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知財EXPOで、知財戦略の理解をより深める

こんにちは、知財コーディネート広場です。


知的財産の必要性については、以前から国が掲げてはいたのですが、そこに新型コロナによる様々な変化が重なってか、より多方面から必要性を訴える方が増えたと感じています。


日本を代表するマーケティングのプロも知財の重要性を語っていた

例えば、森岡毅さんのこの動画。

森岡毅さんは、マーケターとしてはトップクラスの実力と経験を持たれている方。リーマン・ショックから業績をV字回復させた大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンをV字回復させ、最近では埼玉の西武園ゆうえんちを再建させたことでも話題となりました。


ほんの少しとはいえ、そんな凄い方が動画の06:35辺りで知財について言及したこと、タイトルの先頭に「知財」をカギとしたことは個人的には大きな意味があると思います。
(上記動画はダイジェスト編のため、有料の本編ではもう少し知財について触れているのかもしれません)


加速する知財の重要性。3月には知財情報の開示、経営戦略との連動について内閣府が指針改定

3月16日の日本経済新聞でも、以下のような記事が掲載されていました。

有料版で記事が途中までしか読めない方もいらっしゃるかと思いますので、ポイントだけお伝えすると、「市場に向けて知財の企業戦略をしっかりと対外的にアピールすることが、日本が世界の投資家から注目されるうえで重要である」ということです。


つまり、自分たちらしさを相手により知ってもらううえで、知財が重要な位置にきているということ。そのための指針改定であり、この流れは今後さらに進んでいくのではないかと思われます。


中小企業には関係ないとはやはり言い切れない。多くの専門家が語られている知財の必要性を理解し、自らの足で体感を。

「理念・ビジョンを軸にした知財戦略策定を」
「自分たちらしさの知的財産を明確にする」
「外部の専門家の力を借りてでも知財戦略の策定を」
「知財教育を通じた意識の向上と文化の醸成」


など、中小企業にとっても知財戦略は重要なことであり、上記のような視点を持って行動することを推奨しています。可能な限りアンテナを貼ってもらって日々の情報収集に努めることが必要です。


今はインターネットとスマートフォンで、知財戦略に関する情報を簡単に入手することが可能な時代。ある程度の情報はインプットすることができるでしょう。しかし、それだけでは足りない、もう少し知りたいと言う方に展示会への参加を推奨いたします。


5月に東京ビッグサイトで知財の展示会が開催。それ以外でも全国主要都市で随時開催予定


例えば、5月に以下の展示会が東京ビッグサイトで開催されます。

これ以外にも名古屋や大阪でも開催が予定。出展者側も名刺情報の獲得などを目的としていますので、色々営業をかけられることもありますが、知財に関する新鮮な情報を効率的に収集する手段としては有効です。


少し先ですが9月には、事業に活かす知的財産の総合展と題した以下のイベントも開催いたします。


その他、様々なイベントが開催される予定です。ご興味のある方は、是非、インターネットで検索のうえ、ご参加いただければと思います。

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