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美味しいプロテインバーを食べよう

どうも、日々美味しい食べ物に飢えつつボディメイクをしているちょこです。
ウソです、美味しいもの食べてます。ただ、体にいい美味しいものじゃなくて、心にダイレクトに効く美味しいものが食べたくなって仕方がありません。
心に効く美味しいものは、糖と塩と油でできていますので、ボディメイク的にはちょっとあれです。

さて、過去に2回ほど、プロテインドリンクを紹介する記事を書きました。
めちゃくちゃ主観に寄った紹介ですが、多くの方にご覧いただいていて、嬉しい限りです。
はじめてプロテインドリンクを飲む、とか、何が違って何を気にすればいいのかわからない、というときは、やっぱり誰かのオススメを買っておこうかな、となりますよね。
(前置きが長いので、実食レポだけ読みたい方は下の方へどうぞ)

まずは買ってみないとはじまらない!

これは最近気がついたのですが、何事でも、一度始めてみないと詳しいことが理解できない、ということがあります。

例えばわたしは、最近デイキャンにハマりはじめて(またこの話だよ)、キャンプチェアや調理道具を揃えはじめました。
特に椅子はめちゃくちゃ調べて、ネットのおすすめ記事とか、メーカーのホームページとか、実際店舗に行って座ってみたりとか、色々してから一つに決めて買いました。
それはそれで、気に入ったものが買えたのでよかったのですが、買ってみて、実際に使ってみて、それから改めて調べなおすと、
「あ、このメーカーはこういうところが優れてるんだ」
とか
「うーん、自分の好みはたぶんこっちだな」
とか
「なるほど、そういうギミックが効いてるのね」
とか、すとんと理解できるようになったのです。
購入前も同じ情報を見ていたのに、理解はできていなかったんですね。
不思議です。

なので、これからプロテインを食生活に取り入れようかな、と思っている方は、まずは一度買ってみることをオススメします。
まずは、とにかく美味しいもの。そして価格がリーズナブルなもの。
買って、飲んでみて、
「もっと甘い方がいいな」
とか
「意外とタンパク質量が多くないな」
とか
「他の栄養素は何が入っているんだろう」
とか、自分の食生活や好みに合わせて、情報を咀嚼していくのがいいのではないでしょうか。
しばらく続けていくと、栄養バランスのことや自分の好みのことがよくわかってきます。

飲みたいんじゃない、噛みたいんだ

わたしはどちらかというとドリンクで摂取することが多いのですが、プロテイン食品はほかにもあります。
どこでも買えるものだと、プロテインバー。
これは、お菓子系と食事系の2種類に分かれます。

わたしがドリンク派なのは、基本的に3食しっかり食事をした上でプロテインを追加するからです。
ドリンクは、脂質0か限りなく低量のものがほとんどなので、食事に追加してもPFCバランス(タンパク質・脂質・炭水化物)が崩れにくいのが嬉しいポイントです。

一方で、脂質は体を作る上で大切な栄養素ですから、食事の置き換えでプロテインドリンクばかりを飲んでいると、脂質が足りなくなってしまいます。もちろん、脂質は質のいいものを摂取したほうがいいので、魚やナッツ、良質のオリーブオイルのほうがよく、肉脂や乳脂肪や加工油は極力抑えた方がいいのですが……
ま、はじめからあまり細かい点を気にしすぎるのはよくありません。まずは適量の脂質を取ることからはじめましょう。

食事、特に朝食の置き換えとして役立つのは、お菓子系のプロテインバーです。
ドリンクと違って、ある程度の口当たりのよさを実現するために、どうしても脂質が含まれているからです。
朝どうしても時間がない、グラノーラを準備するのも無理、という人は、ぜひプロテインバーを試してみてください。PFCバランスは1:1:1のものから、2:1:1くらいのものまで、割といろいろあります。

そして今、コンビニ・ドラスト界のプロテインバーは、三強ブランドによる熾烈な商品合戦の場と化しているのです。

プロテインバー三強時代の幕開け

今年のはじめまでは、プロテインバーは二つのブランドの争いでした。

アサヒフーズ:一本満足バー vs.森永:inバー プロテイン(ウィダーイン)

どちらも日本人にとっては大変馴染みのある、おそらくほとんどの人がお世話になったことのあるブランドです。
森永のほうが出だしは早かった印象ですが、アサヒの追い上げはすさまじく、あっという間に追いつきました.

