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青森の郷土料理、イカの寿司

やってまいりました、イカの日。イカとの対話を楽しむ吉日でございます。年に12回は吉日が保証されてるって、なんて幸せなことでしょうか。

まだの貴方様も来月からぜひ。10日という日程自体は、あくまでもアンカーであり、ご都合に合わせて貴方様なりのイカの日を、ご自由に設定いただけます。

「とか言って、実際には10日にやらないと後ろめたい気持ちにさせられるんじゃないの?」

…と思われている方がいらっしゃるのも、存じ上げています。でも本当にご安心ください。いかにも今日やった風でここまで書いておきながら、ワタクシ、昨夜やってますので。

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さて、今月は青森からのヤリイカを2杯入手しました。いつもの流れなら、2杯とも同じ料理にしているところですが、今月は2品。そのため捌いた後からは、2杯は別の道を歩むことになります。

今日のところは、一品のみご紹介です。なぜならお宝画像がたくさん撮れてしまったので、それだけで長くなる予感がしていますので…。ここから先、どうぞ覚悟してお読みくださいませ。

青森の郷土料理「イカの寿司」です。青森からやってきたイカと申しておりますので、青森の郷土料理になるのは必然ですよね。…というのが、理想的なストーリー展開ですが、買い物に行く前…もっと言えば先月からこれ作ってみたかったので、青森繋がりは単なる偶然です。神ってる!(←死語?)やっぱり吉日!(1日ずれてますが)

レシピはこちらをご参照ください。

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↑この先、同じお鍋に入れないとは露知らず。

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↑奥の子は最初から墨袋が少し破けてました。

同じことがコウイカで起きたら大変なことです。いや、コウイカはサーフボードに守られているから、このようにはならないのでしょうか。…試したいけど絶対に試したくない。。

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↑右奥、もう皆さまもよくご存知のクチバシですね。

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↑お馴染みの軟骨。

やっぱり美しいのですが、コウイカのサーフボードのインパクトがいまだに大きすぎて、なんか変な気持ち…。

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↑そして!今回撮影に成功しました、お宝画像でございます!

去年の夏からイカ捌きを志すワタシが、ずっとお世話になっているイカバイブル。レシピだけでなく、イカのことも結構詳しく説いているのですが、「すごく詳しく」ではなく「結構詳しく」ってところがミソでして。そんなところが痺れるほど好きなのですけど。

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↑はい、お宝画像2枚目!

バイブルで捌き方が説かれていますが、そこに「内側の皮を…」というような記述があるんです。「内側?」まだ迷える子羊のワタシは、いまいち理解ができなくて、図書館に行って図鑑を見ますが、説かれていない。それはそうです。バイブルに説かれていないことが、図鑑に書かれているはずがありません。

そしてイカと向き合い続ける中で、ようやく「皮2枚」のことがうっすらと掴めてきていました。しかし、何かこう…決定打に欠けていたんですよね。しかし、このほどようやく「なるほどー!!」って状況になりました。それをこの通り写真に収めることができたということなのです。

ちなみにこれ、ヤリイカだから実現できたのだと思います。スルメイカはヤリイカのように皮がこんな風にはすぅ〜〜〜っと剥がせないので。すぅう〜〜〜〜がどんなモンだか分からない貴方様には…

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↑は〜い、お宝画像3枚目です!

これでイカ連加入をいよいよ決断する人もいるはず。はい、皆さまご一緒に〜。「すぅ〜〜〜〜!」

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↑はい、お宝画像4枚目と一緒に、もう一度!「すぅ〜〜〜〜!」

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↑ご覧ください、またですよ!お宝画像!!5枚目!!!

内側の皮がきちんと丁寧に剥けると、このようにミミも綺麗に取れるし、まさしく「皮一枚でつながっている」のも確認いただけちゃうわけです〜。

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↑おっとおっと!皮一枚じゃなかった。皮2枚だった!!お宝画像6枚目!

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↑これまたお宝画像!7枚目!

外側の皮をきれいに剥がしたところ。何度も見返したくなりますね〜🤗

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↑はい、大変よくできました💮

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↑続きましてボイルです。

こちらも、もう覚えていただけましたね。お湯が沸騰したら火を止めて、それからイカを投入。30秒〜1分ほど放置してザルにあげます。そうすることでプリップリのイカが楽しめるのです。

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↑イカを冷まします。もちろん江戸切子のグラスで。

その間に、キャベツと人参を千切りして軽く塩揉みします。あらあら。せっかくの記念撮影なのに、サーフボードを黄色いお花が隠しちゃってますね。

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↑ダメよ、春菊ちゃん!

これ、春菊のお花なのです。たまにワタシのnoteで話題にしている農家さんのところに野菜を買いに行ったら、くださいました。春菊の花って初めてみました。おばさまのお話では、色が2通りあるのは、「オスメスの違いがあるのよ〜。どっちがどっちだか分かんないけどね!」とのことでした。

ちなみに先日いただいたターサイ(仮)ですが、正式にターサイであったことを併せてご報告いたします。同じものが売られていたのです。そこに「ターサイ」と札が出ていました。とっても美味しかったので、買ってきました。

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↑塩揉みして、シナっとしてきたら軽く絞って、紅生姜入れます。

擬態化してますが、「紅生姜inside、ベニショウガ・ハイッテル」

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↑空間把握力がないワタシ、完全に千切りが多すぎたのですが、まさかの全部入れきるという快挙。

何がワタシを支えたのか…。言うまでもありません。

↑TOP画像のビューリフォー✨の後に続く、キャロットケーキ原材料のお写真。

冗談抜きで、ヤリイカに千切りを詰めている時、「やっぱり無理かも」「もう無理かも」と何度もくじけそうになったんです。だけどその度に、この写真が「かーー〜ん!」って頭の中に出てくるんです。そしてささやきます。「できるよ」って…。

皆さまもいつ何時、このような必要性に迫られるか分かりません。必ず実際の写真をご覧になって、備えていただきたいものです。

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↑全部詰められた〜😆

詰めるときに「入れにくいから」とカットしてしまった部分を栓にしてみました。爪楊枝の先は凶器となるのでボキッと折りました。

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↑貫通したら困りますのでね…。

ジップロックに入れ半日冷蔵庫で寝かせます。そうです、このイカの寿司作りは、昨日のパフェ作りの後にいたしました。半日以上置いて、酸っぱくなりすぎるのも嫌ですので。

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↑今朝の光景。おはよう〜🌞

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↑ひゃーー〜!絶景!!なんていい朝!!!イカの日吉日〜🎍

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↑イカの寿司 朝ごはん!

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↑頭の先が、ゲソだまり。

ゲソ詰めの難しさを物語る、ゲソのつまり具合ですね。千切り入れるとどんどん奥に入っていってしまうんですよね。

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↑しかし、中間部はきれいに行きました。

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↑転じてゲソ不足。

別の道を辿ったもう1杯の子のゲソも、こちらの子に差し上げて、その見返りとしてミミをトレードしたんですけど…。まあでも、中間部はキレイにできたので、すごく嬉しかったです。

ちなみに、ターサイ買ったときに美味しそうなニラも売っていたので買ってきました。1袋に2束分くらい入っていたので、これは!と思っておじさまの「ニラ上下巻」両方行きました。どちらも美味しいです。おすすめです。

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↑ニラ上巻

↑ニラ下巻

…と言うことで、お宝画像7枚を収めた本記事もお別れの時がやってまいりました。もう1品の方はまた後日書きます。

ご機嫌よう & 🦑 Happy Squid Day !🦑

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