ドリッパー。(偏愛)
何故、こんな振り返りをしているかというと
今日、このドリッパーが割れたのです。
なんとなく、これからも一緒にコーヒーを淹れていく
相棒だと思っていたのでかなりショック。
自分で写真を見返して、
こんなnoteをあげるなんて。
我ながら偏愛だなぁと思うけど、、。
バリスタを目指している時に、プレゼントで貰い。
そこから私の定番ドリッパーとなったORIGAMI。
元々、保育士だった私は仕事を辞め、
このドリッパーを取り扱うコーヒーショップ兼コーヒー器具店で働くことになった。
そこのお店では、ORIGAMIドリッパーの広報担当となり、SNSで何度か紹介もするほど大好きで。
他のドリッパーもたくさん使ってきたが、
結局これに戻ってくる。
今年の2月にkuon coffeeを開業してからは、
コーヒー屋として、バリスタとしての私の相棒となり、
毎回毎回、コーヒーを一緒に淹れてきた。
この2年弱、何よりも大切に使ってきました。
(大切にタオルにくるんで、いろんなところに持ち運んでいた)
家の流しで割れた瞬間、ほんとうにこのドリッパーの終わりを感じて、走馬灯のように思い出がよぎっていった。
決して大袈裟ではなく、
このドリッパーで淹れたコーヒーを飲んでくれた人の顔とその時の景色が次々と思い出され、
「あぁ、おわった」と思った。
生を感じていたから、死を感じた。
次には”今までありがとう”と心の底から思った。
でも、物に対して”生”や”死”を感じたり
こんなに愛着を持って接せられたりしたのは
初めてなような気がして。
この出来事をカタチに残したいと思い、
咄嗟にnoteに書いている。
ん〜〜、、、
ドリッパーへの思いを少し昇華できたような気がします。
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