見出し画像

フランスでショコラトリー店員になる#1

フランス語で、女性販売スタッフのことを”vendeuse”(ヴァンドゥーズ)、男性を”vendeur”(ヴァンドゥール)という。

フランスのケーキ屋さん巡りをすると、簡単な紙のトレーにポンとケーキを乗せ、包装紙で手早く包み、フィセル(紐)で結んでくれる。20歳で初めてフランスへ行った時、その包み方に驚き、なんて可愛いの!と目が釘付けになったのを今でも覚えている。セロテープも使わないでさっと包むので、開ける時もとってもスマート!いつか私もやってみたい!と思ったものだ。それからというもの、ケーキ屋さんを巡る度に、どうやってるのかな?とお店の方の手元に大注目していた。

今回、渡仏はワーキングホリデービザを利用した。

倍率もそこそこ高く、必ずしも取得できるとは限らなかったが、志望動機書に心をギュっと詰め込んだのが通じたのか、無事取得。秋のヴァンダンジュ(ブドウ摘み)が始まる前に2か月程語学学校に行って、フランス生活に慣れておきたいということもあり、6月に渡仏を決めたのだ。

語学学校の方で滞在先を斡旋してくれるので、ホームステイ先でフランスの家庭の様子も見れるし、語学力アップにも繋がるかも!とワクワクしていました。

ステイ先がフランス家庭ではないと知るまでは…。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?