ところが、今年の後半になって一気に頭角を表してきたのが、お菓子メーカーの雄ブルボンのウィングラムシリーズです。
ブルボンですよ。ホワイトロリータとかエリーゼとかの。
名門ブルボン家が、ついにプロテイン業界に乗り込んできました。

今ここに、

サラリーマンの味方、アサヒフーズの一本満足バー
vs
10秒チャージはお手のもの、森永のinバープロテイン
vs
華麗なる一族、ブルボンのウィングラム

の戦いの火蓋が切って落とされたのです!
(すべてイメージでお送りしています。)


イメージですけど、商品の傾向にものすごーく関わっているのも事実なんですよ。
わたしが食べた印象では、

・一本満足バーシリーズ→食べ応え抜群!ガツンとくる味で満足したい!
・inバーシリーズ→栄養成分がなんぼ。味?食べやすさ?そんなものは二の次だ。
・ウィングラムシリーズ→え?美味しくない健康食品なんて、この世に存在するの?

です。ほんとに。
この傾向を念頭において、それでは実食レポに行ってみましょう。
(毎度前置きが長くてすみませんね。)


美味しいプロテインバーはこれだ!(実食レポ)

完全に主観です。
評価は1〜10ですが、今回ははっきりした基準を設けにくいので、まあ相対的なものだと思ってください。どれか一つ食べてみて、それより甘い方がいいとか甘くない方がいいとか、そんなときの目安にしていただければと思います。

<アサヒフーズ>
1.一本満足バープロテイン チョコレート味
甘さ:5
チョコ感:8
満足度:8
アゴの強さ:15
PFCバランス:P 15g F8.5g C 12.1g

いまやどこのコンビニでもマツキヨでも手に入る、お手軽プロテインバーの代表格。
今日はタンパク質足りないなー、とか、小腹が空いたからおやつ食べたいなー、SAVASのプロテインドリンクじゃ物足りないなー、というときにぴったりです。

しかしこれ、初めて食べるときは注意が必要です。
なぜって、

も の す ご く か た い

びっくりするくらい硬い。
小さいときに食べた「みずほのくに」(かた焼きせんべい)よりも硬い。
一応、一本のバーが4つに割れるような凹みはついているものの、手で折るのも大変なくらい硬い。
前歯では砕けなくて、奥歯で噛み砕かないといけないくらい硬い。

……はじめはびっくりしますけど、5本も食べるころには慣れますけどね。
いまやこの硬さ、ザクザク感がなければ満足しない体にされてしまいました。
(ほかのパフ系のお菓子がふにゃふにゃに感じるレベル。)

硬い、ということは、しっかり噛まなければならない、ということで、しっかり噛むということは満腹中枢を刺激するわけです。
そのため、とても満足感があります。

味はシンプルなチョコレート味。
とても普遍的で、癖がなく、ひねりもなく、脳味噌にダイレクトに「クランチ系チョコです!」という印象を与えます。
とにかくお菓子が食べたい、というときにぴったりの一品です。

2.一本満足バープロテイン ヨーグルト味
甘さ:6
爽やかさ:7
夏向き:9
アゴの強さ:15
PFCバランス:P15g F 9g  C 10.65g

こちらもどのコンビニでもドラストでも買えるようになりました。
硬さや噛みごたえはそのまま、味変したいときにぴったりです。

チョコレートって一般受けがいいので、どのメーカーでもまずはチョコレート味を出すじゃないですか。お菓子でもドリンクでも。
でもね、プロテインをあれこれ食べてくると、「いい加減チョコ味はいやだ……!」と思う瞬間がきます。だって、どれもこれもチョコ味なんだもの。

ヨーグルト味は、他のメーカーでは作っていない珍しい味です。
まったりもったり系の味付けに偏りがちなプロテイン食品のなかで、酸味のある甘さを提供してくれるのは、このヨーグルト味だけ。
わたしは夏の間、チョコを食べたくなくてこのヨーグルト味ばかりを買っていました。

味変用にぜひお試しあれ。

3.一本満足バープロテイン ストロベリー味
甘さ:6
かわいさ:8
いちご感:7
アゴの強さ:15
PFCバランス:P15g F8.8g  C 11.65g

(まだアマゾンに出てなかった……!)
今年の秋からの最新作。
ついに!ストロベリー味が一本満足バーに参入しました!
割とビジネスマン向けの展開の多い一本満足バーで、パッケージから匂いから全てが甘々なストロベリーがでるとは驚きです。

そして、実はプロテインバー界隈ではストロベリー味は貴重です。

ヨーグルトにしろストロベリーにしろ、一般受けする味でありながら、商品化されていないところを突いてくるのはさすがです。

これならば、職場での見た目を気にするお姉さん方も、「可愛らしい見た目のお菓子を食べている」と見せかけてプロテインが食べられますね!

