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歩くような速さで - 100日noteを書いて分かったこと

日々、山あり谷あり。

毎日書くことは想像以上に難しいことでした。それは、自分がどんな状況に置かれていても、何かをアウトプットしないといけないからです。

当然100日もあれば、体調の悪い時もありますし、気分が乗らない時もあります。何で書いているのかと思うことも多々ありました。

それでも続けられたというのは、読んで頂ける皆さまがいてくれたことと同じぐらい大事なこととして、当たり前ですけれども、楽しかったことがあります。

日々の自分の考えが、形になって残っていく。少し前のことでも、自分のnoteを読み返すと、ああこう感じてたんだと発見があったりします。

やはり、この内発的なモチベーションは、すべての創作活動の源泉ではないでしょうか。

ということで今日は、100日noteを書いて分かったこと。マインドセット編です。

書くことは自分との対話

自分のnoteを一番最初に見てくれるのは誰でしょうか。フォローしてくださる方々…でもあるんですけれども、やっぱり自分なんですよね

自分の言葉が、自分に与えている影響というのは、想像以上に大きいと感じます。考えも、前向きなことを書けば前向きに、後ろ向きな事を書けば後ろ向きになるものです。

当然、私も日々色々ありますので、ネガティブな言葉を書いていることも多々あります。そのため、noteは夜に書いて、朝に見直してから公開しています。

幽体離脱のnoteを書いたことがありますが、自分を客観的に見ることで、それって言い過ぎだよねともう一人の自分が諌めてくれまして、その結果として公開されているのが皆さんに読んで頂いているnoteなのです。

そんな、自分のnoteの一番の読者は自分である。そして、自分でも良いと思う言葉をこそ読んで貰いたい。そう強く感じた100日間でした。

自分を大切にしましょう。人に優しくできるかどうかは、自分がどれだけ安定していられるかどうかも大きく関わるのですから。

結局プロダクトありき

このように、自分を大切にするということを学んでから、プロダクトアウトとマーケットインの論争にも、私的には結論が出ました。私としては、プロダクトありきで物事を考えるようにします。

プロダクトアウトというのは、自分の表現です。それがマーケットに受け入れられるかどうかはまた別の問題なのですが、それでも自分の軸を失ってまで何かをしてはいけないのだと痛感しました。

75日目前後でものすごく迷ったことがあります。このまま書き続けて、読んで頂ける人の数は増えるのだろうか。この方向で良いのだろうかと、結構悩みました。

その時に、試しにマーケットインの考え方を強めて書いてみたのですが、読み返すのもためらうぐらい、なんだか自分ではない言葉がそこにはありました。

それを見て、自分が書いたものを自分で愛せないのでしたら、それはやるべきではないと強く思ったものです。誰に認められなくても、自分だけは自分の理解者でいて欲しい。

そのため、マーケットインの考え方はあくまで参考。基本的には、プロダクトアウトで物は作られるべきだという結論になりました。

この観点で言うと、マーケティングは、本来のプロダクトの良さをどれだけ損なわずに伝える活動かという定義になります。極論すれば、マーケティング活動から、価値が新たに生まれることはない。そういう考え方です。

もちろんこれは今の私の考えであって、自分の中でそのように定義したということです。これが一般的な考え方ではないのかもしれません。

ただ、このように考えてから、また自分らしく書けるようになったというのは事実です。そう決めてから書いたnoteは、今でも楽しく見直すことができます。

歩くような速さで

このように、書くことは自分との対話であって、物はプロダクトアウトで作っていくべきと考えますと、要は自分のペースでやっていくことが一番良いなという結論になりました。

音楽の記号に『アンダンテ』という記号があります。歩くような速さでという意味の記号です。

私は、この歩くような速さでという表現が大スキでして、ものすごく詩的な響きを持った言葉だなと感じています。

色々なnoteで書きましたが、世の中の変化はどんどん速くなっていると感じます。今日あるものが、明日残っているか分からない。そんな時代です。

ふとすると、その急激な流れに押し流されてしまいそうになるのですが、むしろそんな時代だからこそ、自分の歩調を大切にすることが改めて大事になっている気がします。

時代の流れに合わせて変わることは素晴らしいことです。進化は環境の変化に適応して生き残った結果です。

そうだと分かっていても、やっぱり自分は自分らしくいたいなと。そう思った100日間でした。

最初の30日は書くだけで一杯でした。次の30日は書くことが楽しくてしょうがない30日でした。その次の30日はものすごく迷った30日でした。

その結果辿り着いた残りの10日のnoteは、自分らしくてやっぱりスキです。

歩くような速さで。今後も自分らしくいたいなと思っています。

まとめ

ということで、自分を大切にして、自分らしくいることは、全ての基本だよね、というお話でした。

なんだか、最終回的なノートになってしまったんですけれども、やっていてまだ楽しいので、一応続けたいなと思ってはいます。

ただ毎日書くと、気合いの入った調査がしにくいので、ちょっと投稿のリズムに変化つけたいなとも思ったり。

一方で、めんどくさがり屋の私なので、一度毎日書くことを止めてしまうと、もう帰って来れないような気もしています。

まあ、とりあえず、深く考えるのがメンドクサイので、毎日書くとは思います。おっと。カッコ良く言えば、意志を入れない習慣力

なーんて。日々は移ろい、様々な変化が押し寄せてきます。そんな中でも、生きていかないといけないですし、生きることはやっぱり戦いです。

そんな中でも、忘れたくないなと思ったことが、今回のnoteでした。

せめて、自分らしく。

皆様も、自分を大切にしてくださいね。

ではでは。


<100日書いて分かったこと - スキル編はこちらから>

<このnoteを書いたしょこらはこんな人です>


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