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腸から元気!免疫力アップ

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自己免疫力をアップさせて、健康寿命を伸ばすためには!!! そんなことを、日々考えながら生活してる、日記のような形で知識を残していきます。 私同様、健康に不安がある人の、アドバイス…
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2021年4月の記事一覧

現代治療医学において

現代治療医学において

現代治療医学において、診察・検査で診断し病気を確定し、投薬・手術などが施行されていきます。

今日は、手術について語られている内容です。かつてアメリカ議会小委員会が提出した資料には、アメリカ国内で行われた手術の実態が次のように報告されています。

毎年240万例以上もの必要ない手術が行われ、その為に40億ドル以上が浪費されている。術中、術後に死亡する年間25万人以上にのぼる患者のうち、その5%にあ

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抗生物質やステロイド剤

抗生物質やステロイド剤

本来は重症患者に使う薬に、抗生物質やステロイド剤がありますが、今では軽症患者にも投与されています。
抗生物質は、細菌性髄膜炎や大葉性肺炎患者には劇的に効果を表し、夢の薬とも言われていました。今では、これらの病気も減り、多くの医者が風邪で抗生物質を出すようになりました。しかし抗生物質では、風邪の罹患期間を短縮すること、合併症を予防すること、鼻内部・のどに存在する菌の数を減少させることはできないようで

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医者が患者を診察する時②

医者が患者を診察する時②

医者が患者を診察する時

病院に行き、診察室に入った瞬間から、処方箋をもらう為、検査を受ける為に診察室をあとにするまで、その全てが決まり切った手順で行われる「儀式」のようなものだと、ロバート・メンデルソン医師は言っています。

診察や検査で使われる機器も危ないようです。人の肌に直接触れる聴診器で感染症にかかることもあるようです。

検査で使う心電計の心電図の結果は、検査時の活動状況や時間帯などで、

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医者が患者をだますとき

医者が患者をだますとき

「医者が患者をだますとき」の本に、病気は医者が作り出すと書かれています。

患者は、医者まかせにし過ぎていて、病院に行くのも自分で自分の体の調子が分からず、医者にそれを教えてもらいたいのです。自己決定権というかけがえのない権利を自ら放棄して、医者が病気と言えば病気、健康と言えば健康と思い込んでしまいます。こんな具合にして、医者が異常値と正常値の境目を決めて、医者が勝手に決めた基準にやすやすと我が身

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腸管免疫を活性化

腸管免疫を活性化

コロナウィルスによる感染が世界的に又増加傾向にあります。しかし、人には免疫力があるので、多くの方は感染症にまで至らず自然治癒しています。ワクチンは、ウィルスに対する攻撃を明確にするもので、免疫力が弱ければ十分に攻撃しきれずに、感染を許してしまうこともあります。第一の防衛戦を突破され感染しても、更に強い攻撃部隊が登場し、ウィルスを攻撃します。この時にインフルエンザなどで使われるタミフル(コロナの抗ウ

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コレステロール下げる腸内菌発見

コレステロール下げる腸内菌発見

1984年6月22日、経団連会館で行われた、第16回日本動脈硬化学会のシンポジウムで、101株の菌体内成分による動脈硬化への作用が発表されました。

この内容を、発表される前に5大紙の一つである読売新聞が、1984年6月17日のトップ記事でスクープ記事として掲載しました。

東京版では、「コレステロール下げる腸内菌発見」と大きな見出しを書き、九州版では、「動脈硬化治す腸内の菌発見」、大阪版では、「

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乳酸菌の食品

乳酸菌の食品

乳酸菌の食品には大きく分けて、乳製品、発酵食品、乳酸菌生産物質、乳酸菌加工食品などがあります。

乳製品(乳飲料)には、牛乳などを、固有の乳酸菌で発酵させて作ったヨーグルトなどがあります。その発酵に使った乳酸菌の違いにより、作られる生産物質の違いによって商品の特性が変わります。