味もしっかりしていて、ちゃんといちご味。ふつうにストロベリーチョコを食べるくらいに美味しいです。

夏はヨーグルトばかり食べていたけれど、冬はいちごにしようかしら。

4.一本満足バー プロテイン・ラン ベイクドチョコ
甘さ:7
もっさり感:5
焼き菓子感:8
PFC:P10g F 9.1g  C 19.5g

硬いプロテインはちょっと…… とか、今日はプロテインはちょっと抑えたい、というときにぴったりなのが、こちらのRUNシリーズ。
必須アミノ酸が入っているとのことで、運動前に食べると代謝効率があがる(んでしょうか?)らしいです。

これはねー、もう完全にブラウニー。
カロリーメイトチョコ味よりも、しっとりで美味しいです。(ごめんねカロリーメイト、君も好きだよ。)
しっとりしているので飲み物と合わせるといいと思いますが、コーヒーと一緒に食べれば優雅なおやつタイムですよ。間違いない。
カリカリのビッツが入っているので、食感も楽しめます。

「わたしは!ケーキが!!食べたいんだよ!!!」

というときに、脳味噌を騙せます。

5.一本満足バー プロテイン・ラン ベイクドチーズ
甘さ:7
チーズケーキ感:8
幸せ度:10
PFCバランス:P10g F 9.6g  C 20.7g

これ!
もうこれ!!
本当においしいから!!

アサヒフーズは、こう、「一般的にウケのいい食べたいお菓子」の味を出してきてくれるので、本当にすばらしいです。
プロテインバー界隈で、こんなチーズケーキみたいな味は他にありません。

甘すぎず、ちょと癖のあるチーズっぽさ。
しっとりした食感の中にカリカリが散りばめられて、歯にも楽しい。
甘いだけのお菓子に飽きたころに食べたくなる味です。

これならば、ベイクドチーズケーキですよ、という顔をしながら、三時のおやつに食べられます。
わたしはこれをドラストで見つけると(コンビニよりちょっと安い)、あるだけ全部買います。

<森永>
inバープロテインシリーズは全部は食べていない……と思うので、食べた分だけ。

6.ウイダーインプロテインバー グラノーラ
甘さ:3
ガリガリ感:5
健康感:8
PFCバランス:P 10.7g F 0.7g  C 16.9g

「グラノーラをまとめました」と言わんばかりの、シンプルな構成。
レーズンなどのドライフルーツが入ったタイプで、珍しくチョコレート味ではありません。
(チョコレート味もあります。)

というかね、このグラノーラ味の何がすごいって、

圧 倒 的 低 脂 質

びっくりするほどの低脂質。驚きの0.7g。

お菓子、という性質上、プロテインバーは食べやすさと美味しさを重視すると、どうしても脂質が入ります。
ところがこれは、脂質がものっそ低い。

とはいえ、その分美味しさは捨ててるというか、口当たりはパサっとしていて、ちょっと粉っぽいです。
甘さもそんなにありません。

それでもいい、いまわたしは何か食べたいんだ、でも脂質は取りたくないんだー!!

というときに重宝します。

7. inバー プロテイン ベイクドチョコ
甘さ:6
チョコ感:8
ねっとり度:10
PFCバランス:P 15.9g F 11.0g C 13.0g

ベイクドチョコには、こちらの通常版とビター版がありまして、ビター版は甘さ4くらいでプロテイン量が増えます。

ねっとり系ブラウニーで、味は美味しい。
美味しいんですが、わたしはなかなか手が伸びない……

だって、とても、ねっとりなんだもの。

もうね、ねっとり度は群を抜いていて、スニッ○ーズとためをはれるくらいねっとりしてます。
パサパサ系の食感ではないにもかかわらず、口の中の水分を全部持っていかれます。
これは飲み物なしには食べられない。
しかも一口とかじゃなくて、カップ一杯飲みきらないといけない感じ。

今はマスク生活なので、これを食べた後でも人と会話できますが、マスクなしだったら歯にこべりついたチョコが気になって、おちおち口を開けられないなぁ、と思います。

そういう意味で、お手軽さにはちょっと遠いんですが、腹持ちはいいし、とにかく口を動かすので「食べた感」はとてもあります。

8. inバー プロテイン ウェファーナッツ
甘さ:7
もっふぁり感:10
飲み物ください:10
PFCバランス:P 10.3g F 10.1g C 15.1g

ベスト・オブ・「飲み物ください」。

ウェファータイプにはあとバニラ味があって、そちらはココア&バニラです。
ウェハースタイプって珍しいんですよね。サクサクと軽い食感で、さらっと食べられる……

とおもいきや、口の中がもふぁもふぁになって、水分全部持っていかれます。
マジで。
上のベイクドチョコは、半分食べるごとに飲み物が必要ですが、こちらのウェファーは一口ごとに飲み物が必要です。
マジで。

でも、味は美味しいんですよ?
急いでいなくて、一人でゆっくり食べるならありかなーと思います。
あとはアイスに添えるとか、そういう感じで。

9. inバー プロテイン ベイクドチョコ
甘さ:7
お手軽度:10
PFCバランス:P 10.9g F 8.9g C 12.2g

(なぜか公式にもアマゾンにもないんですよね。コンビニで買えます。)

これこれ!
ウィダーの中では私的に超高評価なのがこれ!
味は7のベイクドチョコなんですが、なんと一口サイズに小さくなってる!!

