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「限定」に弱い。デリーモ目白店土日祝日限定パフェを食べてきました

「限定」という甘美な響きに惑わされずに、自分の好きのみを貫ける人を、尊敬しています。

でも、私はそうじゃない。
「限定」
めっちゃ惹かれます。

デリーモ目白店、土日祝日限定。
うはー、限定感、強い!!

それに私はtwitter民なので、パティシエ始めお店で働く人や、違う店だけどプロの人、はたまたお客さんだけどスイーツ好きでめっちゃ食べ歩きしてる人が「これ美味いんだぜ!」と自信満々にツイートしてるの見ると、心がぐわんぐわん揺れ動きます。

デリーモって、それ全部満たしてるんですよね。
しかも私自身の体験が知っている。
美味しいって、知ってる。

だから「今回のこれは絶対食べるべき!」というのを見ちゃうと、もうどうしたって行きたくなっちゃいます。

と、いうわけでね。行ってきましたよ!
祝日に!デリーモ目白店に!

開店時間に行ったので入れましたが、あっという間に満席。
やっぱり限定は人気です。

*****

デリーモ目白店、土日祝日限定

「プレミアムパフェロイヤルピーチ」

最初にグラニテが出てきます!
このデザートコース感、嬉し過ぎます。

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可愛い!
確か、下がローズマリー、上がシャンパンピーチのグラニテ。(だったかな?違ってたらごめんなさい!)

ピーチの良い香りがふわっと広がります。
散りばめられたパールショコラブラン?
これもまた可愛いですよねえ、水玉模様みたい。
こちらはパフェの方でも登場します。
物語を導いていく妖精みたい。

さて、グラニテを食べた後はしばらくパフェの完成を待ちます。
ゆったりと読書をしながら。
できあがるパフェの美味しさを想像しながら。
この時間が好きです。

あと、何人分ものパフェを同時に作り上げていくお店の方の手際が凄い。
こういうのが近くで見られるのでカウンターデザートはたまりません。
これも目白店ならではですね。

さて、きましたよ〜パフェ!

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大胆に大きなチョコパーツはまるでパフェの翼!
圧巻です。
パキッと割ってチョコを味わいながら、さてどこからスプーンを入れようか、と悩みます。

