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66. 「相手を喜ばせるために」働く
ここ1ヶ月ぐらい、急にインターンが楽しくなってきている。
※私はライターのインターンを約1年間、そして7月からキャリアに関するオンラインプログラムの作成をお手伝いしている。
そこで、「急に楽しくなったのは何でだろう?」と考えてみると、
「ブラウザの向こう側にいる人(ユーザー)が私の記事に何を求めているか、記事を読んだあと何を得られるかを考えながら制作しているから」
という結論に至った。
つまり、
自己満足ではなく、「ユーザーを喜ばせるために何ができるか」を徹底して考えるクセができた
からといえる。
やりがいなんて何もなかった
冒頭で"急にインターンが楽しくなってきた"と書いてあることからもわかるように、私はこれまでの半年間ライティングのインターンにモチベーションを持てずにいた。
もっとストレートにいうと、
「お金稼ぎのため」に記事を書いていた
のだ。
となると、「楽して稼ごう」となるのが人間の性なので、なるべく手を抜いて記事を書こうという意識で頭がいっぱいだった。
そんな状態ではインターンをなかなか楽しめず、作業のように感じ、苦痛でしかなかった。
心の中では
「辞めた方が良いのかも」「自分で仕事を楽しむ工夫をしなきゃ」
そう思いながらも、「生活費のためにお金を稼がなきゃ」という一心で自分の本心から目を背け、インターンにしがみついた。
優秀な人にFBを求める
そんなモチベーションの低い状態でインターンを続けていた私に転機が訪れた。
私の所属する新規事業部に、スタンフォード大卒の頭キレキレエリート男性(Yさんとする)が正社員として入社してきたのだ。
とはいえ、インターンはリモートワーク100%だったのでYさんと話したことはほぼなく、Slackでも自分から絡みにいくことは一切なかった。
ただ、インターンリーダーが記事のフィードバックを毎回Yさんに求め、成長していっている姿を見て、
「私も変わりたい」
純粋にそう思った。
そこで、自分が書いた記事のフィードバックを毎回お願いすることにしたのだ。
自分の弱点を受け入れる
すると、いかに私がユーザー(読み手)を意識せず自己満足で記事を書いてきたのか思い知らされた。
例えば「DX 推進」という記事を書くとする。
・何を求めてユーザーがこの検索ワードで調べているのか
・ユーザーが求める情報を満たすような記事にするためにはどんな見出しを揃えるのがベストか
・日々色々な情報にあふれている中で、ユーザーになるべくストレスを与えず文章を読んでもらうためにはどう工夫するべきか
(本当はもっとあるが)、本来記事を書く際これだけのことを考えて企画を練らないといけないのに、私はすべて中途半端で終わらせていた。
だって「お金を稼ぐ」ためにインターンしているから、頑張るの面倒だし。
そんな私でも、Yさんのフィードバックを一つ一つすくって改善するうちに「ユーザーが何を求めているか知ろうとするクセ」が少しずつ身につくようになった。
「相手を喜ばせるために」仕事をする
そして、
・ユーザーが何を求めているのか
・ユーザーにストレスを与えずに記事を読んでもらうためにはどうすれば良いか
を考え抜きながら記事を書く中で、一つ気付いたことがある。
それは、私は
「自分のために」仕事をするよりも、「相手を喜ばせるために」仕事をする方が遥かにやりがいを感じる人間
だということだ。
とはいえ、今までの自分は
お客さまの笑顔が見たくて日々一生懸命働いてます!
といった「相手を喜ばせるために働いてる」系の言葉は胡散くさすぎて、信じていなかった。
でも、自分の経験から「相手を喜ばせるために」働くことがモチベーションにつながるのは結構真理なんじゃないのかと思うようになった。
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