カラオケでの私の勝負曲

カラオケでの1曲目って大事だと思う。

盛り上がる曲を入れればそのままテンションも上がっていくし、ネタっぽい曲を入れれば和やかに始まる。

高校時代からよくカラオケに行っていた私だが、同じメンツで行くと、大体毎度同じ1曲目をそれぞれ声出しとして歌いやすい曲をまず歌うというのが当たり前の流れになっていた。

その時に私がお世話になったのが、UVERworldの儚くも永久のカナシである。

UVERworldの音程が、アルト音域の私にはとても歌いやすかった。おそらく初めてハマったであろうガンダム作品の主題歌ということもあって、ガラケーの着メロにも登録していた。

愛が愛を〜、から始まるのがいつも難しいのと、イマイチ入るタイミングが分からなくて失敗する。でも1曲目ということで、ここはなんだかんだみんな、なあなあにしてくれる。

しかし、Cメロに入る頃にはすっかり気持ちも入っていて、欲しがってたものは〜、の音程も難なく歌えた。

そんなこんなでよく歌っていたので、私とよくカラオケに行く友人は本家は聞いたことないが、私が歌ってるので知ってるという人がちらほらいた。その友人の1人から聞いた話で、

「この前、○○くんとカラオケに行ってあの曲歌ってたけど、女の人の声のイメージで聞いてたから同じ曲って分からなかった」

ぜひ本家を聞いて欲しい！という気持ちもありながら、自分の歌がそこまで彼女に染み込んでいるのが、何だか面映ゆかった。

またカラオケに行きたいなぁ、と思いつつ、今はタイミングを見極めるのが難しい。

#私の勝負曲