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63.自分の弱さを認める


考えがあまりまとまっていないが、とりあえず今の思いを言葉に残してみる。
書いているうちに段々モヤモヤとした心に輪郭がついてくると思うから。


私は今、不安で胸がいっぱいだ。
そしてその不安をなるべくなら隠したい。

何の不安か?
就職活動再開に対する不安だ。

10日ほど前に投稿した記事で、「一旦終活していたが、選考保留にしていた企業(A社)の選考を受けることにした」と書いたが、まさにそれに対する不安だ。


では、何がそんなに私を不安にさせているのか。
パッと思いついただけでも、

・今の内定先の選考に対する努力よりも、さらに努力する必要がある
(A社は中途採用メインの会社なので新卒でもシビアに見られるから)
・6月以降面接を一度もしておらず、就活から離れているためブランクがある
・面接対策として、ITやセールスの勉強をしなければならない
・前回の面接で「実績がない」とボロクソに言われたので、とにかく自信がない

と4つもあった。


とはいえ、思いつきでA社の選考に進むことを決めたわけではない。

「海外で働きたい」


さまざまな選考の中でずっと隠してきたこの想い。
別に新卒の会社で実現できなくても後でどうにかなるだろうと思っていたので、「海外で働きたい」という希望は脇に置いて就活していた。


ただ、就活を終えて冷静になってみると気付く。

たしかに新卒で海外勤務できなくても、転職して海外勤務できる会社を探せばよい話。
実際そういう人はたくさんいる。
だけど、「海外で働きたい」という想いが既にあるなら、遠回りせず行動できるうちに走り出すべきじゃないのか。
いわゆる「鉄は早いうちに打て」というやつ。

しかも今、A社というこれから海外展開を考えている企業が選択肢にあるんだから、それをわざわざ捨てる理由はない。

機が熟すのを待つのではなく、自分から機会を
もぎとる。


そう思って選考に進むことを決めた。(まだ考えがあやふや)


ただ、いざ話が進むと足が竦む自分がいる。
何て弱いんだろう。選考に進むことを決意したのは自分なのに。
こういう時、自分で決めたことは誰のせいにもできない分すごく責任が重いなと感じる。


そして、この自分の弱さを隠したくて仕方がない。
誰に言われるでもなく、自分が決めた道に不安を覚える自分。
決めたあとに、100%突き進めるか不安と弱音を吐く自分。


「海外で働きたい」という想いは紛れもなく事実。
でも本当は「一旦就活が終わって楽できるところを、また苦しい道に進もうとしている自分」に酔っているのかもしれない。



色々な不安が私を押しつぶしそうな状況だけど、今の自分の弱さを認めない限り次には進めない
もし「私はそんな弱い人間じゃない」と自分に嘘をつき続けて強がったとしても、面接という特殊な場で必ずボロが出る。
「あぁ、この子の本音が見えなかったな」と思われて終わる。

持論だが、人間、自分の弱さを曝け出せる人に親近感を覚えると思っている。
例えば大好きなBTS。今や世界的なワールドスターとなった彼らだが、不思議なことに距離が近く感じるのだ。国籍も違えば、一度も会ったことはないのに、近所のお兄ちゃんのような親しみを抱く。
それは、彼らが自分の弱さを認めて、私たちに伝えてくれるからだと思う。

だから、本当に苦しいけど、私もいま自分の弱さと向き合って受け入れようと思う。



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