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叩けばホコリの出る身*ホコリタケのなかま

公園や街中の植え込みなど身近によく見られるきのこに、ホコリタケのなかまがあります。まんまるで、一般的なきのこらしい形ではないきのこです。若いうちは弾力がありぷにぷにしていて、胞子が熟すと穴が開いてそこから胞子が噴き出すしくみになっています。

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いくつか種類があるようで、土から出ていたり木から出ていたりします。単体でも出るのですが、ぽこぽことたくさん出ているところを見かけることが多いです。
見つけると、つつかずにはいられないきのこです。若いときは弾力を楽しみ、熟した後は胞子を噴出させて楽しむ。この、胞子がホコリのように見えるのでホコリタケというんですね。叩けばホコリの出る身だ…。

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熟すとこんな風にてっぺんに穴があき、ここから胞子が出ます。雨が当たるとその衝撃で胞子が出る仕組みです。うまいこと考えたなー。


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白っぽいものが多いのですが、こんな真っ黒なホコリタケもいます。その名もクロホコリタケ。そのまんまですね。富士山でよく見かけますが、真っ黒なので見つけるのが難しいです。


ホコリタケのなかまは梅雨時に芝生などにも出ていることがあるので、見つけやすいきのこです。見つけたらつついて遊んでみてください。胞子活動(胞子を飛ばしてきのこを増やすお手伝いを、奉仕に掛けてきのこ好きたちがよく使う表現です)、楽しいですよ。

きのこをかわいく撮れるレンズ増やしたいです🌱🍄🌿