます。

くぐるとこんな感じ。

真下はこんな感じ。

これだけで楽しいな〜。

こんなのもあった。

女性と

男性が向かい合ってる。

顔はどんどん違う人に変わっていく。

そんな感じで、ロバートキャパごっこインミレニアムパークは終了。

帰りしなに、シカゴカルチュラルセンターのガラス片からなるティファニー製のドームも見に行った。

決めては無料だったから。

入り口。ミレニアムパークのすぐ側です。

階段。

ドーム。

「うわー!すげー!」と思ったものです。

いつのまにか夕暮れになってきたので、ホステルに帰宅。

キングストンマインズへ

宿に戻ってバナナとドーナツとコーヒーで簡単に腹ごしらえをして、19時くらいからキングストンマインズというライブハウスを攻めた。

遠かったので、電車に乗る。

一律3ドルなので安い!

シカゴ駅から15分くらいかけてフラートン駅に降り立つ。そこから10分ほど歩いて到着。

キングストンマインズ。

ここも老舗らしい。

ほぼ真向かいにもブルースという老舗のライブハウスがある。

基本、シカゴにあるライブハウスは老舗ばっかりって認識でいいのかな。

チャージは、ブルースが10ドル、キングストンマインズは15ドルだった。

週末は、この2つのお店を行ったり来たりしながら、いろんなライブを楽しめるらしい。

ひとまず、キングストンマインズへインしてみる。

入り口で手の甲にスタンプを押される。これで出入り自由っちゅーことか。

入ると既にステージは始まっていた。

ジョアンナコーナーという、キングストンマインズにしょっちゅう出てるらしいミュージシャンのアコースティックライブ。

おぉ〜、すげ〜。

と、思いつつ、まったり観賞。

そういえばドリンクでコーラを頼んだんだけど、カップが小さすぎてひいた。

ソフトドリンクなんか飲んでんじゃねーよって意味なのかな。

20時半にライブが終了し、10分後くらいからもう一つのステージでライブが始まった。

そう、キングストンマインズは2つステージがあって、1日に2つのバンドが見れるというお得な場所らしい。

日本で1日に何バンドも見れるライブハウスがたくさんあるけど、少し意味合いが違って、

こっちでは1つのバンドが1日に2、3回ずつ演奏することが多いっぽい。

まぁなんにせよお得らしいので良しとしよう。

もう1つのステージに行ったら、さっきアコースティックで演奏してたミュージシャンが、バンドセットでライブしてた。

うおぉぉーー!!!かっこえぇぇーーー!!!

かっこえぇぇーーー!!!!!

これこれ!!これーーー!!!!

イントロがシシーストラットから始まったんだけど、こんなごっついシシーストラット聴いたの初めてでした。

この時点で、僕は完全に満たされてしまいました。

基本、ステージの真ん前はダンスフロアになって、ちらほら踊る人が出現。

考えてみれば、シカゴのブルースバーはどこもこの間取りだったな。

写真ではわかりにくいけど、この後ろはテーブルがあってめっちゃ賑わってました。

最高だよ、キングストンマインズ。

1時間のセットが終わり、もう1つのステージに移動。

このバンドが今日の僕のお目当て。

リコ・マクファーランドというギタリストのバンドなんだけど、有吉さん曰く、今のシカゴで3本の指に入るギタリストらしい。

有吉さんが「リコは見といたほうがええな〜」て仰っていたので、「絶対いきます!!」と答えて今日があったわけです。

白いパーカー着てるおじいさんは、たぶんキングストンマインズのオーナー。

この人が、基本ステージの最初にコールしてから演奏が始まるのがキングストンマインズのお作法ぽい。

かっこえーー!!!

かっこえぇぇーーー!!!!

かっこよすぎてかっこえぇぇぇーーーー!!!!!

ゴリゴリだ、この人。

ジョアンナもリコもだけど、こんなにかっこええ人たちを15ドルで見ていいのか。

やべーな、ウィンディシティシカゴ!!!

こうゆうとことアメリカが音楽にオープンなとこなんだろうな。

この時点で僕は、満たされていたどころか、なんかもう浸かっていた。なにかに浸かっていた。

賑わう店内。

ほんで10時半から、またジョアンナのライブ。

みんなめっちゃ踊ってる。

これは、俺も攻めるしかねーわ。

楽し〜〜!!!!

踊ってるおばちゃんに、なんか褒められた。

どうせなら、その横の若くて可愛い子に褒められたかった。

この時点で、ぼくは満たされてるどころか、浸かってるどころか、なんかも泳いでいた。

そんで、またリコのバンド。この時点で深夜1時。

もう、みんな踊りまくり。

リコも踊らしまくり。

やっぱ、俺も攻めるしかねーわ。

リコー!かっこよすぎるぜーー!!!

今度は知らんおばちゃんにアイライクユーって言われた。

ただ、どうせならその近くにいた、ボンキュッボンな若いお姉ちゃんに言われたかった。

その若い子にアイライクユーじゃなくて、アイラブユーて言われたかった。

リコのセカンドセット終わったあとに、本人に話しかけてみた。

リコもなんかわからんけど、僕を認識してたみたいだった。

まぁ、アジア人が最前列でわっしょいしてたら、目立つわな。

CD買いたいって聞くと、「いま無いんだよな〜。あ、でも車の中にあるかも。見てくるわ」て言って探してくれたんだけど、なかったみたい。

「Facebookで連絡くれたら、送ってあげるよ」て言ってくれたので、連絡してみようと思う。

いつのまにか、2時近くになってて、ジョアンナのサードセットが始まってたけど、翌朝のことを考えて、帰宅。

ほんとに、ダンシングアラウドなワンナイトだった。

てな感じで

ウーバーで帰宅。さすがに深夜に電車に乗る勇気はなかった。

ただ驚愕だったのが、ほんとは翌日にインディアナポリスに移動して、エリカバドゥとコモンのライブを見る予定だったんだけど、ホステルに戻って確認したら、コロナの影響で、11月にリスケジュールされていた。

マジかよぉぉ。

それなら、キングストンマインズで朝までいればよかったな〜。

と思いつつ、早朝にインディアナポリス行きのアムトラックに乗る前に気づけた自分がナイスだなと思いつつ深い眠りについた。

ほんとに最高な夜だった。やっぱ音楽は楽しいわ。


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