choice!インタビュー vol.1 Shiho Miyamoto【前編】とりあえず、やってみる

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choice!では、働き方やライフスタイルを自分の意思で選択している、ちょっと先ゆくchoice!する人（通称choicer!）に焦点をあて、その人がどのようにはじめの一歩踏み出したのか、そこにはどんな想いがあったのかをインタビュー形式でお届けしていきます。
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おしゃれな結婚式のウェルカムスペースに、
記念日やパーティにぴったりの色鮮やかなフォトフロップス。
お客様の一生ものの思い出の空間の中で主役の魅力をひきたて、空間に華やかさとイロドリを与えているのは
CheerS!が手がけるアイテムたち。

記念すべき第１回目のchoicer!は「"Choose Your Choice"（選ぶ人を選ぼう）」というコンセプトで、ウェルカムスペースをはじめとする空間装飾やフォトプロップスなどをコーディネート、プロデュースしている「CheerS! choice by SHIHO」の宮本志保さん。

とってもおしゃれでキュートな彼女の素顔に迫ってみた。

―　まずはじめに、どんな「きっかけ」で現在のサービス・キャリアをはじめようと思ったのかおしえてください。

  そもそものきっかけは「花嫁ブロガー」になったことでした。実は少しミーハーな部分があって、読者モデルをやってみたかった時期があったんです。最終選考まで行って落ちてしまったんですが、それでもまだやりたくて。25歳で結婚するってなった時に花嫁ブロガーの募集をたまたま見かけて花嫁って一生に一回だし、やるしかない！と思って応募しました。

　ブログで情報を発信するにはネタが必要。そこで、自分の結婚式のこだわりポイントを発信するようになりました。わたしが結婚した当時（2013年頃）はフォトプロップスも、かわいいガーランドもぜんぜんまだ浸透していなくて、全部自分でつくるしかなかったんです。
今と比べるとほんとに簡単なものなのですが、手さぐりなりにこういうコンセプト、こんなテーマカラーでやりたいって決めて、自分でこだわって結婚式をプロデュースして、それをブログで発信していくことにしました。

―　こだわりの空間作りを発信する、まさに現在のサービスへ繋がる原点ですね。そこから具体的に今の活動をやろうと思ったのはなぜですか？

  式をハワイで挙げたあと、日本に帰ってきてから友人を集めてお披露目パーティを開きました。実はその時、自分の思った通りにいかなかったんです。テーマカラーはイエローとグレーに指し色はピンク、当時はペーパーポンポンも売ってなかったので自分で作って、デコレーションやコンセプトもこうしたいっていう自分のイメージを全部スケッチに書いて、それをプランナーさんに渡して、これでもかってぐらい話をしてお願いしました。
でも、当日はメイクや衣装の着付けで忙しくって実際の会場の装飾は見れなくって。いざ本番になってドアをあけたら「えっ…？全然違う…！」って。自分の結婚披露パーティが不完全燃焼のまま終わったんです。

―　一生懸命考えてしっかり伝えておいたつもりなのに、ちょっとしたニュアンスや、こだわって欲しいポイントとか、肝心のセンスが全然伝わってなかった！ということですね。

そう！そんな結婚式に対する不完全燃焼な想いから、結婚式ってもっと自由に、新郎新婦の好きなようにできないものかという考えが、心の中で沸々と湧いていました。

　そんなときクリオマリアージュさんの＂Marché for Wedding＂というイベントを見つけて。そのイベントはよくある形式ばった“ザ・ウェディング”っていう雰囲気ではなくて、もっとカジュアルでクリエイターのつくったドレスやジュエリーなどを花嫁が自由に手に取って選べるような素敵なイベントでした。わたしもいつか自分でこういう自由なWeddingイベントやってみたい！よしやってみよう！と思いました。

―　なるほど。とりあえず何かやってみようと行動してみた、と。イベントをやろうと決めてから、まず最初に何をしましたか？

まずはイベントやろうよ！って友人に声をかけました。東京に出てきた当初は友達も少なかったのですが、花嫁ブロガーになったことをきっかけにいろんな人に出会っていく中で、同じような想いをもつ仲間に出会いました。まずはその子達に声をかけて、イベントをやることに。
それが「いつかオリジナルウェディングをしたいと思っている女の子」をターゲットにした、手作り結婚式のヒントを伝える「いつかWD」というイベントです。

―そのイベントがCheerS!というサービス開始に向けた最初の一歩ですね。はじめからこのような空間作りやプロデュースを本格的なキャリアとしてスタートしたいと思っていましたか。

いえ、現在のサービスを仕事にしようと決意したのは、2回のいつかWDのイベントが終わってから。イベントをやっている時もプロデュースした空間や結婚式のアイデア、かわいいプロップスでみんなが喜んでくれてる姿を見て、こんなに喜んでくれるんだ、嬉しいな！ぐらいの気持ちでした。
いつかWDの2回のイベントの成功を経て、自分のやりたいことが見えてきて、ようやくビジネスとしてスタートさせたいと考えるようになりました。

―イベントをやったことで自分がやりたかったことがより明確になったということですね。その時に見つかった「やりたいこと」というのが？

Weddingをもっと自由で楽しいものにしたい、花嫁に寄り添いながら花嫁のお手伝いをしたい、ということでした。
結婚式のプランナーさん以外にも結婚式づくりをサポートする存在がいてもいいのではないかと考えました。

"Choose Your Choice"（選ぶ人を選ぼう）

その時に生まれたのが、このブランドコンセプト。

毎日忙しくて時間がないけれど、結婚式には自分たちらしさを表現したいと思っている花嫁をターゲットに、準備で忙しい花嫁の代わりに選ぶ人を選んでもらうというのがコンセプトになっています。

やりたいことはあるけれど、それを自分でコトバにできなかったので、いつかWDのイベントを一緒にやったcolor+というチームの仲間でもある、コンセプトストーリーラプランナーのHARUNAさんにコンセプトを相談しました。
※その時の実際のコンセプトストーリーエピソードはこちら。

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ちょっとしたミーハー心からたまたまたどり着いた花嫁ブロガーという肩書きが、志保さんの人生や働き方を変えていきます。
まずはやりたいと思ったことを実際に行動して形にしてみることで、自分のやりたかったことやできることが明確になっていく。その動きながら考える姿勢が、その後のキャリアのきっかけにつながっていきます。

後編では、サービスに対する想いや彼女のパーソナルな部分にせまります。お楽しみに！

宮本 志保 Shiho Miyamoto＊＊＊
CheerS!バイヤー/colorplusコンセプトコーディネーター
storyからはじまる空間作りをコンセプトに活動中。ウェルカムスペースのデコレーションサービスを手がける。
Instagram ☞☞☞ @mymtsh
Contact ☞☞☞　conceptcoordinate.miyamoto@gmail.com

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