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春になるということは

暖かくなるということは、人以外の生きとし生けるものも活動的になるということで。

空気を入れ替えたくて窓を開けることが増えると、網戸があってもいつしかコバエ的なものが入ってきてしまうのですよねぇ。部屋の中でなんとなく気配を感じていましたが、そこまで邪魔ではなかったので、とりあえず放置しておりました。
で、キッチンで料理をはじめようとして、ふと布巾やちょっとそこまで用のマスクをぶら下げているミニピンチハンガー(お洗濯ものを干すのよりもひと回り小さくて便利)に目をやったんです。ちょうど、上の棚の取っ手のところに引っかけてあるので、目の高さになるんですね。

そしたら、、、

マスクにおそらくさっき侵入してきたであろうコバエが止まっておるではないか!!!
え、この不届き者が、なんでよりにもよってソコなわけ? 食材や水気がある三角コーナーの付近のほうが好きなんじゃないの?? と思ったのですが、ぷらぷらと不安定にぶら下がっているマスクを叩いたところで、つかまえられず。1mmもないくらいで、わりと弱々しい飛び方(なんかびゅんびゅん元気でないとちょっと手を出すのがためらわれることってありません?)で、どこかに行ってしまいました。
一応、マスクの外側(肌に触れるほうではない)ので、神経質に「もう捨てなきゃ!」というふうには思わなかったのですが、マスクまだいっぱいあるし、これも新品じゃない(ついMOTTAINAI精神で、一度では捨てずに宅配便の方が来たり、階下にゴミ捨てに行ったりするときにちょこっと再利用するためにとってあるんだけど)のだからと、結局はポイしました。

今日はまだ一匹だったので、逃げていっても再び遭遇する可能性は低いですが、これからもっと暖かくなると、なんらかの手立てが必要だなと痛感。
コバエ防止のスプレーはまだちょっと残ってますが、新しく買わなきゃだわ。そして、食材の管理も気をつけないと。

そうなんです、粉もの(オートミールなどの穀物も含め)は常温に置いておくとダニが発生すると聞いたのが衝撃的すぎて、以来すべて冷蔵庫に入れているのですが、そうするともういっぱいいっぱいで、安売りで買ってきた野菜が入り切らないという事態を招いています。冬の間は、玄関近くに置いておけば気温が低かったので傷まないし、虫などの心配も全くしなくてよかったのですが、もうそういう訳にはいかないので、今度は冷凍庫もフル活用させなくては、です。

そして、もっともっとモノを減らさないとなぁ、、、(と思いながらやはり春のせいなのか浮かれ気分で物欲が爆発しつつありますアーメン)



今日サヨナラしたものたち【不定期シリーズ】

★ホログラム模様のメガネケース 
片づけをしていたらまさかの場所から出てきました。そういえば最近見かけないとすっかり存在を忘れてました。昨年の出張時に見当たらずに持っていってなかったような気もします。
これを買ったのはもう10年以上前(ほんとにわたしったら見事に好みが変わってない)。当時、京都と行き来する生活をしていて、移動が多かったので必要だったのです。もちろん、メガネケースはメガネを作れば無料でそのお店のをもらえるし、その頃のわたしにはちょっと高めのお値段だったけれど、デザインにひとめ惚れして、どうしても欲しくて「必要だから」と自分にいい聞かせて買ったのを覚えています。七色にキラキラ光るホログラムのうえに、ファスナー部分のチャームにもラインストーンがついていたのがとにかく最高だったのだけれど、中にはちゃんと外側からの衝撃で形が崩れないような仕切りみたいなのも入っていて機能性にも優れていたので、安心してメガネを持ち運ぶことができていました。その当時、定宿の格安で極狭なビジネスホテル(そのホテルももうなくなって、昨年その場所に行ってみたら駐車場になっていた)の一室で、つらいことがあるとそのキラキラに癒やされていたような記憶もあります。
買ってから相応の年月がたったので、いつしかチャームのラインストーンはとれてしまい、ホログラムも褪せてきてしまっていたのですが、それでもずっとずっとお気に入りでした。が、なにかの拍子で部屋の片隅に転がり込んでしまっていたのですね。見つけるまで存在を忘れてしまっていたのでした。

そう、見つけるまで忘れていたということは、つまり、なくてももう大丈夫ということだなと判断して今回サヨウナラすることにしました。色褪せてはいても、もともとがしっかりしたモノなのでまだまだじゅうぶん使えるのですけれど、ここでひっぱってはいけないなと。
最近は、ワンデーのコンタクトもだいぶ普及したので、出張があってもメガネを持っていかないことも増えたというのもあります。だから、思い切って決断。
今回は思い入れが深いものなので、記念に一枚ね。

こうやって見るとまだまだキレイだけど
これも加工のおかげ(ヒトと一緒)

ほんとに長いこと、ありがとう。
こうすれば、輝きもずっと薄れないなぁ、なんてあらためて。


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