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解剖学vol.8 【上腕二頭筋】
みなさんこんにちは〜、ちょんまるです!
本日はおそらく全人類知っているであろう上腕二頭筋についてお話ししていきます!
腕の筋肉ということはみなさんご存知だとおもいます。
そして、ここを鍛えると力こぶができ、太く、たくましい腕になる!
という印象があるのではないでしょうか??
それは間違いではありませんが、その鍛え方ややり方にも実は色々とポイントがあるのです😊
それさえ抑えれば、剛腕になること間違いなしなので、ぜひ皆さん参考にしてみてくださいっ!!!!
それではいきましょー!
1.上腕二頭筋とは
名前の通り、2つの筋頭がある筋肉です。
長頭と短頭にわけることができます。
両腕を外側に広げてモリっと力こぶを出したときに、前から見える方が短頭で外側(背面)にある方が長頭と呼ばれます。
それも含めて具体的にみていきましょう!
2.起始・停止
・長頭
(起始)
肩甲骨の関節上結節
(停止)
上腕二頭筋腱膜を介して前腕筋膜・橈骨粗面
・短頭
(起始)
肩甲骨の烏口突起
(停止)
橈骨粗面
長頭、短頭ともに肩関節と肘関節をまたぐ二関節筋になります。
3.作用
肘関節の屈曲(全体)
前腕の回外(全体)
肩関節の
1.屈曲(主に長頭)
2.水平内転(主に短頭)
4.支配神経
筋皮神経(C4〜C5)
5.鍛え方
前腕を回内していくと、橈骨も一緒に回転していきます。
どういうことかというと、図を参照してください笑
これは手のひらを上に向けた時です。
次に、手のひらを下に向けた時を見せます。
わかりますか???笑
橈骨(親指側の骨)がクルッと回転しながら尺骨をかぶるように反対側へやってくるのです。
つまり上腕二頭筋は橈骨粗面に付着しているため、手のひらを下に向けると、橈骨粗面も斜め横下に向きます。
そうすると筋の走行の向きが合わず、上腕二頭筋の関与は少なくなり、代わりに上腕筋や腕橈骨筋が働くようになります。
ダンベルカールが上腕二頭筋のトレーニングで、ハンマーカールが前腕のトレーニングと言われているのはこのためです。
また、起始部と停止部がわかっていると、インクラインダンベルカールで鍛える時に肘をロックしておこなうやり方は、実は効率が悪いとわかると思います。
インクラインダンベルカールで上腕二頭筋は伸ばされますが、積極的に伸びているのは近位部、つまり肩側なので肘の曲げ伸ばしのみおこなっても、もったいないという感じです。
せっかく肩側が伸びているので、上腕二頭筋の作用でもある、肩の屈曲をメインにし、しっかりとエキセントリック収縮の負荷をかけてあげると、効率よく鍛えることができます。
しかし、上腕二頭筋は引っ張られる力にあまり強くないので、インクラインの角度を低くし、無理に肩を伸展させて重い負荷をかけようとすると、筋肉が断裂する可能性もあるので無理のない可動域で行うことが重要です。
6.まとめ
(1)上腕二頭筋とは
筋頭が2つあり、長頭と短頭と呼ぶ
(2)起始・停止
・長頭
(起始)
肩甲骨の関節上結節
(停止)
上腕二頭筋腱膜を介して前腕筋膜・橈骨粗面
・短頭
(起始)
肩甲骨の烏口突起
(停止)
橈骨粗面
(3)作用
肘関節の屈曲(全体)
前腕の回外(全体)
肩関節の
1.屈曲(主に長頭)
2.水平内転(主に短頭)
(4)支配神経
筋皮神経(C4〜C5)
(5)上腕二頭筋は手のひらを上に向けることで効率よく鍛えることができる
以上です!
意外と喋ることありませんでしたが、橈骨は回転してしかも反対側に動くということを伝えたかったので、伝わったのであれば満足です。笑
これを知っているか知らないかで上腕二頭筋の成長具合は変わってきますので、ぜひこれを参考にしてトレーニングしてみてください!
次回、腕パートまだまだ続きますよーーーー!!
上腕三頭筋です!!!!
それでは次の記事で会いましょう!!
さよなら!!
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