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3月16日 ニューオリンズ2日目

8時くらいに起床。

朝飯無料の宿なので、ストイックに朝飯を食わないと。

LAのホステルと一緒でホットケーキを自分で焼くやつだった。

汚いけど、LAのときよりきれいに焼けてるので良し。

部屋に戻ると、無愛想めなヨーロッパからきた彼(国名が聞き取れなかった)が今日、チェックアウトらしく良かったらこれ飲んでくれやと全部くれた。

6人部屋だったから、ほんとはみんなで飲みたかったんかな。すまんな、気づけなくて。

ジャーナリストのローリーも朝、チェックアウトしていった。

これが出会いと別れか……なんてことは特に深く考えもしなかったが、旅ってこんなもんなんだな〜と思う。

その後、ルイアームストロングパークでコンゴスクエアを眺めてみたり、

フレンチクォーターの方へ攻め入る。

フレンチクォーターでだらだら

哀愁漂う少年の背中。

ここで溜まってる連絡を返したり、昨日の日記を書いたりしてた。

その後、河川敷からすぐのとこにあるカフェデュモンドというフレンチクォーター名物のカフェにゴー。

24時間オープンしてるカフェで、ベニエと呼ばれるドーナツが名物らしい。

どれ、注文してみるか。

糖分がやばそうなんがきた。

こんなに砂糖のってるのに、テーブルにまで砂糖が置いてるとこにアメリカを感じた。

美味かったけど、朝のホットケーキもあって胃もたれコンビネーションになりそうだった。

ここで1時間くらい時間を潰しながら、今日の計画をたてた。

しかーし、行こうと思ってたジョージポーターJr.のライブがコロナでキャンセル。

代案でスナッグハーバーにジャーメインネビルのライブ行こうと思ったら、これもキャンセル。

どこもかしこもキャンセルで、コロナの野郎!!!て気分になった。

とりあえずフレンチクォーターをふらふらする。

セントルイス大聖堂の前で若者たちがセカンドラインを奏でていた。

かなりかっこよかった!!

やっぱ僕はでかい音が好きなんだな〜と思う。

他にもいろいろ見て回ったけど、昨日に比べて閉まってる店が多く、全体的に街に元気がないように感じた。

コロナ、すげーな。

でもこの対比が見れただけでも貴重としておこう。

しかし、閉まってるとこ多いな。

生演奏が聴きたいな〜。

と思いつつ夕方くらいに一度ホステルに戻る。

カーミットラフィンズを聴きにいく

宿に戻って、シャワーを浴びる。

夕方らへんは誰もいないので、気持ちのんびりとシャワーを浴びれる気がする。

その後、カーミットラフィンズがやってるお店に行ってみることにした。

ホームページではキャンセル表記されてなかったから、淡い期待を込めて20分ほど歩く。

すげーグループ感溢れる外観。

ただ中に入ってみると、バーはやってたけどライブはキャンセルになってた。明日もキャンセルらしい。

コロナやばいな〜。

カーミットラフィンズ、かなり楽しみにしてただけに残念。

この調子じゃ、昨日のライブが旅で最後のライブになるんじゃなかろうかと少し残念な気持ちになってきた。

ガンボショップへ

カーミットラフィンズの店からフレンチクォーターの方へ歩きながら、さてどうすっかなと考える。

音楽を浴びまくるのが今回の旅の目的だけど、コロナ的にちょい厳しくなってきたので、美味いものを食いまくるを旅の目的に変更することにした。

音楽が聞けなくとも、旅を楽しむ要素はいくらでもあるはずだ。

そもそも、今回のアメリカ横断を除き、基本どこにいっても現地を歩き回り、ただのんびり過ごすってことが多かったので、それはそれでいいじゃないかって気になってきた。

てなわけで、昨日も行ったガンボショップへ、もう一度攻めることにした。

今日はジャンバラヤを食べるぜ。

やっぱ美味いなニューオリンズのご飯は。

米が食えるのが本当に嬉しい。

ガンボスープも食べたくなったので、カップで注文する。

はぁ、贅沢だ。

BBキングブルースクラブへ

ジャンバラヤをジャンバラヤしたのち、もう少しフレンチクォーター付近をジャンバラヤしてみる気になったので、ふらふら歩いてみる。

やっぱ昨日に比べて街に元気がないなぁ。

そういえば、昼間にふらっと寄ったBBキングブルースクラブで生演奏してたなぁと思い、夜もやってるんじゃないかと淡い期待を込めて攻めこんでみた。

19時半くらいに行ったら、ミュージシャンが片付け中で、終わってしまったんかな〜と思ってたら、20時からトリが演奏するぽい。

やったぜ!と思いつつ、チャージフリーだったのでプロの演奏は期待できないかなと思っていた。

完全にプロフェッショナルなライブがスタートした。

うぉぉーー!これこれーー!!

ケビン・ガレジという21歳の若者のステージだった。

チャージフリーでこの演奏を聴けるのは、ほんまにラッキーやな。

さすが、BBキングが作った店だぜ!!と思ったものです。

アメリカはストリートミュージシャンも上手いと聞いてたけど、たしかに上手い人多いけど、

それ以上にお金を払って見るライブとそうでないライブに歴然とした差があるな〜と思うことのほうが多かった。

そういった意味で、ぼくはお金を払ってライブを見に行きたかったけど、今日のこれはほんまにラッキーだった。とはいえ、もちろんチップは払う。

たぶんこれがアメリカで最後のライブになるかもな〜なんて思いながら見ていた。

良い演奏は、老若男女問わず、みんな踊り出す。

この光景はほんまに最高。

ぼくも攻め入る。

突然、ボーカルが「おめーらカップルになるんだ!」と言い、バラードが演奏される。

ぼくはカップルになれないので、後ろにひいた。悔しかった。

でも、写真右側の男は自分で自分を抱きしめながらセルフカップルスタイルでダンスして、周りの爆笑をかっさらっていた。マジで悔しかった。

シカゴもニューオリンズもそうだけど、上手いバンドは客を踊らせるバンドって感じだった。

最後にすごい良いライブ見れてよかった。

ハイライトは、ワットアワンダフルワールドを歌ってくれたことかな。ニューオリンズでこの曲を聴くのは特別感があった。

いや、でもジョージアも良かったな〜。ドッグオブザベイも良かったな〜。

なにも言うことなかったすわ、最高すぎて。

鳥肌がたつライブは、ほんまに貴重。

そんなこんなで

21時にライブが終わり、宿に戻る。

帰り道、ロシア人の老夫婦に道を訪ねられたので、宿の途中まで一緒に帰った。

どうやらシベリアから来たらしい。明日なにするの?って聞いたら、ショッピングするって言ってた。

俺もショッピングすっかな。

アンドリューというおじいちゃんだった。

10分くらいの、お互い超つたない英語での会話だけど、こうゆうのは楽しい。

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