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スペシャル解剖学【大腿の解剖学】

こんにちは〜!トレーナーのちょんまるです!


早速ですが

ちょーーーーーー面白い情報を入手しました!!!



いきなり何!?っと思われるかもしれませんが、もしかするとこれからの常識が変わってしまうのではないか!!と言うくらいの情報を入手しました!!


勉強熱心なあなたに是非見ていただきたいです!


といっても、大腿の解剖学といってもざっくりしすぎているので少し具体的に言うと【大内転筋】【ハムストリング】【大腿四頭筋】の関係性や、新たな情報を書いていきます!!


ではいきましょう!!!


ご購入を迷われている方へ。内容はこんな感じです!⏬

・大内転筋の真実
・大内転筋とハムストリングの関係性
・歩行時における内転筋の重要性
・筋連結を考えたトレーニング方法
・トレーニングの注意点
・大腿四頭筋の真実
・仙結節靭帯の役割
・仙結節靭帯の重要性
・仙結節靭帯とハムストリングの関係性
・大腿部の血液







大内転筋の真実

大内転筋は、恥骨下枝と坐骨結節から始まり、大腿骨の内側上顆(内転筋結節)、大腿骨の内側唇に付着します。

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このことからわかるように、大内転筋は内転以外にも、股関節の伸展や屈曲、外旋、内旋といったような作用を持ちます。


そして、恥骨下枝から出て大腿骨粗線の内側唇に付着するものを内転筋部(筋性部)、坐骨結節から出て大腿骨の内側上顆に付着するものをハムストリング部(腱性部)と言います。



今回お伝えしたいことは、

大内転筋にはハムストリングのに分類できる筋があると一部研究で報告されているということです!

有名なところでいうと、大内転筋腱は内側広筋の斜走線維や大臀筋と筋連結を起こしています。

それだけではなく、大内転筋の一部線維はハムストリングの一つである半膜様筋と非常に近い走行をもった線維が存在すると言われています。

この筋肉は、88%の人がその存在をMRIで独立して確認できたとも言われています。

このことがわかると、大内転筋は内側広筋や大臀筋だけではなく内側のハムストリング(半膜様筋)とも繋がっていると言えます。

また、ハムストリングは大腿二頭筋と半腱様筋は起始部で結合腱というもので結合して付着していると言われます。

つまり半膜様筋だけ独立して走行しています。

これらから言えることとしては、唯一独立している半膜様筋とつながっているということは、股関節の伸展作用が特に強いということもわかります。

さらに言えば大臀筋ともつながっているので、やはり屈曲作用よりも伸展作用の方が強いのではないかと考えられます。

そして大臀筋下方線維とくっついているので内転。そして半膜様筋とくっついているので内旋。という作用も若干持っているのではないかと予想することができます。

これらがわかると、歩行動作において小指側で地面を押し出してしまうというエラーに対して、大内転筋へのアプローチが必要になってくると言えます。


トレーニング方法としては、股関節を屈曲した状態(座位)で行うものよりも、股関節はフラットあるいは屈曲位から伸展動作を伴いながら大内転筋を鍛えてあげるのが効果的です。

ワンレッグのスクワットや、ブルガリアンスクワットで内転を意識しながら行うのは良い種目です。
しかし注意点として、あくまで内転なので内旋してニーインの状態を作らないようにする必要があります。


また、半膜様筋とくっついているのでハムストリングの損傷時には同時損傷を起こしやすいという風に言われています。





大腿四頭筋の真実

大腿四頭筋は、大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋の4つから構成される人体でもっとも大きい複合筋です。

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その割と有名な大腿四頭筋ですが、実は大腿五頭筋なのではないかという話もあります。

具体的に説明していくと、外側広筋と中間広筋の間に、薄い板状の筋肉が存在することがわかっています。

それを中間広張筋と言います。

大転子の前面小臀筋から、パテラ(膝蓋骨)の内側部分に向かって付着する筋肉です。

つまり関節を一つもまたいでいない筋肉ということになります。


また、この中間広張筋の存在は1986年〜1990年代の文献で多くの報告がありました。

当時は30%ほどの人にしかないと言われていたため、あまり注目されずに現在まで来ました。

しかし今では大体80%ほどの人に存在するのではないかという報告が多くあります。

この筋肉が加わり、大腿五頭筋と呼ばれる時代がもしかしたらくるかもしれません!





仙結節靭帯

仙結節靭帯とは、仙骨から坐骨結節の方へ向かっている、比較的強い靭帯になります。

こんな感じです⏬

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この走行から考えられることとしては、この靭帯は仙骨が前傾方向に倒れるのを防いで、後傾方向に牽引してくれている靭帯と言えます。


この靭帯が断裂あるいは切除すると骨盤帯動作が182%増加することがわかっています。

これは可動域が良くなってラッキー!ということではなく、安定性が保たれなくなりむしろマイナスだということです。

それだけ骨盤や仙骨のスタビリティを保ってくれているのが、仙結節靭帯になります。



また、半腱様筋と大腿二頭筋は共同腱で仙結節靭帯とつながっています。

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ということは、骨盤が後傾してハムストリングがゆるゆるに弛緩してしまうと、靭帯を牽引する力も弱まります。

するとどういうことが起こるかというと

①骨盤がグラグラになる

②代償的に他の筋肉がスタビリティを保とうと働く

③可動性が狭くなる

④自分のイメージ通りに体が動かなくなる

⑤長年続くと、いつの間にか動けない体になる

⑥あるいは可動性が狭くなることで周囲の筋緊張が起こる

⑦周りの神経が絞扼されるなどして疼痛が起こる

というような様々なことがループして考えられます!

つまり、仙結節靭帯はハムストリングの影響を受ける可能性が強いと言えます。





大腿骨頭部分における血液

上から閉鎖動脈、下から大体動脈が栄養供給を行います。

骨頭の表面上の怪我(骨折や脱臼)などがあると、血液の供給がスムーズに行われなくなり、壊死してしまうということがあります。

その点を注意していかなくてはいけません。






今回はマニアックな内容でしたが、なかなか面白い情報だったのではないでしょうか!?

最後までご覧いただきありがとうございました!

それでは次の記事でお会いしましょう!さよなら!



























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