東京2020オリンピック・パラリンピックに寄せて【番外編】
本記事のもとになっている拙稿は下記リンク参照。
今なお輝く「赤と白」
1964年オリンピック東京大会日本選手団公式服装はこちら。
使用されて60年近く経ったとは思えぬほど型はきれいだし、色も鮮やか。
寄贈者の早田卓次がそれまできちんと保管してきたことやもとの仕立ての良さが推測できる。
公式服装を担ったのは神田で日照堂という洋服商を営んでいた望月靖之が中心に結成した団体「ジャパンスポーツウェアクラブ」(下記リンクに詳細)。
デザインの骨格は望月が描き、生地は古橋廣之進が引退後に籍を置いたことで有名な大同毛織が提供した。
デザインと赤白の色の構成が決まるまでの道程は安城寿子の『1964東京五輪ユニフォームの謎 消された歴史と太陽の赤』(光文社新書;2009年)に詳述されている。
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