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Vol.4「Gs2ヶ月目を振り返ると小さなドラマが深夜に詰まっていた。」

Gsに入って、プログラミング学習を始めて気づいたらもう2ヶ月が経過。
(前回書いた記事1ヶ月の振り返りはこちら。。。)

プログラミング漬けの毎日を送っているので、なんとか人並みの成長をしているように感じることができ、バックエンド言語を触ることでようやく全体像が掴めてきたような印象だ。。。

1週間の準備期間で行う「php選手権」というクラス内ハッカソンが終わり、ちょうど学習開始から2ヶ月という区切りなので、
この1ヶ月の振り返りと苦悩と想いを超だらだらと吐き出してみる。

振り返ってみると小さなドラマは深夜に詰まっていた。

(先に謝ります。稚拙な文章です。すみません。)

プログラミング学習について振り返り-----

1ヶ月前の自分はいわゆる出来損ないだ。
コードはコピペ。
そのコピペの内容も理解できていない。
クラスメイト(宇宙人たち)との差に絶望。
(こっそりあいつらを宇宙人と呼んでいる。)
プログラミングへの苦手意識の増加。
自走力 Lv.1
何が分からないか、分からない状態。

明らかにクラスメイトと差がついていく。
彼らと技術の話になったら、こいつら何語で話してるんだろうと。
まるで海外留学初日に外人に話しかけられて「YES」しか言わず、ニコニコしてやり過ごすみたいな様子で適当にその場凌ぎをしていた。

そんな調子でphpの学習フェーズに突入して進めていく中で、
今何がわからないかを意識して取り組むとほぼ全部わからないことが発覚したので、週2回の課題提出のためにほぼ毎日深夜まで作業していた。

Discordというアプリをクラスを使用しており、自分の部屋にこもって作業していると次々にクラスの宇宙人たちがログインしてくる。
時に雑談しながら、時にもくもく作業しながら進めていくと、
活動時間が深夜2時、3時、4時、
最近だと毎日朝の5時、6時までコード書いている日が続いた。
これも緊急事態宣言でオンラインクラスになったおかげだ。

差を縮めようと遅くまで奮闘しているのに、彼らも同じ量やりだすから一向に差が縮まらない。しかもあいつらの方が同じ時間でも成長スピードが早いときた。なんてことだ。

とは言いつつ、Discordでの学習習慣がクラスメイトの一部に浸透していく中で、ありがたいこともたくさんあった。

そのうちの1つが「教えてもらえる機会ができた。」ということ。

ある日自分が全く理解できていない時、確か深夜3時を過ぎた頃。
どうしてもわからないと困って、泣きそうになって半分不貞腐れているとある宇宙人その1が、手取り足取り指導してくれた。

「行いたい処理をまずは日本語の文章で書き出してみよう。」と言い、
そこから一緒に条件文へ翻訳するみたいな方法で文字通り1つ1つ丁寧に付き合ってくれた。彼はすでに課題提出してすぐにでも寝れるのに。
神様みたいなやつだった。画面越しで拝んだ。

そんな調子で毎日学習を進め、phpを触って行くとようやくプログラミングというもの、プロダクト作りというものの全体像が少し見てくるようになった。

わかってくると段々自走力がついてくる。自走力Lv3くらいになった。
宇宙人の会話も2割くらいは聞き取れるようになってくる。

php選手権について振り返り-----

そんなこんなで学習を続け、毎日の課題をこなしていくと、
ようやく今週php選手権というものが行われた。

前回のjavascript選手権では相当な駄作。
完成度2%みたいな作品を提出した。
自分に甘え、妥協し、わからないままにした結果、
自分のアイデアに泥を塗るような、
穴があったら入って、そのまま生き埋めにしてほしいくらい恥ずかった。

そんな前回のjavascript選手権で飲んだ苦汁。
もう絶対に飲まないと自分に服従を誓う。

優勝は狙う。優勝できなくても入賞は絶対したい。
今あるアイデアのうち、どれで戦いに臨むか。
どのカードをきるか。

最初に目についたのはドローンの自動運転。
PythonかGoを使用する事になる。
どちらも未学習言語だし学習コストも高い上に期間は1週間。
やればできるかもしれないが何もできない可能性もある。

悩んだ結果、他のアイデアを選択。
これならあいつらと勝負できる。後はどこまで実装できるか。
自分との勝負が始まった。


数日前から深夜までの作業が続いた。
提出日の前日になり、その夜から日をまたぎ、
クラスの深夜メンバー組と各自自分の作品と格闘。
時間も時間で、すごく眠い。
「途中もういいかな、提出して」と何人か言いだすと、
「それで選手権終わった時に自分にお疲れ様って言えるの?」と煽り合う。
当時時刻は朝5時頃だっただろうか。外は明るくなり、鳥が鳴きだしてた。

敬意を込めて言う。みんな頭狂ってる。多分なんかの病気だ。

そしてなんとかDeployを終えた。


そしてついに各自発表が始まった。
php選手権と言うくらいだから当然phpを使ったアプリで競うはずだが、奴らは、聞き慣れない言語やフレームワークを使ってくる。

「php選手権」って言ってるのに…。
自分の仮想通貨作ってくるやつ。
フレームワークを自作してくるやつ。
ファイル数70 overのコード量書いてくるやつ。
unityで提出してくるやつ。
Reactで攻めてくるやつ。

一体これはなんの選手権だろうか。。。。
いつもの事だが作りたいものを作ってくる。これがGsだ。

自分のターンがやってきた。
発表は緊張しまくり、噛みまくり、内容飛ばしまくり。
使った技術もかっ飛ばしたがコメント欄は結構湧いていた。(かな?)

全部で27人の発表が終えて、教師陣が採点の集計をおこなう。
緊張しながらもタバコを吸いに行き、終わるのを待つ。

正直に言う。やりきれなかった箇所はたくさんあった。
アプリの細かい箇所でやはりそれは現れていたし、
修正できなかった部分もあった。

それでも過去一番の完成度で提出し、アイデアも自信があった。

結果は…

点数評価では順位入賞はできなかったが、講師陣の賞を頂けた。

これはアイデア勝ちだけどそれでもやっぱ嬉しかった。


今回を通して、
アイデアに技術が追いついていないこと。
もっと頑張らなくてはいけないこと。
やりきるとすごく気持ちいいこと。

どれも当然のことかもしれないが勉強になった。

そして、特に大きな収穫があった。
ここはすごい奴らの集まりでそんな奴らに勝ち抜くための要件は、

・初見で、あっと言わせる技術とアイデア
・細かい箇所までの完成度
・そのアプリの使い手が想像できるかどうか

技術だけでもダメだし、アイデアだけでもダメだ。
メイン機能だけでもダメで隅々までの完成度が必要。
そしてものづくりにおける一番大切なこと。
使い手のイメージが見えるか。自分だったらこれを使うか。

これが非常に大切なことだと、今回学ぶことができたのが大きな収穫だ。


いろんな学びをしながら今回選手権を終えた。
2ヶ月目にしてようやく小さな一歩を進めることができた。
この一歩は深夜組の支えのおかげです。。。


授業の最後に「php選手権みんなお疲れ様でした〜」とチャットのコメントで溢れかえる中、自分で自分に「お疲れ俺!」と言った。


そしてもうチーム開発が始まった。
選手権終わった日も朝明るくなるまで、gitを触った。
休みなんか無いようなのでまだまだ走り続けます。。。。

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