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Act.75 ファシリテーターは頼り上手


こんにちは。ちょんせいこのファシリテーターラジオです。この番組は、ひとやまちが元気になる「ファシリテーターのスキルとマインド」を全国に広げるちょんせいこが、日々の会議や学びの場づくりに役立つ情報をお届けしています。

チェックイン。文章を書くということ

今週末、1月13日(土)オンラインで「伝わる文章講座」が開催されます。さて、さて。初めて私たちが文字を書いたのは、何歳の時でしょうか。それが単語になり、文章になり、やがて、日記や手紙、メール、企画書、論文、書籍などの形となり、人と人を繋いだり、時には切り離したりもする。書かれたことをもとに、頼りに、みんなが動くのだとしたら、書くという行為、書いて発信する、共有するという行為は、自分や、人と人が一緒に生きていく時に、欠かせないものなのだなと改めて思います。ファシリテーターにとっても、とても大切なスキルですよね。まあ、私は書くことにある種の苦労を抱えているので、苦しいなあと思う時も多いのですが。あなたはどうですか。書くことは好きですか。得意ですか。苦手ですか。でも、書いて残したいこと、きっとありますよね。記録に残すことって、ほんと大事だなあと思います。

今週末の「伝わる文章講座」。講師は吉岡和佳子さんと山田美保子さん。ファシリテーション技法であるホワイトボード・ミーティング®︎活用すると、なんと、なんと。「書くのが苦手だなあ」という人もスルスルと書きたいことが書けたり、書く技術が向上します。伝わりやすい文章が書けるようになる・・・という講座です。文章を書くのが得意な方も苦手な方も、一度、ぜひ、ご体験ください。リンクを貼っておきます。https://wbmf.info/seminar/no-7894/
   

今日は「ファシリテーターは頼り上手」というテーマでお届けします。それでは「ちょんせいこのファシリテーターラジオ」を始めて参りましょう。
   
     

ファシリテーターは頼り上手


というわけで。今日は「ファシリテーターは頼り上手」というテーマでお届けします。昨日はファシリテーターは完璧を求めない。というお話をしたのですが、昨日の放送直後に、お話をしたファシリテーター仲間の方が「ついつい。準備を頑張ってしまうんですよね」という感じで、自分に完璧さを求めてしまうというお話をしてくださったのです。えええ。Voicyを聞いてというわけでもないのに「こんなに話がかぶる?」と、チョット驚いていたのでした。で、これからお話しすることは、その方にも、ファシリテーターとして練習する、活動する他の方にも、よくするお話です。

とにかくファシリテーターは頼り上手なんです。できるだけ人に頼りたい。もう、あれも、これも、人に頼っちゃう。自分ができないことはもちろんのこと。時には自分ができることすら頼る。とにかく頼り上手なのがファシリテーターなのです。どうですか。あなたは頼り上手ですか。上手に頼るって、いったいどんな感じでしょうか。

頼るのもスキル


完璧主義な人。それも隠れ完璧主義な人も含む、なんですけど、完璧主義の人にとっては頼るというとなんだか「ああ、負けちゃった」とか「怠けている」と思えてしまうかもしれません。でも、頼るというのは立派なスキルですよね。特にファシリテーターにとっては、相手を信頼して任せるということ、頼るということは、とても大切な技術です。

とはいえ、例えば、頼り方や任せ方にもいく通りの方法がありますよね。あらかじめ頼りたい、任せたいと思っている内容を何度も一緒に経験しておいて、イメージや方法を共有しておく。その具体的な方法もできれば道筋に沿って標準化しておけるといい。そういう時には、ホワイトボード・ミーティング®︎の2つめの会議フレーム。役割分担会議のアレンジバージョンの「手順書編」をつかったマニュアルづくりができるといいですよね。そうすると、具体的に頼られたほうも、頼られたほうも何をすれば良いのかがわかります。全体の作業工数がどれくらいあって、どんな順序になっていて、その具体的な方法はどうすればいいのか。どこにいけばあるのかが、わかりやすくなるので頼りやすくなるし、任せやすくもなるし、頼られやすくなります。

こういうのがないと、頼ると言っても、いきなり頼られたほうが困ってしまうことありますよね。こういうのを専門用語で「むちゃぶり」といいますが。むちゃぶりされたほうは、とても、とても困ります。どうですか。あなたの現場にはむちゃぶりはありますか。むちゃぶりされると困りますよね。でも、経験があったり、標準化されたマニュアルがあると、「むちゃぶり」も素敵なチャレンジになりますよね。

日頃から頼りやすいような信頼関係やコミュニケーションを積み上げておくのも、大事なファシリテーションのひとつですよね。信頼関係やコミュニケーションの積み上げがないと「なんで、私がやらなくちゃいけないんですか」のようなクレームになりがちです。このコミュニケーションとマニュアルがセットであるといいなと思います。

成果がみんなのものになる!

