2020年のクリスマス

今年はひとりで暮らすクリスマス、そんな私であるが、せっかくなのでクリスマスについて書いてみたい。何を隠そう、私はクリスマスの雰囲気が大変に好きである。

街を歩けばクリスマスの装飾の中、恋人とだったり、友人とだったり、家族とだったり、歩いているひとたちばかりであるが、不思議と悪い気持ちはしない。

大切なひとといっしょに過ごせることに越したことはない。イルミネーションの中、瞳を見つめれば、普段、言えそうにないことも打ち明けられる気がしてきそうであるし、外は寒くても暖かい灯りの中、多くのひとはとても幸せそうに見える。

そして私のように孤独にこの一日を過ごすひともクリスマスを構成する一要素である。そこには決してネガティブな気持ちはない。

クリスマスの雰囲気はクリスマスにしかないし、今年のクリスマスの雰囲気は今年のクリスマスにしかない。人生には時宜というものがあり、この日この感情は今しか存在し得ない。であれば、今日は今日しかない気持ちに浸っていたいと思う。

来年はだれかと過ごしているのだろうか。そんなことはまったくわかり得ないが、今日という一日を感謝して過ごしたい。そんなことを思った2020年のクリスマスである。

Merry Christmas!!

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