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常に変化し続けること

どれだったか子育ての本で、子供に話しかける時は今の子供のレベルより一歩上の話し方をしましょう、と読んだ。 単語が出る子には2語文くらい、2語文を喋る子には3語文、3歳児には4歳児ぐらいのつもりで、と。 なるほど、初めから対大人と全く同じように話しては難しすぎるし、完全に子供に合わせちゃうと成長への刺激にならないということか。次はどんな風に言葉を使えばいいのか、真似する対象がないし成長したいという欲も刺激されなさそう。 話は逸れるけど常にできないことがたくさんあって、自分を

    • いろんな子育て論があるけれど

      お久しぶりです。 前回張り切ってワクチンについて書いてみたけれど、専門家じゃない私は過不足のない情報を盛り込んで記事を書くには力不足だとわかったので、今度は子育てしながら思ったことを書いてみようと思う。 私は子供を産むことになってから何冊か子育て本を読んだ。近くに相談できる人がいないし、野生を失いまくった自分が本能で子育てできるとはとても思えなかったし、本が好きだったから。 どうやら、多くの本に共通する大事な考えは「子供が伸びようとするのを邪魔しないように」ということみ

      • 苦しくない子育てのために

        ワクチンの話ではないのですが、最近いっぱいいっぱいなお母さんをお見かけすることがあって、考えていることを綴ります。 私はまだひよっこだし子育ても半年しかしていないのでこれが正解かはわからない。けど、余裕がなくなってるお母さんお父さんが少しでもホッとできたらいいな。 手段の目的化をしていませんか。目標の優先順位を意識してみませんか、という話です。 夫は運動指導者なので、「目的」「目標」「手段」の話をよくします。 「目的」はゴール。大目標ともいえると思います。 「目標」はゴー

        • ワクチンには水銀が入っている?

          ワクチンには水銀が入っている、と聞いたことがありますか。水銀と聞くと不安に思う方も多いのではないでしょうか。 メチル水銀は水俣病の原因として有名ですし、私の年代は保健室の体温計が水銀で、割れると「危ないから近づかないように」と言われたものです。水銀と聞くとなんとなく身構えてしまうのではないかと思います。かつて「ワクチンの水銀が自閉症のリスクを高めている」という説が出されたこともあります。 結論を言うと、水銀が入っているワクチンと、入っていないワクチンがあります。そしてこの水

        常に変化し続けること

          予防接種のはじまり

          人類が最初に予防接種を開発し、かつ予防接種によって根絶に成功した感染症が天然痘です。 国立感染症研究所によると、 天然痘は紀元前から世界各地で度々流行し、その致死率(かかった人が病気によって死ぬ確率)は20-50%もありました(強毒タイプの場合)。日本では明治時代の45年間に6回の流行(患者数2〜7 万人程度、死亡者数5,000〜2万人)が発生したといいます。 ものすごく大雑把に計算すると、 明治45年の人口がおよそ5000万人だから、多い時で700人に1人感染し、2500

          予防接種のはじまり

          予防接種について考える

          子どもに予防接種を受けさせない人たちがいる。 受けさせる人も、受けさせない人も、子供を大切に思っているのは同じだし、害なすものから子供を守りたいと考えていると思う。 行政からは予防接種のお知らせが届くし、大多数の親が予防接種を受けさせている。何も考えていなければお知らせの通りに受けさせるだろうから、受けさせない人たちこそ真剣に予防接種のことを考えたんじゃないかと思う。受けさせない人はどうしてそうすることにしたんだろう。 ①予防接種が必要なものだと思えない ②予防接種で打つワ

          予防接種について考える