頼り上手なファシリテーターがいる場って、成果がみんなのものになりやすいのが特徴です。例えば、何かひとつのプロジェクトやイベントが終わった時の振り返りなどに、それは如実に現れると思います。

例えば、「今回の成果は、ファシリテーターの●●さんのおかげです。ありがとうございます」みたいな感じになると、ファシリテーターとしては、うーん。残念な感じです。例えば、ファシリテーターではなく「部長のおかげです」とか「学年が良かったのは、先生のおかげです」というような感じです。

例えば、「今回の成果は、ファシリテーターの●●さんのおかげです。ありがとうございます」みたいな感じになると、ファシリテーターとしては、うーん。残念な感じです。例えば、ファシリテーターではなく「部長のおかげです」とか「学年が良かったのは、先生のおかげです」というような感じです。

例えば、「今回の成果は、ファシリテーターの●●さんのおかげです。ありがとうございます」みたいな感じになると、ファシリテーターとしては、うーん。残念な感じです。例えば、ファシリテーターではなく「部長のおかげです」とか「学年が良かったのは、先生のおかげです」というような感じです。
それは、どんな小さなプロジェクトでもどんな大きなプロジェクトでも同じです。ファシリテーターは上手にみんなが活躍する場面を組織する。そうすることで個人と組織の成長が促進されていく。ファシリテーターが完璧を求めず、駆け込み過ぎず、みんなを頼っていくというプロセス、活躍する場、チャレンジする場をつくっていくことが必要です。

チェックアウト&コメント返し

ということで「ファシリテーターは頼り上手」についてお届けしました。何かの準備をする時につい「いいですよ。これ全部やっておきますよ」と言ってくださる方がいて。何か特別な事情がある時には、「あざーす!お願いします!」という感じなんですけど。そうでない時には、できるだけ分担したほうがいいですよね。でないと、みんなの成長の機会を奪ってしまうことになってしまいます。

「この人には、まだ無理かも」「このチームにはまだ無理かも」と思うことも、スパンを決めて、少しずつ任せていく。そんな技術が求められていますね。ファシリテーターには。私自身が「いいですよ。私、全部やっておきます」というタイプの人だったから、結局1人で全部抱え込んで、みんなが手伝ってくれないなあと「悪循環の沼」に入っていた時があるので、いい感じでファシリテーターになれて良かったなと思いました。

ということでコメント返しです!
 
よこぴぃからは「ファシリテーション と「完璧」というのは、なじまない感じもしました。ただ、隠れ完璧主義という言葉を聞いて、どきっとしました。場の空気を感じて、安心安全を大事にしていくファシリテーターでいたいです」と言うコメントをいただきました。そうなんです。隠れ完璧主義って結構あると思います。

Pやんからは「完璧」だけがカッコいい、素晴らしいのではないことをじんわり理解しました。時間を味方につけるっていいですね。カウントアップの意味を再確認です」。はい。ありがとうございます。確かに、完璧がかっこいい時がありますよね。ファシリテーターはどちらかと言うと、完璧じゃないほうがいいですよね。完璧はもちろんかっこいいです。

まりさんからは「完璧に出来ると達成感がありますが、目指そうとすると、チャレンジはしなくなって、無難に出来ることしかやれなくなります。出来ない、難しい時に、無理!と放り出してしまわずに今できることをやるって、まさにファシリテーターだと思います。目指して行きたいし、その方がきっと楽しい!と思います」ありがとうございます。100か0かという感じですよね。ファシリテーターは、これを1234と積み重ねていくことができるのが、ファシリテーターのプロセスですね。

工藤 美季さんからは「完璧をめざすとしなければ、ねばならぬマインドがむくむくとでてきますね。ねばならぬを手放すは完璧を手放す。ファシリテーターのポイントなのだとあらためて感じました。」ありがとうございます。そうですね。ますとやらなくてはならないではなく、want toやりたいに感じになっていけるといい。でもやらなくてはならないこともファシリテーターが介在することで、やりたいことに変わっていくんですよね。いやだなっと思っていた勉強や仕事もやりたいに変わっていくのも、ファシリテーターの魅力なんですよね。そんな話もいつかしてみたいと思います。

のんさんからは「スパンを見極める。検討する。なるほどでした。大掃除の時、お客さんが泊まりにくることを楽しみに、1ヶ月半計画くらい前から我が子も巻き込みながら、少しずつ部屋の片付け掃除ができました。結果、まぁまぁな部屋の状態でお客さんをお迎えできて嬉しかったことがありました。これは「スパンを検討」できた私なりの成功体験のひとつなのかも、です。こんな日常生活の小さなところにも、ファシリテーションは生きているんですね〜」。はーい。ありがとうございます。ホワイトボード・ミーティング®︎で役割分担会議やプロジェクトスタート会議を続けていると、どういうスパンで積み重ねていこうか。どういうマイルストーンをおけばいいのかが、体験的に備わってくる。そういう仕組みがホワイトボード・ミーティング®︎にはあるんですよね。いいなあ。子どもたちと楽しい1ヶ月半。お客さんと楽しい時間を過ごされたことと思います。

れくまりさんからは「完璧を手放す👌大切にしたい考え方です🎶欠けているものにばかり目が行きがちですが、だからこそあるものに目を向けていきます💕」といただきました。ありがとうございます。本当にその通りですよね。欠けてるものに目がいくというのは、日本全体あるかなと思うのですが、欠けているものにしっかりと見るためにも、まずは、今、できていることにしっかり目を向けることが大事だと思います。

ということで。今日のちょんせいこのファシリテーターラジオ、いかがだったでしょうか。あなたのフォロー、いいね、コメントが力になります!それでは素敵な時間をお過ごしください!ありがとうございました。ちょんせいこでした。

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