チョコレートのカカオ含有量が高いほど苦いと思ってませんか?
正解はずばりカカオの含有量が高い=苦いわけではありません。
そもそもあなたはチョコレートのカカオ含有量、カカオ分について知っていますか?よくわからずに、チョコレートを選んでいませんか?
カカオ含有量が高いものは、高カカオと呼ばれて、健康志向のチョコレートとして認知されている一方で、カカオ分の高いチョコレートは苦すぎて食べられないと思っている人も多いかもしれません。
でも冒頭にもいいましたが、必ずしも、カカオ含有量の高いチョコレートほど苦いのではないのです。
今回はそんなカカオ含有量についてお伝えします。
チョコレートのカカオ含有量、カカオ〇〇%とは?
チョコレートのカカオ含有量とは、つまりチョコレート全体量におけるカカオの占める割合や量のことです。
ではここで一般的なチョコレートと私が作っているローチョコレートについてみてみましょう。
一般的なチョコレートは、主にカカオマス、カカオバター、カカオパウダー、砂糖、乳成分、乳化剤、香料を原材料としています。
ローチョコレートは、カカオ豆+椰子糖(キビ砂糖やアガベシロップなど他の甘味料を使われているメーカーさんもいらっしゃいます)か、カカオバター、カカオパウダー、椰子糖でお作りしています。
このうちカカオとは、カカオ豆、カカオマス、カカオバター、カカオパウダーのことを指しています。
チョコレートに使用する原材料のうち、どれくらいこのカカオ豆、カカオマス、カカオバター、カカオパウダーが含まれているのか?
その全体量に占めるカカオの割合をカカオ分○○%で表しているのです。
ここでわかるのは、カカオの含有量を決めるものの中に、苦味のない脂質のカカオバターも含まれていることです。カカオバターなど、チョコレートの占める油脂分の量を増やすことは、チョコレートをより滑らかにして口溶けの良いものにするために使われます。つまり、ここでわかるのはカカオの含有量の高いものでも、そのカカオ分が、苦味成分の多いものだけでなく、カカオバターをたくさん含んでいる場合もあるということです。
ではどうやってそのカカオの原材料の配合を知ることができるの?
これは商品の原材料表記を見てみてください。原材料は含有量の多いもの順に記載することになっております。そのため、例えばカカオバター、カカオパウダーの順に記載されていたら、同じカカオ90%でもカカオマス、カカオバターの順で記載されているものより苦味は少ないものである場合が多いです。
チョコレートを選ぶときにちょっと意識してみてくださいね!
以上チョコレート工房からでしたー
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