【読書/Netgalley】おくり絵師/森明日香

みなさんこんばんは。
今回はこちらを読みました。

あらすじ

故郷の仙台で母親を亡くし天涯孤独となったおふゆは、母の最期の言葉を頼りに江戸に行き、縁あって、絵師歌川国藤のもと、住み込みで修業中の身である。
思うような絵が描けず、悩んでいたある日、亡くなった役者の姿を描いた「死絵」に出会う。
一方、幼少時に仙台で知り合った昔馴染みで役者の三代目富沢市之進が、浅草の芝居小屋の夏興行でついに主役を張るという。
おふゆは市之進の母親お京に誘われ、初日の舞台を見に行くことになるが……。
憂き世を照らす一途な愛と親子の絆に涙する、書き下ろし時代小説。

Amazonあらすじより

所感&久々の時代小説はいい

今回は久しぶりに時代小説を。
いつの時代も、男性社会で一心不乱に頑張る女性を見ると勇気をもらいますね。
周りをあっと言わせることができた時の感動は何倍にもなります。

また今回題材になっているのは死に絵。

死絵(しにえ)は、主に歌舞伎歌舞伎役者が死去した際、その訃報と追善を兼ねて版行された浮世絵。

wikipediaより

Wikipediaには写真も載っておりました。

なるほど、浮世絵の一種なんですね。

今回の題材が「死に絵」なだけに、最初から悪い予感プンプンでしたが、それ込みにしても、
読みやすくて展開も早く、時代小説を読み慣れない人にも手に取りやすい本だなと思いました。

おふゆちゃんの健気さと直向きさと。
時代小説だと、今にはない人情感がまたいいですよね…!

気になられた方、ぜひ読んでみてください(^^)

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