『アーニャは、きっと来る』
原題『Waiting for Anya』
今日、見て来た。第二次世界大戦下のフランスが舞台。久しぶりにいい映画を見たという感動。主人公の少年の繊細な演技が特に印象に残った。ナチスの描き方が型にはまっておらず、リアリティがあった。戦争が人間同士のものであることを痛感する。
どうして独仏の話なのに登場人物が英語を話しているのかと思ったら、イギリス+ベルギーの映画だった。その分、中立的な見方になっているのかもしれない。
背景になったピレネーの山々が美しい。羊など動物たちの存在も濃い。
2019年 / イギリス、ベルギー / 109分 Movix京都