【緊急事態宣言とまん防】の違いってナニ?
1都3府県に緊急事態宣言を出すというニュースが流れましたね。
オリンピックを前に、模索が続いています。
ところで、緊急事態宣言とまん延防止等重点措置、通称まん防(小池知事は重点措置と呼ぶことにこだわっていましたが)の違いを分かっている人はどのくらいいるのでしょうか。
ニュースの街頭インタビューでも、その違いについてわかっていない人が多く見受けられました。
ということでそれぞれの特徴について見ていきたいと思います。
緊急事態宣言とは
まず、緊急事態宣言について見ていきたいと思います。
緊急事態宣言の対象地域は都道府県全体です。
感染状況がステージ4に相当するかどうかをもとに宣言の判断が下されます。実際、現在も1都3府県ではステージ4に達している項目が多いですね。
また、飲食店などの事業者に営業時間の短縮や休業を要請・命令することが出来ます。
命令に反した場合、30万円以下の罰則が定められています。
まん延防止等重点措置とは
続いて、まん延防止等重点措置について見ていきましょう。
まん延防止等重点措置の対象地域は、市区町村など自治体ごとで決定することが出来ます。感染状況がステージ3に相当するかどうかが判断基準になります。急速に感染が拡大している場合は、ステージ2であっても適用が検討されます。
ただ、緊急事態宣言と異なり、休業要請は出来ず、営業時間短縮の要請と命令しかできません。
そして命令に反した場合、20万円以下の罰則が定められています。
まとめ
以上、簡単ではありますが、緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の違いについて見てきました。発令時期・対象地域・時短要請・罰則などその違いが明らかになったと思います。
これからコロナとどう向き合うか。
試行錯誤の多い1年になりそうですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?