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きのこ散歩*2022/9/17富士山0~3.5合を登る・その1

多忙な日を過ごしていたのでなかなかじっくりきのこ散歩ができない中、なんとか1日だけ時間を作って富士山に行けそうです。

多忙な日々を書いた随筆はこちら↓


9月の富士山で見たいきのこと言えば、アカネアミアシイグチです。アカネアミアシイグチは幻のイグチと呼ばれていて、なかなか会うのが難しいきのこです。詳しくはこちら↓

アカネアミアシイグチを探すときはいつも富士山きのこ散策の大先輩に連れて行ってもらいます。この時期はほぼ毎週行っているとのことなので、3日前なんですけどご一緒できるか声をかけてみます。

「今週末富士山行かれます?」
「行きますよ!ぜひご一緒しましょう!」

快諾していただきました。わーい!!久々のガチきのこ散策!!


***

当日、ちょっと珍しいきのこが1合目くらいにあるとのことなので、0合から登山することになりました。いつもは2.5合くらいまで車で標高かせぐので、ちょっと大変かも。過去に同じルートを私もひとりで歩いたことがあり、体力も問題なかったのであんまりはしゃぎすぎなければ大丈夫かな。


あれ?こんなところに

駐車場所からすぐのところに、なんだか見覚えのあるきのこが。こんな場所にヤマドリタケモドキ?ヤマドリタケモドキは我が家の近くにもたくさん生えるきのこで、標高の低い場所にあるイメージなのですが……。
ちなみにモドキがつかないヤマドリタケは富士山に生えますが、真夏の4~5合目くらいのきのこで、もっと色が薄く上品な感じですから、こちらは確実にモドキです。


水滴のっけてかわいい

こちらは硬質菌のなにかの幼菌だと思います。分解水を頭にいくつも乗っけてかわいいですね。ファンシー♡


この日は人が少ない気がします。シルバーウィークの初日だというのにハイキング客もまばら。これはいい散策ができそうです。なぜかって?ハイキング客が多いと、手当たり次第にきのこを引っこ抜いて打ち捨てていく輩がたくさんいるからです。
きのこ、持って帰らないなら抜くな!!憤怒。

かわいくて連れて帰りたいくらいだけど……

きのこ狩りの対象にされがちなハナイグチもかわいい子がたくさん残っています!かわいくて連れて帰りたいくらいですけど、採りません。富士山のハナイグチは放射性物質の含有量が高いからです。

富士山ではハナイグチの他、アンズタケやショウゲンジやクロラッパタケなども放射性物質をため込みやすいので食用にはしないほうがいいと言われています。気にしないという方もいますし、その人に対して私もとやかく言う気もなく、それは個人の自由です。
でも、放射性物質の影響は何十年も後に出ますし、積み重ねによって影響力は大きくなっていきます。昔は人生50年。影響が出る前に寿命が来ていたので問題にならなかったのでしょう。でも今は人生100年時代。将来のことを考えると私は手を出せません。

野生きのこは自己責任の世界です。判断は、自分でしましょう。

気にする人、気にしない人、それぞれ自由ではありますが、そのポリシーは人に押し付けてはいけないし人に影響されてもいけない。自分で知識を付けて自分の頭で考えなければなりません。まぁ、神経質になりすぎる必要もないですけどね。


ハナイグチの詳しい記事はこちら↓
採る前に採ってもいい場所か、放射線量はどうか、要チェックですよ!


まじめな話になりすぎましたね。さて、まだまだ序盤です。楽しんでいきましょー、ってもう息上がり気味だけど(笑)

【つづく】

つづきはこちら↓


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