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可愛いスイーツに騙されない為の心得(おとうふ工房いしかわ「どうぶつ とうふドーナツ)←これは美味しい

可愛いスイーツって何だろう。

時々、そんなことを改めて考えてしまう商品に出会います。

スイーツの沼に片足を突っ込んでしまった人間は、それが基本形な形であっても素晴らしい技術の上作り上げられているものだと知っているので、
「きゃー!可愛い!この艶やかな表面!貴婦人のよう!」
「えっ、この力強い色、君はカッコイイね」
なんて変態的なことを言い出したりするのですが…。

普通は、多分、特徴的な何かが無いとそんなことは言わないのです。
明らかに可愛いスイーツっていうのは、例えばこんな感じ。

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いわゆる「なりきりスイーツ」は、分かりやすく可愛い。
あるいは花の模様が描かれたスイーツなんかも可愛いでしょう。

で。
迷うのがこれですよコレ!
包装が可愛いやつ。

おとうふ工房いしかわ「どうぶつ とうふドーナツ」

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くぅ!可愛い!
本体のドーナツは滅茶苦茶シンプルな見た目なのにね、
袋がここまで可愛さを引き上げてしまうんですよ。

でもこんなの、アイディア勝負。
袋さえ可愛ければ中身がそれなりでも客は喜ぶんだろ、みたいなクオリティの商品にも、時々出会ってしまうのです…。

だから、包装で可愛さ勝負を仕掛けてくる輩は、ちょっと気をつけなければならないのです。

今回の場合は、豆腐ドーナツということもあり、健康商品オタクな私としてはその点も心動かされたので買いましたけど!(言い訳)

他のデザインもあって、もう「この野郎!」ってくらい可愛いんですよ。

そしてこのおとうふドーナツは見た目詐欺だったかというと…
いえいえ全く!美味しかったです。

もふもふで、普通のドーナツには出せない優しい味。
開封した瞬間香るバニラの香りも素敵です。


可愛い包装に懐疑的な意見を書いてしまいましたが、注意が必要ってだけで、むしろ大歓迎、そういう商品は大好きでもあります。

いくら味が美味しい魅力的な商品でも、それが消費者に届かなければ始まりません。
美味しいを伝えるための手段のひとつとして、可愛いを取り入れるのは凄く良いと思います。

では、手段としての可愛いと、可愛ければ売れる可愛いをどうやって見分けるのか。

見極めポイントの一つとして、注視しているのがこれです。
何故その包装にしたのか。コンセプトに沿っているものか。

例えばおとうふ工房いしかわのドーナツは、商品説明としてこのようなことを書いています。

〇自分の子どもに食べさせたいドーナツを作りたい。だから、国産の小麦・大豆で作ることにこだわりました。
〇国産小麦で作った生地に国産大豆を使用したこだわりのおとうふ屋さんの豆腐を加えた、ふんわりしっとりとした食感のバニラの甘い香りのするドーナツです。
〇パッケージに可愛らしい4種類の動物のイラストを入れました。はりねずみ・ペンギン・うま・ねこの4種類です。
〇ちょっとしたプレゼントにも最適です。

ああ成程、これは購入者が自分の子どもに買ってあげたくなるようなドーナツを目指しているのか。
確かに、あのパッケージは子供が見たら喜びそう。

「まま、私ね!ペンギンさんが良い!」
「いいわよー可愛いね、ペンギンさん。じゃ、お母さんはどれにしようかな」
「ままにはねー、おうまさんあげる!」

こんな微笑ましい会話が生まれたりするかもしれません。


こういう風に、商品とそのパッケージに筋の通ったものはかなり信用できます。身体に優しい系が多いですね。

ちなみに購入はナチュラルローソン。
やっぱりちゃんと良いものを取り入れてくれるなあ。

これからも美味しくて可愛いスイーツにたくさん出会えますように。

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