高度人材とはなんぞや??
初めまして。One Terraceの香取と申します。
2022年9月に入社したばかりの新米です。
noteも初めてなのでワクワク・ドキドキしながら書いています。
ご一読いただけると嬉しいです^^
今回は「高度人材」のご紹介です。
最近は段々と浸透してきた「高度人材」というワード。
聞いたことがある方も多いと思います。
「なんだかレベルが高そうな感じだな〜」とは思いつつも具体的に説明となると少し難しいですよね。
今回は概要と特徴に絞ってお伝えします。
細かい部分については、別途まとめていければと思っています〜!
1.概要と特徴
高度人材とは在留資格「技術・人文知識・国際業務」を所持している方を指します。
通称「技人国(ぎじんこく)」と呼ばれる在留資格なので、こちらの記事でも「技人国」と表現させていただきますね。
技人国の特徴は、以下の3つです。
①高等教育(大学、専門学校)を卒業済み
∟日本国内であれば大学・短大・専門学校を卒業、海外現地であれば大学・短大を卒業しているのが条件です。
②高等教育時に学習した内容と仕事の内容に一致性がある
例)土木建築学科を卒業した人が、土木施工管理として働く
日本語学科を卒業した人が、通訳として働く
③更新が可能
5年、3年、1年又は3月と期限がありますが、更新が可能なのでずっと日本で仕事をすることが可能です。
特徴3つを要約すると、対象職種に関する知識や経験を持った人が長く日本で働くことの出来る在留資格です。
2.技能実習や特定技能1号との違い
よく比較されるのが、技能実習や特定技能1号です。技能実習や特定技能1号との違いは大きく5つあります。
※特定技能1号に関しては2019年4月に施行された新しい在留資格のため制度の内容変更が頻繁にあります。2022年10月31日現在の制度でお伝えいたします。
①技人国は何年でも日本で働くことが可能
技能実習や特定技能1号は最大5年で帰国をしないといけません。
※特定技能1号は職種によっては2号への切り替えや別の在留資格への切り替えが可能なものもございます。
一方で、技人国は何度でも更新が可能なので長く働くことが可能です。
②業務できる仕事内容が異なる
上で述べたように技人国は高等教育で培った知識を活かせる職業のみ就くことが可能です。
一方で技能実習や特定技能は学歴条件が必要ないこともあり、知識を必要としない業務が対象の場合が多いです。
技能実習の対象業務はこちら。
特定技能の対象業務はこちら。
③お給料
技人国:日本人と同様もしくはそれ以上
技能実習:最低賃金以上
特定技能:日本人と同様もしくはそれ以上
④転職の可否
技人国:可能
技能実習:不可
特定技能1号:可能
⑤家族の帯同
技人国:可能
技能実習:不可
特定技能1号:不可(2号に切り替えれば可能)
3.まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は高度人材の概要と技能実習と特定技能1号との違いのご紹介をさせていただきました。
煩雑な手続きがありそうとか、社内体制の調整しなきゃいけないよね等、ご不安点を色々といただくことが多いので、まずはざっと概要をと思いまとめてみました。
ここってどういうこと?もう少し詳細知りたいな!ということであれば、コメントでもご連絡でも大丈夫なのでお待ちしております〜!