桃とフランボワーズ。
桃はその甘い瑞々しさにうっとり。
フランボワーズはキュッとした甘酸っぱさにハートを射抜かれます。

しかしデリーモのパフェは明らかにパティシエ系パフェなので醍醐味はその後からなのでしょう。期待感に胸が躍ります。

ホワイトシャンティーアールグレイのくっきりとした模様がまた芸術的。
想像よりもしっかりとした力強い食感。
そうでありがらも優しい甘さが香り、食感はとても滑らか。

シャンティーのみで楽しんでも、果実やアイスと楽しんでも美味しくいただけました。

そして白桃ソルベとミルクティーアイスが並びますが、ここ、このパフェの中でかなりの醍醐味です。

どちらも端的に言えば「甘くて美味しい」という言葉に収束されますが、個人的にはここで透明度に注目したいです。

白桃ソルベは、透き通ったガラスのような甘さ。
ミルクティーアイスはズンとしっかりと透明度0の色付きの甘さ。

透明な世界と色のある世界。
少しずれた世界が混ざり合っていく感覚がとても不思議な感覚でした。

さてパフェもいよいよ中盤に差し掛かります。
が、いよいよ焦り始めました。
チョコソース&フランボワーズソース、どこでかけよう...。

もうね、パフェのパーツそれぞれ美味しいものだから、かけるタイミングが見つからないんですよ。
悩みながら、スプーンに垂らしてそのまま食べてみます。

美味っ!
さすがです。
チョコへかける情熱が凄いです。
フランボワーズの華やかさが加わった少しビターなチョコ。
いやもうそれだけで食べたい。

ただ、せっかくパフェに付いているのですから、きっとどこかにかけて一緒に食べることを意図されたものでしょう。

次に顔を見せるビスキュイオテとヘーゼルナッツメレンゲを見て、とりあえずここかな、と思いました。

このパフェ唯一、スポンジというか生地っぽいポジションにあるので、染み込ませてみようと。
たっぷりかけたので、滅茶苦茶贅沢感があるし、美味しかったです。

きっとこれはひとつの正解。
垂らしながら、結局その下の層にもかかり、混ざり合い、美味しかったから。
それも当然、最後の層はチョコソースとフランボワーズソースです。
追いソースみたいな意味もあるのかもしれません。
他にも正解があるのかもしれないけれど。
作り手の意図通りかは分からないけれど。
これで美味しく食べられたから、きっとそれは正解でした。

ただまあ、ビスキュイオテとヘーゼルナッツメレンゲも、もっとシンプルな味だと思っていたのだけれど。
これまた、想像以上にそれ自体が甘くて美味しい。

ビスキュイオテの方は紅茶味かな?
ミルクティーのアイスととても相性が良かったから。
口に含んだ瞬間、上品な甘さが広がりました。カフェオレや黒糖みたいな甘さにも近いような、深い甘み。

メレンゲはシャクッとかむと広がる、その甘さに思わず頬が緩んでしまいます。

グラニテの時にも登場したパールショコラも登場。
この中盤に登場する食感素材は心地よいです。

アールグレイジュレ。
ロイヤルミルクティーアイスを食べた後なので、「なるほど、そうきたか~」と謎の納得感があります。

再び登場の桃やフランボワーズ、ちょっと残っていた白桃ソルベ、下からひょこっと顔を見せ始めたダンテルフレーズなどと混ざり合いながら。

多分、どの層とも相性の良い心の広いジュレの層。
スプーンを進める度に味わいが少しずつ変わり、とても楽しかったです。

ダンテルフレーズは、苺のチョコクランチを砕いたような感じ。
食感の楽しさもだけれど、味自体かなり色濃くついていて、パフェの余韻の寂しさよりもまだワクワク感の残る最後となりました。


いや~...バランスが、凄いですね!
このパフェの主人公は誰でしょうか。
タイトルに付くくらいだから、桃?

でもね、フランボワーズも同じくらいの存在感を放っているんですよ。

桃とフランボワーズの2軸で、紅茶が世界観の背景をつくっている感じでしょうか。

様々なパーツが登場しますが、それは決してバラバラではなく、ちゃんと全体観を見てみると統一感があります。

プレミアムパフェロイヤルピーチ。
ロイヤル...そう、城。
桃を女王とした城みたいなイメージかもしれません。

さて、ドリンクは本来「アイスショコラ」がセットになっているはずなのですが。
私はどうしても目白店限定の「カカオフロート」が気になってしまって、そちらに変更。

いやぁ、限定、弱いですねえ。

「フランボワーズジャスミン」
「マンゴーダージリン」
「ピーチダージリン」
の3種。

う~ん、全部気になるけれど、「フランボワーズジャスミン」を選択!
「ジャスミン」ってフレーズにちょっと弱いんです。

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ワインみたいでお洒落~!

味は凄く濃いわけじゃなくて、うん、アイスジャスミンティー飲んでる感じです。そこにフランボワーズの果汁をギューッと絞ったような。

カカオパルプが入っているためか、かなりすっきりと飲めます。


ちらっと横目で見てみると、パフェをもう1つ追加で注文している強いお客さんもいて。
まぁ、そうでよね、デリーモのパフェ、美味しいですもん。
2つくらい食べたくなっちゃう。

私は、ちょっと先月の体重測定で撃沈したので我慢しましたが、また日を改めて別のパフェもいただきたいものです。

本日も美味しいパフェをありがとうございました。

あと、ティグレいつの間にか滅茶苦茶種類増えましたね!

デリーモのティグレ可愛くて美味しくて大好きです。

限定かもしれないけど、それぞれの美味しさを語って欲しい、とファンの1人としての要望です。

今後の新作にも期待です、ごちそうさまでした。


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