バー系のプロテイン、美味しいし買い置きにはぴったりなんですが……
大人の皆さん、小腹が空いたとき、バーをぼりぼり食べれますか?
職場で、とか、通勤の途中に、とか……

ちょっとあれじゃないですか。
でも食べますけど。でも限度ってものがあって。

そんなとき、この一口タイプなら、飴を舐めるくらいの感覚で、ぽいっと口に入れられます。
バー1本はいらないけど、ちょっとお腹がすいたんだよなあ、とかいうときに、とても便利です。

味と食感は7と同じなので、まあ飲み物は必須なんですが、マスクしてるし、多分大丈夫。
うん、大丈夫。


<ブルボン>
ボンボンボンセボンブルボン♪

10. ウィングラム プロテインバーチョコレートクッキー
甘さ:6
クッキー感:10
ザクザク度:9
FPCバランス:P 10.9g F 7.9g C 17.5g

きましたよ、お菓子界の重鎮が。

パッケージこそギラギラしていてまったくオシャレ感のないウィングラムシリーズですが、味はさすがに優秀です!

ポソポソでもなく、ねっとりでもなく、分厚めのクッキーを食べているちょうどよいざくざく感。本当に、ただのクッキーを食べている気持ちになります。
チョコチップと大豆パフも入っているので、ちょっとした食感のアクセントにもなっていて、ほんと最高。

コーヒーや紅茶と一緒に食べたら、優雅なティータイムになります。
アサヒのランシリーズもお茶請けにぴったりですが、あちらはしっとり、こちらはさっくりなので、その日の気分でどちらを食べてもいいかな、と思います。

11. ウィングラム プロテインバーキャラメルナッツクッキー
甘さ:7
幸福度:9
夢の国感:7
FPCバランス:P 10.9g  F 7.7g  C 17.9g

こちらもすばらしい!
ナッツ系の味って、プロテインバーの中ではまだまだマイナーなので、ここまでおいしいキャラメルナッツを食べられるなんて!
と感動します。

キャラメルの味といえば、夢の国…… 夢の国まではいけないけれど、ちょっとだけそんな気持ちに浸れる。
そんな気がします。

とても美味しいので、食べ過ぎ注意です。

12. ウィングラム プロテインチャージえんどうまめスナックレモン味
塩気:8
ガリガリ感:8
おつまみ度:10
PFCバランス:P 10.9g F 7.7g C 14.2g

これを激推ししたくてこの記事を書いたと言っても過言ではない。

思ったことはないでしょうか?
プロテインはいつもココア味ばっかり。
あとはバナナと抹茶とストロベリー!
ちょっと経路を変えたところで、所詮バニラ味!

おいしいけど!
でも今は、チョコレートじゃなくてポテチの気分なの!!

ポテチに代わる、プロテインが欲しいの!!

あなたの叫び、ブルボンに届きました。

ちょうどいい塩気、揚げ煎餅のようなざくざく感、枝豆の香り。
どれも文句のつけようもないほど素晴らしいです。
おやつだけでなく、ビールのおつまみでもいいし、無限のバリエーションを感じます。

わざわざ「レモン味」とされていますが、現在この1種類だけのようです。
個人的には、ブラックペッパーとチリが出てくれると、なおうれしいですね。

おわりに

今回はコンビニで買えて価格帯が同じくらい(140円程度)のものをピックアップしました。
もちろん、プロテイン20g含有のUHA味覚糖のシックスパックを忘れたわけではありませんが、あれは200円超えるので……

食事系(サラダチキンバーや魚肉ソーセージ)も、チャンスがあればまたの機会に。

プロテイン業界、今が流行りのまっただなかで、これからどんどん新しい物が出るでしょうし、消えていくものも出るでしょう。
今のうちから、お気に入りをいくつか見つけておくと、今後の波にも乗れるかもしれませんね。


放っておいても好きなものを紹介しますが、サポートしていただけるともっと喜んで好きなものを推させていただきます。 ぜひわたしのことも推してください!