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記事一覧

【2023年12月25日】クリスマスに寄せる音楽余話

映画「ホーム・アローン」にも使われたクリスマスソングの名曲。 原曲はウクライナの旧い歌ら…

サー・エドワード・ヒースと音楽【「ザ・クラウン」の陰に】

ネットフリックスのドラマ「ザ・クラウン」のシーズン3に登場したかつての英国首相サー・エドワ…

R.シュトラウス「ドン・キホーテ」を生で聴きたくなった話

「ラ・マンチャの男」から想う 4月20日、母がよこすか芸術劇場で二代目松本白鸚主演のミュー…

阿久悠の記したSHEENA & THE ROKKETSの人・音楽・愛

いなせなロック夫婦と歌謡曲の巨人による奇跡 作詞家・作家の阿久悠(1937~2007)は、SHEENA…

【レビューweb掲載】2年後に気付いたチャートイン

「2020年 年間人気レビュー ベスト100」入りしていた 以前記した通り、タワーレコードのフリ…

「こんばんは、俵孝太郎です」のもう一つの顔【しがらみなき先見性】

クラシック音楽を聴き始めて27年。その間に購入した数少ないガイド本で今なお手近に置くのが俵…

【ディスクレビュー】クレンペラー指揮、バイエルン放送響:メンデルスゾーン「スコットランド」

没後50年に先立って 指揮者(・作曲家)オットー・クレンペラー(1885-1973)の遺した数ある音源で多くのクラシック音楽ファンの記憶に浮かぶ一番手は1960年1月にフィルハーモニア管弦楽団とセッション録音したメンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」だろう。 当時EMIプロデューサーのウォルター・レッグのもと、クレンペラーが音楽監督を務めていたこのオーケストラはコンサートマスターのヒュー・ビーン、フルートのギャレス・モリス、ホルンのアラン・シヴィルなどを擁し、個人

【ディスクレビュー】岩﨑宙平指揮、ピルゼン・フィルハーモニー管弦楽団:ヴォルフ=フェ…

チェコで活躍中の俊英指揮者のデビュー盤 2021年8月28日毎日新聞(東京夕刊)にこんな記事が…

【レビューweb掲載】ジョージ・セル「忘れられた録音集」

タワーレコードのフリーマガジンintoxicate#151に寄稿したレビューがネットアップされた。 最…

見過ごせない「Racing on」の劣化【材料が集まらないなら休刊を】

1986年に創刊された自動車レース雑誌「Racing on」(SAN-EI)は毎号テーマ特集を設け、丁寧な…

【プレ書評】猪木武徳『社会思想としてのクラシック音楽』(新潮選書)

久々に新刊を発売直後に入手した。 猪木武徳先生は経済学や市場の役割を歴史の視座を含めて立…

【ディスクレビュー】朝比奈隆指揮、大阪フィル、ブルックナー:交響曲全集(キャニオン…

四半世紀ぶりの再会 1997年3月に朝比奈隆指揮、NHK交響楽団のブルックナー:交響曲第8番を聴い…

【レビューweb掲載】清水和音述、青澤隆明編『ピアニストを生きる-清水和音の思想』(…

intoxicate#150に寄稿したものがミュージックレビューサイトmikikiに掲載されました。御高覧下…

【レビューweb掲載】ロリン・マゼール指揮、トスカニーニ・フィル/ベートーヴェン交響曲全集

intoxicate#151に寄稿したレビューがミュージックレビューサイト「mikiki」に掲載されました。御高覧下されば幸いです。 上記ライヴ録音の2年後の2010年にロリン・マゼールは80歳記念として東京文化会館で大晦日夜から元旦未明にかけてベートーヴェンの交響曲全曲を指揮した。