和室いろいろ
ぼくが和室に住みたいと言うと彼女は反対する。イメージが違うのだ。
ぼくは日本家屋を想像する。彼女は昔の学生のアパート。そりゃ、いやがるかも。
「あなたがイメージしてるのは高級旅館みたいなところでしょう」
彼女が分析する。
「毎日隅から隅まで掃除するのよ。できる?」
ぼくはきれいずきではあるけれど、そこまではむりです。
「身の丈でいいんだよ。住むところって、その人のレベルを反映してるでしょ」
ちょっと傷ついたけれど。はい、がんばります。
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