年賀状、かきましたか？
あっという間に三が日もおわり、もういつもの週末の夜となんにも変わらないじゃないか、と思っている方も多いかしら。
そういえば、皆さん、今年は年賀状ってかきました？
オーソドックスな年賀はがきでのやりとり。私はもうだいぶ前から失礼してしまっております。こう見えても、昔は全て手描きで！というのをモットーにしていて、干支に因んだデザインを考えるのも楽しかったはずなのに。というか、もとはと言えば、どーーーしても欲しかった“プリントゴッコ”を買ってもらえなかった（数年前に全ての販売事業が終了したというニュースには本当に驚いたというか、もう二度と手にすることはできないのだと結構ショックを受けました）ということがあったのですけれども。
ITだのデジタル化だのによってPCでの作業が一般的になり、自分で年賀状作成する人はプリンタで刷るようになって、そのうちケータイでDECOを駆使したあけおメールになって、さらにスマホでLINEが当たり前になって、スタンプで済むようになったり、住所を知らなくてもハガキを送れるサービスが出てきたり、、、と世の中はほんとに進化を遂げてきたんだなぁと感慨深くなりますね。
それだけではなく、オトナになると“出したくても出せない”ことも増えてくるのですよね、悲しいことに。こればっかりはどうしようもないのですが。
そしていつしか、私も年賀状をかくという行為からはなれてしまいました。もちろん、全くご挨拶をしない訳ではなくてこんなのを利用したりして。
#cartierwish #cartier （よかったら ↑ クリックしてみてください）
新年ですし、気分だけでも豪華にね。
そしてもうひとつ
こちらはクリスマスカードを利用してみてなかなか好評だったのですが、なんとなんと年賀ver.もあって、今月いっぱい送れるみたいですので興味のある方は今からでもぜひ。
ですが、、、
手軽に送れるし、音楽までついていて、本当に素敵なごあいさつなんですけれども、何通も送っているうちに、「もしかして、届いた人達はみなさん、ちゃんと開いてくれてるかしら？」と不安になりました。
というのも、これってスタンプのように一瞬ではなくて、カードができあがっていく過程を見守って？いく（実際に見て頂くとわかると思うのですが）時間があって、それがまあラグジュアリーブランドならではの優雅な時間だと思っていたのです。
でも。
忙しい人とか、“時短”をよしとする風潮の中で、そこまでのんびりと私が送ったカードに向き合っている方はどれくらいいるのかと、、、（スマホがﾋﾟﾛﾝと鳴った時に見られない状況ってことも往々にしてあるでしょうし）
こちらも何通も送っていると、毎回完成するまでの時間が楽しめないというか、だんだん「早く～」みたいな感じになってしまったんですよね。こんな時間がいっぱいあるお正月休みなのに。
そもそも、一枚一枚かくという行為の面倒さを解消するために、こういう便利なシステムがあるのだと思いますが、人というのは本当にわがままで、さらにさらに簡単であることやスグできることを求めてしまう、、、
もちろん、手をかけることや時間をかけることは大切とわかっているのだけれど、やはり、今の時代パッと見てめでたさがわかることは大切なんだなと再認識したところです。だからスタンプなんだな。きっと。でもその一方で、私にも届いた年賀ハガキをじっくり見返して、そのなかの手書きの文字を見て、暫く会っていない差出人がどうしてるのか想いを馳せるのも私は好きなんですけれどね。
だからこそ、時間に縛られずにゆったりと優雅に時間を楽しむような、そんな考え方も大切にしたいなと思ったのでした。
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