見出し画像

SNS中毒のほうが、パチンコ依存症よりよっぽどタチが悪いよねって話

どうも、今日はみんな大好きSNSについて、語ろうと思います。

うすうす気づいている人もいますが、これからSNS中毒は一つの大きな社会問題になっていくと思います。

というのも、SNSの依存メカニズムはギャンブル依存症のそれと同じだからです。

コロナ渦-自粛期間中に、「パチンカスが~」「これだからギャンブル依存症は~」とツイートしていたあなたも、実は同じ病にかかっているかもしれません。。

つまり、みんながSNSに熱中するのは、一億総ギャンブル依存症と言っても過言ではありません。という、少し恐ろしい話をしていこうと思います。

【変化報酬の罠】ギャンブル依存とSNS中毒のメカニズム

ぼくが「SNS中毒=ギャンブル依存症」と気づいたきっかけは、この一冊の本にあります。 

ここで、僕の目に留まったのは、「動物は変化報酬に過剰に反応してしまう」という心理学の教えです。読んでみてください。

スロットマシンは、「変化報酬」を表す現実の世界でもっともいい例と言える。ときどき大当たりするが、その間隔は予想できない。報酬が得られるペースはさまざまである。
この変則性が大量のドーパミン放出を促し、記憶を強化し、習慣形成(依存)を早めることになる。

さらに続きます。

 変化報酬は偶然に発見された。ある日実験室で、有名なハーバード大学の心理学者B・F・スキナーが実験していると、固形のエサが不足してきた。でも、もっと作るには時間がかかる。このため彼は、「なぜラットがレバーを押すたびに強化する必要があるのだろう」と思うようになった。

そこで、ラットに断続的に褒美のエサを与えることにした。すると驚いたことに、エサが出たり出なかったりしても、レバーを押す行動は減るどころかむしろ増加した。

あなたは、この文章を読んでどう思いましたか?

僕は、「あぁ、これはtwitterやInstagramにハマるメカニズムそのものだ、アカン」と思いましたね。(笑)

・通知が来ていないか?
・誰にいいね、RTされたか?
・誰がなんとメンションしてくれたのか?
・有益な情報が流れているのではないか?
・話題には乗り遅れないだろうか・・?

SNSって、「当たるかもしれないし、当たらないかもしれない」という心理状態でドーパミンがドバドバ放出され、依存症を引き起こすパチンコとなんらなんら変わらないんですね。

パチンコ依存とSNS中毒の違いは、投下している資本が、お金なのか?時間なのか?の違いに尽きると思います。

※余談ですが、ドーパミンは幸せ物質ではなく、期待感を感じさせる神経物質だそうです。つまり、ドーパミンがドバドバ出ても、脳が興奮するだけで、得られる果実は保証されていなんですね。だから、変化報酬の罠(ついSNSを開く)に引っかかってて、ドーパミンをドバドバ出すことはかなり危険だと思います。

お金より、時間を奪っていくSNSのほうがタチが悪い

画像1

ドラッカーは、「時間こそが、最も希少な資源だ」と言います。

そう考えると、実は、パチンコよりSNS依存のほうがよっぽどタチが悪いのではないでしょうか?

パチンコはお金を失えば立ち去らないといけませんが、SNSは朝から晩までずーっと見続けることができます。お金と違って、時間を失っていく感覚もありません。

最も希少な資源であるはずの時間を、時々刻々と奪われていく。これほど恐ろしいことはないです。

SNS中毒のぼくが思うこと

ぼく自身もSNSは大好きなのですが、一方でSNSに費やす時間が増えたところで、そこから得られる果実はまったく増えない気がしています。(笑)

というのも、SNSの変則報酬はかなり偏っていて、「アタリ:ハズレ=1:999」くらいの割合なんですね。

本当に良い情報は、夜タイムラインをチェックするだけでも見逃しませんし、いらない情報は勝手に流れていくと思います。


あとこれは、SNSの隠れた真実なのですが、アタリの報酬に出会えるかは自分の実力が決めます。SNSは人と人を繋ぐメディアなので、面白い人と巡り合うには、自分もそれ相応の能力・スキルがないといけないんですね。引き寄せの法則と言ったらスピリチュアルっぽいですが、自分の能力以上の人とはなかなか巡り合えないは真実だと思います。

なので、突然「SNSで格上の人に絡みたい・認められたい」という一心でSNSに時間を投下しても、得られる果実はほとんどないと思います。時間の無駄になります、持論ですけどね。

まずは、どこかしらで自分の実力をつけましょう。

SNSは実力を発信する場であり、スキルを鍛える場は別にあると思います。


ということで、本日はSNS中毒者による、SNS中毒ってギャンブル依存症よりヤバいよねという話でした。(笑)

マジで、SNS中毒は、本気で一億層ギャンブル依存症と変わらないで、気をつけましょう!!僕も気を付けます。

最後に、本文で紹介したジェームスクリアー式「複利で伸びる1つの習慣」に会ったコトバを引用して終わりにします。

成功をもっとも脅かすものは、失敗ではなく退屈だ。わたしたちは習慣が楽しくなくなると飽きてしまう、結果も予想がつくようになる。そして習慣がつまらなくなると、新しいものを求めようと進歩から脱線し始める。
~中略~
優れた人になる唯一の方法は、同じことの繰りかえしに、いつまでも魅了されることだ。退屈に恋をしなければならない。

素晴らしい本なので、習慣化に苦しんでいるかたは、ぜひ読んでみてください!twitterのタイムラインを覗いて変化報酬の罠に引っかかるより、よっぽど有益な情報がまとまっています。

退屈に恋をしましょう!!

twitterでも情報発信をしていますので、よかったらフォロ―してくださいね!






ここまでお読みいただきありがとうございます! 大の読書・コーヒー好きなので、いただいたサポートは、次の記事の燃料にします。