発酵食品は、大豆を乳酸菌によって発酵させて作った味噌や納豆など、日本の食文化に根付いた食品です。基本的に乳酸菌が発酵を

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人類学者ジェームス・フレーザー

人類学者ジェームス・フレーザー

人には、何かにすがり、救って欲しいという願望がありますね。その対象が神や仏なら宗教になりますが、その対象が医者なら現代医学になるわけですね。

イギリスの人類学者ジェームス・フレーザーは、宗教は自然のあり方と人間の生き方を方向づけて管理することができると信じられている、人間を超越した力にすがろうとする営みと定義づけています。それに沿って現代医療を定義づけると、現代人は人間の生き方を方向づけて管理す

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ロバート・メンデルソン医師

ロバート・メンデルソン医師

アメリカで民衆の為の医者と言われている、ロバート・メンデルソン医師がいます。
その著者に「医者が患者をだますとき」があります。その中から現在西洋医学を考えていきたいと思います。

この本の冒頭で、「殆どの人達は、先端医療とは素晴らしいもので、その技術を駆使する名医にかかればきっと健康になれると思い込んでいる。けれども、それは大変な思い違いである。医療の当事者である医者、彼らこそが人々の健康を脅かし

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病は気から

病は気から

昔から病は気からと良く言われていますね。

人の体には、本来病を治す力が備わっています。しかし、その治す力を信じきれずに、思い悩み気持ちが入ってしまい病気になってしまいます。自分自身で病気を引き寄せているので、病気を背負い込んでしまい治りにくくなるのです。

病気を引き寄せる要因に医者の言葉があります。医者は、囲いの中から矢を放つ者です。そして、その矢によって心が串刺しにされた者が患者です。

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エネルギー工場

エネルギー工場

生物は、異物であるミトコンドリアを体内に取り込むことで、細胞内にエネルギー工場を手に入れました。そして進化を遂げて来たのです。更に本来は異物である腸内細菌にエサを供給して棲みやすい環境を与えることで、腸内細菌から恩恵を受けているのです。

人は体内でビタミンを合成することができません。腸内細菌達は、人が食べた物からビタミンを合成してくれるのです。そして、消化されにくい植物繊維やオリゴ糖を分解して短

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癌とは、何か?⑥

癌とは、何か?⑥

癌とは、何か?

癌細胞を抑える最大のネットワーク、それが免疫機構です。免疫には、人が生まれながらに持っている自然免疫と、色々な経験の中で後天的に手に入れた獲得免疫があります。

まず最初に、検問役のT細胞が癌細胞を認識します。そして、キラーT細胞が出動して癌細胞を攻撃し、破壊していきます。更にマクロファージなどによって破壊されていきます。

それでも生き残った癌細胞を破壊する為に現れるのが、自然

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癌とは、何か?⑤

癌とは、何か?⑤

癌とは、何か?

生命のあらゆる機序を使って増殖し、転移していく癌細胞にも弱点はあるのです。

正常細胞には普通に備わっているのに、癌細胞が失ってしまったものもあるようです。

その一つに癌細胞は、体温を下げて正常細胞のエネルギー代謝を悪くして、自分達のエネルギー代謝を高めると言う性質があるようです。その為、逆に熱に弱いと言う性質を持っています。正常細胞なら何てことない40度〜42度の熱で、癌細胞

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癌とは、何か?④

癌とは、何か?④

癌とは、何か?

癌細胞をどう捉えていくか?
医学的に捉えると、癌細胞は、正常細胞を壊し増殖を続け、臓器の機能を壊して、命を危険に晒す病気「がん」を発生させる細胞ですね。しかし、生物学的にいえば、癌細胞が生まれるのは、多細胞生物である人間が逃れられない宿命でもあるのです。実際、毎日5000個もの癌細胞が体内で生まれていると言われています。

だからこそ体には、それら癌細胞を処理する機能が備わってい

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