見出し画像

大好きなお店の色々の話~ベルアメール~

「一番好きなお店は?」なんて無粋極まる質問はしないで欲しい。

皆一緒にゴールしましょうね全員が優勝よ、なんて甘っちょろいことは言わないにしても、やっぱり優劣の付けたくないことって沢山ある。
良い部分と悪い部分があって、好き嫌いという絶対的主観に基づいたものがあって、世の中はもっと複雑に絡み合っているのだから。

自称ながらもスイーツ好きを語らせていただいている身なので「オススメのお店」を聞かれる機会というのは時折あるのだけれど。
「一番」を答えたことは一度だって無いし、答えたいとも思わないし、そもそも解答なんて用意していない。

それでも「好きなお店をいくつか挙げて」と言われたらスラスラと出てくるお店はあるわけで。

たとえばパレドオールだったり、デリーモ、トシヨロイヅカ、ルショコラドゥアッシュ、プレスキルショコラトリー、ドリュアデス、ダロワイヨ、ピエールなんちゃら・・・

そしてその中には「ベルアメール」も確実に入る。
一度に購入するチョコレート5,000円の壁を破った大好きなチョコレート屋さん。

楽しみにしていた自由が丘のカフェ店舗に行った。
絶対、再び行くだろう。

で、テイクアウトでも買った。
イートインを利用したらテイクアウト用まで買わないことが多いのだけれど、ベルアメールはやっぱり家で気軽にお洒落に楽しめるチョコレートが豊富だから。見るとつい、買いたくなっちゃう。

自由が丘限定なんかも色々あって、字の如く「色々」買って楽しんだ。

本日は、その「色々」の話。

*****

「パンケーキ」

画像1

え?

パン...ケーキ?
と、見せかけて、チョコである。
あぁ、写真だと大きさとかよく分からないから!
この感動、上手く伝わらない。

ほらパキッと......。

画像2

これで少し、分かりやすいかしら、
正体は円形の板チョコ。
ベルアメールと言えばコレ!とも言いたくなる、可愛く美味しい、1枚200円台程度で気軽に買えちゃうアレだ。

中からはトロリとメープルのジュレが溢れ出す。

バニラと卵風味の、そしてバター風味のホワイトチョコ。
ホワイトチョコの世界が広がる。

「ブレックファースト」

画像7

卵焼き。

じゃなくて、これもチョコ。
朝おチョコ様にぴったり。

単なる形だけじゃなくて、白身にはなんと塩と胡椒を、黄身には卵の風味を使っているそうで。

このユニークさと美味しさよ。
流石の、ベルアメール様様。

割ったら

画像5

割ったら

画像4

ペンギンママ?のような何かが生まれた。

「ムースピスタチオ」

画像7

ピスタチオの月。
キラキラ。

ピスタチオ風味のミルクチョコの中には、ピスタチオホワイトチョコムース。パリッの直後にやってくるフワッとエアリーな舌触りが甘さを残してスッと消えゆくのがどこか切ないような、それが幸せのような。

黄緑色のパステルカラーには心癒される。

画像7

「ラムキャラメル」

画像8

分厚いビターチョコをパリッと割ると、滑らかなラムキャラメルが溢れ出てビックリ。
大人の世界を知っているようなコクのある色っぽい甘さに、パシッとしっかり安心の日常が感じられるビターチョコ。
この相性が最高。

画像9

「アマンドショコラ」

画像10

ビターチョコとブロンドチョコの混ざり合いは、ビジュアル的にも味的にも美しい。

ビスケットの香りがするブロンドチョコ。
それにアーモンドキャラメリゼ。
見た目よりガッツリ甘めながら、ビターチョコがしっかりそれを受け止めてくれる。

画像11

「苺あずき」

画像23

あずき風味のビターチョコ。
確かに最近では「小豆×チョコ」という組み合わせも台頭しつつあれど、それでも珍しいな、と思う。
それに「あずき風味」だなんて表現は謙遜。
あずき感、凄くあるよ。あずき優等生だよ。

ドライ苺や苺の顆粒。
小豆のコテッとした甘さをキュッと引き締めるような、可愛くあざとい甘酸っぱさ。

それは遠い過去の、少し不思議な恋の記憶。


こんなのもある。

「ブラウニーピスタチオ」

画像12

ホワイトチョコ生地にピスタチオペーストを使用しているから、凄くチョコ屋さんらしい優しい甘さを楽しめるブラウニー。

細かく砕かれたピスタチオがまた、ビックリするくらい沢山で、嬉しい。

画像13

「ガトーミルフィーユショコラ」

画像14

この層!
美しい!!!
2層のしっとりとしたビスキュイ生地に、滑らかなチョコガナッシュ。

口の中で一体感をもって、甘さとビターな風味を広がながら溶け広がる。
「焼き菓子」を超えての「ケーキ」を感じる。

画像15

プチショコラボックス
「マカダミアナッツ」

画像16

ナッツシリーズは、他に「ペカンナッツ」「アーモンド」「ヘーゼルナッツ」とあって、また選択を迫ってくる。

画像20

マカダミア溢れる子がBOXから飛び出す。
粉をまき散らすトリュフが別に包装されているあたり、優しさを感じたり。

画像21

シンプルな見た目のボンボンショコラには、なかなか大きな衝撃を受けた。
美味し過ぎて。

ビターな薄いチョコにたっぷり入っているのはエアリーなルビーチョコ。
アーモンドプラリネ入りで凄く甘くて。
マカダミアナッツ、キャラメルチップ、フリーズドライストロベリーと食感も味わいもワクワク楽しい。

画像22

プチショコラボックスには、フルーツのシリーズも。

画像24

メロンを購入。
ちょっと珍しいよね。

画像25

メロンのパチパチとか。
楽しいがいっぱい。

フルーツポップ

画像17

様々な色があって、どれにしようかなと悩むのは、楽しくもあり辛くもある。苦渋の決断。また来るからなという決意。

賞味期限のことも考慮して、2本買おうと決めていた。

サクランボのような形だから、まずはアップル味の赤かな。
であるなら、もう1本は対になる青にしよう。これはブルーベリー味だ。

画像18

こうやって並べると、サクランボ感がUPするような。
上にミントでも添えれば良かったかな。

土台のビターチョコをパリポリ食べた後に、キャンディーを楽しむようにチョコを食べる。
果肉感あるシャクシャクとした食感だったりして、これは小さなエンターテイメントの世界。

画像19

うん、可愛い。


可愛いが溢れる、
美味しいも溢れる、ベルアメール。

選ぶのも、プレゼントするのも、もらうのも、食べるのも。
全部が全部、ワクワクキラキラに包まれる。

季節限定も色々あるから、最近は切り替わりの時期にお店を覗きに行くのが楽しみのひとつ。

沢山の楽しいにありがとうと、これからのドキドキへのよろしくと。

この記事が参加している募集

コンテンツ会議

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?