老老介護の兄と母どっちもどっち
巻き爪が痛むと母が訴えるので兄に頼んで通院することにした。
午前中、テレワークだったけど、兄に任せることにする。
兄はやはり怒りん坊
先に病院で受付してから母を連れて行く算段にしていた。あと1時間後くらいで大丈夫とは言われて家にやってきた。
母が着替えが遅く、イライラ。
持ち物を用意してなく、イライラ。
玄関で靴が履けずイライラ。
何もしようとしない、母。
兄の慣れない対応に口調は怖く意地悪さが出ている感じに聞こえた。
仕方ない。
私も時にはなんだか意地悪な物言いをしてしまう。そんな時はあるもの。
毎日天使ではいられない。
母も強情
歩行器で行くもんだと思い込む母。
それじゃ車から病院、病院の中が困るからいつも車椅子なのに、がんとして歩行器を主張。
デイサービスには歩行器だから、もう思い込みなんだと思う。
母も強情で言うことにいちいち言い訳で応酬。いつもはみんなが靴を履くのも、立ち上がりも手伝ってくれるからと主張する。
まあ元気であるとも言えるけど、仕事をしている身には聞こえてくるのが耐えがたい。
時々顔を出して様子をみるが、今は仕事も集中したい。
お願いだから、私たちの言うことに
はい、って言って。よく考えての選択なんだからと、やや兄を擁護。
わちゃわちゃしながらやっと病院へ、ほっ。
これから兄と行きたがらないか心配
こんなにブリブリしている兄と母は今後、兄と行くのを嫌がりはしないか。
息子はその点、孫という立ち位置なので母のあつかいがうまい。
怒らないけど、言うことを聞かせるのがうまい。
母の反応なんか気にしてない。
そこで思った私の老後
年老いたら、かわいいばあさんになるのがいい。
はいってとりあえずは返事をして
ニッコリする。
息子だって介護の当事者になったら、どんな対応になるかはわからない。
息子や家族だけでなく、他人である介護の人にも、やはり可愛げは大事なんだと思う。
老老介護は介護する者が、痛みがあったり、不調な体調の時にやさしくなれないこと。そこがポイントだと思う。
痛みの少ない、不調の少ない老後は子供も本人も幸せになれる。
近づきたいものです。
ちなみに私の腰はまだまだ痛む。
ふう、早く治せよ。
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