影響力を得たいなら“都会住み”一択だよねって話
どうも、広告屋のエルモ(@elmo_marketing)です。
週末にこんなツイートをしました。
今日は、このツイートの真意について、もう少し深掘りして書いていきます。
地方移住ブームが盛り上がっていますが、「ぶっちゃけ、いまこそ都会一択ではないのか?」と感じています。
なぜこの結論に至ったか、理由は2つあります。
・ネットの影響力は都会を中心にまわっている
・機会は人が運んでくれる
この2つが気になる方は、本文を読み進めてください~。
ネットの影響力は、いまだに分散型ではなく、中央集権
マスからソーシャルメディアへの移行でよく語られているのが、「一方向コミュニケーション→双方向コミュニケーション」。
「情報は、中央集権的ではなく、分散型ネットワークで広がっていく」、これがソーシャル時代のネットの特徴です。
(出典:https://cc.minkabu.jp/column/69)
右のようなピアトゥピアのやりとりでは、場所に依存しません。どこにいても端と端が繋がっているので、自分にネットワークがありさえすれば、どこからでも影響力を得ることができるはずです。(論理的には.....!)
ただですね、インターネットを日々ウォッチしていると分かりますが、実際には端っこ同士が繋がりあって、影響を及ぼしあっているというのは稀です。
むしろ、ネット上の影響力は、物理的な空間に強く左右されているように思えます。
・起業家の友人がサービスをローンチしたから、SNSでシェアする。
・友人が書籍を出版したから、SNSでシェアする。
・先輩が良い広告を出したから、SNSでシェアする。
定量的なデータがなくて申し訳ないんですが、ソーシャル拡散の9割以上は身内からのモノ。バズの大半が物理的な友人関係を起点に生まれている気がします。
(直感でしかないですが、ほぼ間違いないと思います。)
あ、何が言いたいかというと、ソーシャルメディアの盛り上がりの大半は東京在住(しいて言うなら関東圏)のお友達ユーザーで生み出されているという仮説を提唱したいです。(笑)
ソーシャル発信のメリットに、「新しい友人ができた」と言う人が多いじゃないですか。結果として、物理空間に依存した影響力ネットワークが形成されたいんじゃないかと。
次に別の視点から、もうひとつ『都会』のメリットを。
「運は人が運んでくる」なら、人口密度が高い場所にいたほうがいい
最近FREE-AGENDAというpodcastにハマっています。
この「#73 続・運は実力のうち」の放送回で、「運は人が運んでくる」という話が出てきます。
このコトバはいい得て妙で、本当にその通りだと思います。
運と影響力は、根底で繋がっているので、運(機会、転じて影響力)は人が多い場所でこそ手に入りやすいと思うわけです。
実際、人がまったくいない北海道のド田舎で活動をするより、人の行き来が活発な東京で生活をしたほうが、人的ネットワークは何百倍も広がります。
そして、先にお伝えしたように、ソーシャルインフルエンスはなんやかんやハードな人間関係に依存しています。
影響力は人が運んでくれるからこそ、人がたくさんいる場所にポジションを取ったほうが良いのではないか?と個人的には思うのです。
今は、COVID-19の影響でリモート環境への移行が進んでいますが、むやみやたらと地方移住をすると、運・機会・影響力を落とすことになってしまうのではないでしょうか?
最後に
今日、こんな記事を発見しました。
地方に行くと、セレンディピティ(偶然の出会い)が増えるというものです。
「これもまた真なり」でして、都会には都会の、地方には地方の良さがあるんですよね。
・目的が明確な場合は人的ネットワークが豊かな都会
・ランダムノイズを入れて心機一転したいなら地方
という一旦の個人的仮説を置いて、今日のnoteを締めたいと思います。
ただ、インフルエンスを手に入れたいなら、圧倒的に都会ですよ。これは間違いないです。
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