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【詩】どっちにしても

どっちにしても

君の中で僕という存在は薄らいでゆく

遠くない未来に

そうして消えてしまうのだと思う

だからせめて

ほんの少しでも会えるあいだ

僕は君のために在りたい

君が安らげる場所に

君が優しく居られる僕に

なりたいと思うんだ


ちょびっとの悲劇(69日目)

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