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プロ野球賢者の書

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記事一覧

プロ野球賢者の書(特別編)【浜田昭八の見つめた球界の賢者】③近藤貞雄

本稿の主眼(と気張る内容ではないが)は下記リンクの通り。 [要約] 2023年12月1日のデイ…

プロ野球賢者の書(特別編)【浜田昭八の見つめた球界の賢者】②大沢啓二・下

本稿の狙い(と気張る内容ではないが)と上のリンク並びに全体の要約。 要約 1975年秋、かつ…

プロ野球賢者の書(特別編)【浜田昭八の見つめた球界の賢者】②大沢啓二・上

本稿の狙い(と気張る内容ではないが)と①はこちら。 かつての知将が認めた男 前回取り上…

プロ野球賢者の書(特別編)【浜田昭八の見つめた球界の賢者】①三原脩

本稿の狙い(というほどの中身ではないが)はこちら。 戦いの哀歓を簡潔に綴った「矜持ある野…

プロ野球賢者の書(特別編)【星野仙一没後5年②】

本稿の趣旨はこちら。 テレビ講演で野球人生を語る 星野仙一(1947~2018)は、2004年8月~9…

プロ野球賢者の書(特別編)【星野仙一没後5年】

本稿の趣旨はこちら。 冷静と情熱の振り子 過去何度か紹介している浜田昭八の名著『監督たち…

プロ野球賢者の書(特別編)【村田兆治と稲尾和久、王貞治の縁】

本稿の趣旨はこちら。 「人生先発完投」 2022年11月11日に逝去した村田兆治は100勝、150勝、200勝を全て完投もしくは完封で飾っている。 加えて1990年の通算600試合登板と現役最終登板(604試合目)はいずれも当時最強軍団の西武ライオンズ戦。前者は1-0の完封勝利、後者は5回コールドながら無失点で通算215勝目をあげた。 サインに記す言葉は「人生先発完投」。 プロ入り当初はリリーフ起用も結構あったが、いつしかきれいなマウンドから「マサカリ投法」で剛速球とフォ

プロ野球賢者の書④「孤高の求道者」と「鉄人」【ふたりの背番号3】

本稿の狙いは以下を御参照下さい。 松井浩『打撃の神髄 榎本喜八伝』(講談社)日本プロ野球…

プロ野球賢者の書③【背番号3「ミスター」の輝きと葛藤】

長嶋茂雄『野球は人生そのものだ』 2021年2月に85歳を迎えた長嶋茂雄は日本プロ野球における…

プロ野球賢者の書②【「鉄腕」が指導者になった時】

本稿の趣旨はこちら。 稲尾和久『神様、仏様、稲尾様』 90年近い日本プロ野球の歴史で「神様…

プロ野球賢者の書①【球春到来に寄せて】

はじめに ノンフィクションライターの長谷川晶一氏は、2018年11月に『プロ野球バカ本 まった…